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多忙な人のための星の丘攻略法

はじめに

「星の丘学園物語学園祭」(以下、「星の丘」と表記)はPSのとてもおもしろいシミュレーションゲームです。10月の半ばにいきなり星の丘学園という学校に転入してきた主人公が約3週間後に迫った学園祭の準備の手伝いをすることを通じて新しい学校生活にとけ込んでいく(=女の子と仲良くなる)のが主な目的です。

登場するキャラクターの中で攻略可能なのは20人。そして各キャラについておまけモードにおけるCG「完全制覇」という目標があります。ここではタイトルにもあるように多忙な人が効率的に星の丘を極めるための戦略・戦術を紹介しようと思います。しかし、キャラの魅力的な星の丘、クリアが単なる作業にならないように、愛をこめてプレイしましょう。そして、ゲームを持っていないのにこの文章を読んでいる人は早速、購入資金の手当をしましょう。尚、一部について公式攻略ガイド(攻略本)を引用している箇所があります。引用のためあまり大がかりに本文中に書くことが出来ないため、その部分についての詳細を知りたい場合には本を入手して下さい(「電撃攻略王星の丘学園物語 学園祭公式攻略ガイド」メディアワークス発行、発売元:主婦の友社、950円、ISBN4-07-307974-3)。

尚、この文章は筆者の経験をもとに書かれていますので、一部錯誤や誤りがある場合もあります。また、ある程度の推測が入っていることを了承して下さい。

(注)ゲームをするのが初めてでこの文章を読む場合

「星の丘」のゲームシステムはそんなに複雑でないため、一度は自然体でプレイすることをお勧めします。この文章もゲームのシステムや流れについてある程度分かっていることが前提で書かれています。ゲーム攻略をイベントやEDを見るための単なる「作業」にしないためにも、一通りの女の子たちと会って、思い入れを済ませておいた方がよいと思います。必要以上にゲーム中のイベントなどのいわゆる「ネタバレ」事項にふれる文章ではありませんので安心してください。

基礎知識編

「星の丘」において、ゲームの目的は主に二つあります。一つはお目当ての女の子と仲良くなること、もう一つは学園祭を成功に導くことです。この二つはベストEDを迎えるためには必要不可欠な事柄です。

ここではその二つの目的について簡単に説明します。

1.学園祭の成功

「星の丘」のもう一つの目的は学園祭の成功にあります。ヒロインの攻略が念頭にあると、そちらの方ばかりに気を取られがちですが、後述するED条件のように、学園祭の成功自体も大きな目的です。お目当ての女の子と仲良くなっていても、学園祭が不首尾であればEDに到達できないことが充分にあり得ます。特に、メインヒロインの上位ED、CGの完全制覇を目指す場合には不可欠なものとなります。

まず「学園祭の成功」とは何でしょう?各クラブに限っていえば、そのクラブの予定していた出し物が完全に用意できた状態をいいます。お目当てのメインヒロインが所属するクラブの場合は、グランプリを獲得することがさらに追加されます。

具体的なことについて、ゲーム中ではクラブ関連で次の2つの数値が設定されています。

@ 作業効率

クラブの準備の進行の目安となる数値です。これが高いほど各回あたりの完成度上昇が大きくなります。基本作業効率値(学園祭ホームページのクラブ情報における初期値)に、そのクラブの所持している道具の効果、および主人公の手伝いの効果が加算され、各回の作業効率となります。詳しい内容については「応用編」で解説します。

