人数:2〜6 時間:45分程度
ロイヤル・ターフは、簡単に言ってしまえば競馬ゲームです。プレイヤーは観客(?)として馬にお金を賭けると同時に、馬の動かし手にもなります。ここで面白いのは、特定の騎手を担当するのでなく、レース展開そのものを各プレイヤーが動かしていくということです。
具体的には、このような感じです。
各馬には、4種類のダイス目に対して何マス動けるかという形ではっきりと特徴が示されています。4種類のダイス目(馬・蹄・鞭・鐙)のうち、最も出やすいのが馬なのですが、その他の目に対しては極端に進む数が異なっています。この特徴をうまく利用して、上手に自分の賭けた馬が入賞できるようにレースを展開させていくのです。
1回のゲームは3レースで成り立っており、最後の第三レースは配当金が2倍になるため、最後まで気の抜けないゲームが楽しめるでしょう。
多くのプレイヤーが賭けた馬ほど、その多くのプレイヤーが入賞させようとして動かすので、実際に入賞する可能性は高くなります。一方で、当然、配当金は少なくなる仕組みです。また、ビリの馬に賭けていたプレイヤーはペナルティを課せられますので、トップ争いばかりしているのも得策ではありません。
また、馬券の購入は1単位×2+2単位から成り立っており、誰がどこにいくら賭けたのかが分かる仕組みになっているのですが、オプションルールを使うと、さらにこれに「0単位」のチットを加え、賭けた単位数を伏せた形での購入が出来ます。これを使うと、誰がどの馬を重視しているのかが分からないので、更に面白いレース展開が期待できます。
いかに自分の賭けた馬ばかりを入賞させるかというのがかなり難しいところです。