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Twilight Struggle

人数:2 時間:3時間程度

東西冷戦をテーマに、アメリカとソ連に分かれて第二次大戦直後から冷戦終結までの約40年間、世界の覇権を競うゲームです。

冷戦マップはわかりやすい世界地図になっており、超大国であるアメリカとソ連の存在が(当然ですが)目立ちます。

アジア、ヨーロッパ、アフリカ、中南米、中東と諸国があり、これらの国に影響を与えることによって親米、親ソそれぞれの国を作っていきます。

基本はターン制で、共通のデッキから引いた手札を交互にプレイしていきます。

カードにはアメリカ用、ソ連用に区別された(中には共通のも)イベントが記載されていますが、そのイベントを起こす(効果が大きい代わりに、一度使ったらゲームから外される)か、ポイントとして使用するかを決めます。このポイントを使って各国に自国側の影響を与えていきます。

ここで特徴的なのは、相手陣営のカードをポイントとして使おうとすると、その相手イベントが強制的に起きてしまうことです。たいてい、それは自国に不利なので避けたいのですが、手札次第ではどうしようもないことも。

またカードの中には特定の地域でどちらの勢力が優勢かを決算するものがあり、自分が影響力を大きくしたところで使いたいところですが、そううまくいくかどうか。あからさまにどこかの地域に肩入れすれば察せられてしまいますし。

その他に宇宙開発を競ったり、核戦争を起こさないようにデフコンレベルに気をつけたりと様々な要素を考えてプレイします。

これらの要素が勝利得点を上下させ、1989年のターンを迎えるか、どちらかに(20ポイント)振り切れるかしたらゲーム終了です。

史実を反映して、前半はソ連優位、徐々にアメリカ有利になっていく展開です。

見た目やテーマの割にはルールはそれほど複雑ではなく、プレイ時間も2〜3時間程度と本格派のゲームにしては軽めなのがいいところです。二人対戦なので(たくさんプレイヤーを集める必要もなく)敷居は低いのではないでしょうか。

日本語版が出ていませんが、ネットにメーカーの許可を得たルール和訳も公開されています。イベントカードには日本語シールを貼るとプレイしやすいです。公開は出来ませんが、高津本陣作のは個別相談でお見せできるかもしれません。

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