A 完成度

クラブの出し物がどれだけ完成しているかを示す数値です。最終的(学園祭当日まで)にどれだけの値になっているかが重要になります。説明書によると、

とあります。概ねこの通りなのですが、学園祭当日に全ての出し物がそろうための「真の成功値」はクラブによって若干異なります。それは以下の通りです。

2.キャラ攻略

「星の丘」においてEDが用意されている「攻略可能キャラ」は全部で20人います。これを大別すると3つのグループに分類されます(呼称は本攻略方中の便宜的なもの)。

  1. メインヒロイン(10人)
    なずな、翔子、伊吹、エリカ、かすみ、照美、沙織、静香、真子、瞳の10人。
    要するに説明書のキャラ紹介で大きく載っている子です。通常のEDの他に、更に格上のED(以下、上位EDと表記)が用意されています。そちらではEDの後日譚が語られており、より萌えられるようになっています。当然、これを見ないと完全制覇にはなりません。
  2. サブヒロイン(8人)
    泪、玲子、愛、陽子、嫁菜、美沙子、美耶、新の8人。
    メインヒロインとの大きな差は、上位EDがないことです。基本的な攻略方法はメインと変わりませんが、難易度は概ね低め、CGの数も少な目になっています。
  3. 特殊(2人)
    かりん、直樹の2人。厳密にはサブヒロインに分類されますが、ED条件が特殊なので別分類としました。

ゲーム中において、主人公と女の子(一部男の子も含む、以下同じ)の関係、状態を表すものに次の二つがあります。

  1. 好感度
    読んで字の如く、女の子が主人公に対してどのくらいの好意(恋愛感情)を持っているかの尺度です。関連するイベントを起こしたり、話しかける、クラブを手伝うなどの方法であげることが出来ます。イベントを起こすのが一番よく上昇するようです。
    ゲーム中では直接その水準を確認することは出来ませんが、間接的に次の方法で察することが出来ます。
    • 1段階:SDキャラの頭上に機嫌を表すお天気マークが出るようになる。
    • 2段階:通常会話の中に「クラブで使える物を知らない?」が出てくるようになる。
    • 3段階:登下校時に「一緒に帰らない?」と誘われる。
    • 4段階:通常会話時に顔を赤らめるようになる。
    • 5段階:通常会話時に話し方が照れたような感じになる。
    EDにたどり着くには少なくとも4段階程度までは達している必要があると思われます。
  2. 機嫌

    前述のように、ある程度の好感度があると、移動画面のSDキャラの頭上にお天気マークが出るようになります。これは女の子の主人公へ対する機嫌を表し、

    快晴>晴れ>曇り>黒雲>雷雲

    のレベル分けになっています。このうち、雷雲レベルのまま夜を迎えると、その子から主人公に対する悪評が流れ、他の子たちの好感度や機嫌が激減してしまいます。これが発生するとクリアはかなり困難になります。尚、ある女の子の「落雷」が他のどのキャラに影響するかは、夜の自室で見ることの出来る「学園祭ホームページ」の個人情報で確認することが出来ます。

    機嫌は女の子に話しかけたり、クラブを手伝うと上昇し、しばらく話さなかったり、登下校の誘いを断ると下降します。またこれは推測ですが、機嫌の上昇は連続的、下降は天気のマーク単位で処理されているようです。具体的には、一度晴れ→曇りに移動すると元に戻すには数回話しかけなくてはなりません。曇りの中に数値的な範囲があるとすると、晴れから曇りに移動すると曇りレベルの中間点に移動すると考えられます。

 

さて、ヒロイン攻略のためにはどのような条件が必要になるかというと、まず一番の問題になるのが好感度です。この好感度が低い場合は学園祭当日に「後夜祭の後にどこそこへ来て」といわれませんので、当然EDを見ることは出来ません。また、仮に言われても「クラブを手伝ってくれてありがとう」といった内容のことを言われるだけになってしまいます(このときは更に移動が出来ることからも、EDとは認められない)。

好感度がある程度の水準まで到達していると、指定された場所で女の子から告白され(自分からする形になるものもある)、EDとなります。これがメインヒロインでいうところの通常ED、サブヒロインのEDです。サブヒロインの場合には能力値条件を満たしていることも必要なようです。このEDではスタッフロールの後、最後にFinの文字と共に集合写真の絵が出ます。

更に、前述のようにメインヒロインには上位EDが存在します。この場合はスタッフロールの後に集合写真の代わりにもう一枚の絵が追加され、その絵を背景に主人公とヒロインのその後が紹介されます。これを見ずしてメインヒロインの子を攻略したとは言えないでしょう。条件としては、

