南大東島へは、製糖鉄道の廃線跡訪問のために行きました。
自転車で島内を回れるくらいの小さな島ですが、製糖鉄道の他にも、開発の途中に捨てていかれたいくつかの遺構がありました。
まず最初は、海岸のクレーン小屋。
隆起珊瑚礁の島には砂浜になった海岸はありません。ですので、接岸した船から荷揚げするのも一苦労です。
白い石造りの建物が青い海と空に映えます。
次は旧南大東空港です。
今は払い下げられてラム酒の醸造所になっているので正確には廃墟ではないですが「南大東空港」の文字もそのまま残った建物が印象的です。
3つめは珍しい「闘牛場跡」です。島内の娯楽の1つだったのでしょうか。
今は完全に草にまみれて自然に帰っています。
時間があったので市の中心部から空港まで歩いたのですが、その時に見つけました。
最後は同じく空港までの歩きで見つけた廃屋です。
廃屋独特の雰囲気が心にしみます。