築別炭鉱に向かう途中、廃校になった小学校を見つけました。
「太陽小学校」といっていたそうですが、朽ち果てた校舎に降り注ぐのは6月の北海道離れした、既に夏といってもよい太陽の光。皮肉なものです。
しっかりしたコンクリートの橋を渡って坂を登ると、正面に校舎がありました。
右手上部には立派な校章も。
一昔前の学校の建物のスタンダードといった感じの作りで、昇降口の脇にはなんだか懐かしいような水道(洗い場?)の跡がありました。
割れたガラスの中へ突っ込むという無謀なことはせずに、奥に回ります。
渡り廊下の先にはこれまた立派な体育館が。
学校が廃校になった後も、しばらく野外学習施設として使っていたそうですが、それも既に閉鎖になってしまいました。
円形が特徴的な体育館、中を覗いてみると、その梁が美しいです。
このあたり、坂の多い地形を巧みに利用している感じですが、体育館とは逆側の高台にはグラウンドがあったようです。今は一面の原っぱですが。
最後、振り返りつつ一枚。
前哨戦はこれで終わりとします。