  1. 必須イベントを見ていること(一部のサブヒロインのED条件にも)
  2. 能力値条件を満たしていること
  3. 相当高い好感度があること(イベント、登下校時に現れる顔のアップの絵が目安と思われます)

の全てを満たすことです。

具体的な各キャラクターについて条件は以下の通りです。必要能力のAは数値にして200と思われます。B以下はちょっと分からないのですが、通常にゲームを進めていれば問題なく到達する数値だと思いますのでほとんど意識しなくて構わないと思います。

3.主人公の能力値

学園祭の準備において、主人公がクラブを手伝うと、その回に限っては主人公の能力分だけ作業効率がプラスされます。その具体的な効果については「応用編」で詳しく述べることにしますが、これには主人公の4つの能力値が密接に関わってきます。つまり、能力値は前述のヒロインEDの条件を満たすためだけでなく、作業効率にも影響するということです。どの能力がどこに影響するかというのもクラブ固有に決まっており、たとえば美術部を手伝う場合には芸術の能力値が高い方が有利になります。

また、能力値をあげる方法には次のようなものがあり、これをうまく使うことによって3週目くらいまでには180程度の能力値になるようにしておくと、後半の攻略で有利になってくると思われます。また、ヒロインのED条件能力はヒロインが主人公に対する好意度の修正効果にもなります。ヒロインの望む能力が高いと、その分だけ好意度が上昇するようです。ただし、これは機嫌の変動しやすさにも影響されますので注意した方がいいかもしれません。全ての能力の高い主人公は「お天気管理」にも苦労が尽きないということです。

  1. アルバイトをする

    土日のコンビニのバイトでどの仕事をするかによって決められた分野の能力を上げることが出来ます。1日のバイトで3回仕事、1回の仕事で10の能力値が上がりますので、6日×3回×10=180の能力値をあげることが出来ます。あとはこれをどう配分するかということになります。ごく当たり前のことですが、上げる能力値を直接的に選べるのはこの方法だけになりますので、仕事をするにもよく考えてやりましょう。

  2. 授業中の先生の質問

    毎週、月水金の午前中の授業で、主人公は嫁菜先生に指されます。3択のクイズ形式の問題に正解することにより、問題の種類によって決まっている対応する能力値が5上昇します。たとえば「このなかで有名な画家は誰?」という問題の場合は芸術値のアップにつながります。これによって最大で9日×5=45の能力値を上げることが出来ます。

  3. アイテムをもらう

    ある程度女の子と仲良くなると、通常会話のなかでアイテムがもらえることがあります。アイテムは大きく分けてクラブに渡して作業効率を増加させるものと、イベントアイテム、能力値上昇アイテムがあります。このうちの能力値上昇アイテムを入手することによって主人公の能力を上げることが出来ます。ある程度は狙って集めることが出来ますが、基本的に有利な方向に働きますので問題はないでしょう。「赤い薬」のデメリットも体力-10程度ですのでそれほど問題ないといえます。

    尚、イベントアイテムの中にも能力がアップするものがあります。これらは基本的に指定された人に渡さなければならないのですが、渡さずに着服することもできます。ですが、やはり渡した方がよいのでそうしましょう。そのため、これによる能力値アップは一時的なものと考える方がよいでしょう。渡すまでの間に、上がった能力の関連するクラブを優先して手伝う程度の考え方で充分だと思います。

応用編

基礎編では主にゲームシステムとゲームを進める上で重要な要素について概略的に述べてきましたが、こちらではそれを受けて、効率的にゲームを進める、いわゆる同時攻略をするための方法について述べていきます。

説明書の学園祭当日の説明にあるように学園祭の当日や後夜祭において女の子から「後夜祭の後にどこそこに来てほしい」と言われるのは「一人の子からとは限らない」とあるように、一度のプレイで複数の女の子のクリア条件を満たすことが出来ることがあります。後夜祭終了直後の状態をセーブすることが出来るので、これを使えば同時に複数のEDを見ることが出来ます。勿論、このためには学園祭当日までに複数のED条件を満たさなくてはならないことになります。

基礎編でも書きましたように、「星の丘」においてはお目当ての女の子と仲良くなることと学園祭を成功させることはいわば車の両輪であり、どちらについてもしっかり成功させなくてはなりません。そこで応用編では基礎編の内容をふまえてそのための方法について書くことにします。

1.同時攻略とは

説明書の学園祭当日の説明にあるように学園祭の当日や後夜祭において女の子から「後夜祭の後にどこそこに来てほしい」と言われるのは「一人の子からとは限らない」とあるように、一度のプレイで複数の女の子のクリア条件を満たすことが出来ることがあります。後夜祭終了直後の状態をセーブすることが出来るので、これを使えば一度のプレイで複数のEDを見ることが出来ます。これを「同時攻略」と言いますが、ここではその範囲を少し広げ、学園祭準備の終了の前(1日前から約5日前)のデータを残すことによって「最初からプレイし直すことなく」多くのED(メインヒロインの場合には上位ED)を目指すことを目的とします。

メインヒロイン一人の上位EDを目指すのならば、基礎編に書いた内容だけでおおよそ実行でき、そのヒロインと同じクラブに所属するサブヒロインのED程度ならば同時に見ることが出来るでしょう。しかし、ここではタイトルにあるように「多忙な人のための」を鑑み、同時になるべく複数のメインヒロイン(およびサブヒロイン)のED到達を目標にします。

メインヒロインの上位EDの条件には「その子の所属するクラブがグランプリを獲得する」があるため、後夜祭の直後のデータでは(+翔子、+瞳、なずな+真子の場合をのぞき)同時攻略は不可能になります。そこで、「複数のクラブがグランプリを取ることの出来る可能性を持ったセーブデータを学園祭の直前に作っておく」ことが重要になります。それらのクラブは(複数の)お目当ての女の子の所属するクラブであることは当然でありますが、その子たちの上位ED必須イベントも起こしておかなくてはなりません。

メインヒロイン2人同時攻略の場合において11/1夜のデータを、3人(更に狙う場合は4人)の場合において10/27夜のデータを用意できればよいでしょう。

これを念頭に置いた具体的な戦略および手法について述べていくことにします。

2.作業効率の数値解析

「星の丘」において、それぞれのクラブが成功できたかどうかは最終的な完成度によって決まります。一方で毎日の放課後の学園祭準備においては作業効率の数値によってどれだけ完成度が上がっていくかが決まります。道具や主人公の手伝いによって作業効率は変化しますが、具体的にはどのような形になっているのかを見ていくことにします。同時攻略において、「複数のクラブがグランプリを取れるデータを作る」ためには、目標となるそれらのクラブの完成度がほぼ同じでかつ高いレベルで並んでいる必要があります。その状態で主人公の手伝いの効果によって最終的にどのクラブがグランプリになるかを決めることになります。

そのため、道具や主人公の手伝いがどの程度の影響力を持つのかを把握して、計画的に道具を各クラブに配分する必要があるのです。

  1. 作業効率値の実際

    攻略本によると「各クラブの初期の作業効率は何も(主人公の手伝いや道具)追加要素がないときの最終的な完成度と同じ」ということになっています。つまり、何も道具をあげずに一度も手伝いをしないと、最初に出ている完成度まで上がるわけです。この数字はだいたい90%前後に設定されていますので、主人公が何らかの手助けをしないとそのクラブは準備が整わないと言うことを示しています。

    さて、まずこのことから逆算して、作業効率の数字と完成度の上昇の関係をつかむことが出来ます。ゲーム中で学園祭の準備の出来る回数は34回((一週目4日+二週目5日+三週目5日+四週目2日)×2+最終日の追加2回)あり、たとえば作業効率90%のまま34回準備をすると完成度90%になるので、1回あたりの完成度上昇は

    (作業効率)/34(%)

    となります。主人公の手伝いや道具の効果に関しても同じことが言えます。

    この結果を適用すれば、各クラブの完成度が1回の手伝いのあとにどうなるかを計算できます。

    例:美術部(作業効率114%、完成度37%)と音楽部(作業効率108%、完成度40%)があり、今、美術部を手伝うことにします。主人公の手伝いによる作業効率の上昇を20%とすると、

       美術部:(114+20)/34+37=41%

       音楽部:108/34+40=43%

    となります。実際はゲーム上で確認できない端数があるために1程度ずれてくることもあります。

  2. 考察

    1.の結果からいくつかのことが分かってきます。その中で気をつけなくてはならないと言えるのが「主人公の手伝いという要素は思っているより大したことがない」ということです。当たり前のことですが、道具の効果は一度そのクラブにあげてしまえば学園祭前日まで継続して効いてくるのに対して、主人公の手伝いはその回限りだからです。また、後半になって能力値があがってくればまた話は別になってきますが、1週目や2週目では主人公の能力は多くて100程度なので、よくて作業効率を25程度、完成度にして1か2程度押し上げる効果にしかなりません。

    また、道具をあげることによってそのクラブの作業効率値が上がりますが、その数値はあくまでもその時点における作業効率値であって、過去の数字とは全く関係ないということに注意する必要があります。クラブの最終的な完成度は最後の作業効率値によって決まるのでなく、「高い作業効率値の期間がどれくらい続いたか」という経過作業効率値で決まってきます。

    完成度=Σ(各回の作業効率値)/34=Σ(基本作業効率+道具による上昇+主人公の手伝い)/34

    前にも書きましたように、道具の効果は継続して有効になるので、学園祭の2日前に+20%のアイテムを投入するよりも、+5%のアイテムを初日に投入する方がそのクラブにとっては有益になるのです(前者の場合、完成度は約3.5%、後者は5%になります)。しかし、逆に+20%のアイテムは+5%のものと比較して、学園祭までの日数が1/4であっても同じ効果が得られると言うこともできます。

    本命のクラブは主人公が頻繁に手伝うことを前提に、本命でないクラブに道具を早いうちにあげてしまうという戦略は有効ですが(クラブ中にイベントが起きることも多いため)、どの程度あげるのかを考えておかないと、後半、どんなに多く手伝っても追いつかなくなることが考えられます。

 

3.学園祭準備の戦略

これらのことをふまえて、同時攻略のための手伝いスケジュールの戦略を考えてみることにします。目標となる2〜4程度のクラブの成功だけを考え、他は100%未達でもかまわないという割り切りがあれば深く考える必要はないのですが、ここでは折角なので最低でも120%、可能なら大成功レベルまですべてのクラブを到達させる(かつ、目標のクラブのグランプリ獲得が可能)になるような準備スケジュールを考えましょう。特に翔子攻略での上位EDでは全クラブ125%超が条件になりますのでかなり緻密にやらねばなりません。

星の丘においては学園祭までの約3週間を、途中の土日を区切りとして大きく4つにわけることが出来ます。そしてそれぞれに有効な戦略というものが存在すると言えるでしょう。ここではその4つの区切りに従って、学園祭準備の方針というものを書いていこうと思います。


おおむねこんな感じで進められます。この方法で1回のプレイで3人のメインヒロインと上位EDを迎えることが出来ると思います。瞳の攻略を別にするとしますと(瞳はきわめて難易度が高いため、ここで書いた戦略だけではまだ足らないと思います)、3回で全員のEDを見ることが出来ると思います。

この文章で書いてきた攻略法は勿論、一つの案であり、これが絶対唯一の手法ではありません。もっと効率的な攻略法もあるでしょうし、完成度(の総和)をもっと高める方法もあります。プレイヤーそれぞれに女の子たちへの思い入れがあるように、プレイヤーそれぞれにとっての学園祭があります。どのような結末になっても、それは確実に一つの思い出になるはずです。

それではがんばって学園祭の準備にいそしみ、お目当ての子と幸せになってください。

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