モンテフリーク湯沢日記(Part14)

モンテディオ、最終戦は快勝し有終の美を飾る!

対ジャトコ戦

ジャトコをホーム県陸に迎えての今季最終戦。我がモンテディオは、昨季以上の大躍進の今季を締めくくるにふさわしく、期待通りの“らしい”攻撃サッカーを展開。真下のハットトリックと健二、シジクレイの得点による大量5点をゲットする一方、守備でも相手を完封し、5−0の快勝となった。

この日は試合の数時間前から雨模様となるあいにくの天気。個人的には、最終戦だから3,000〜4,000人くらいは入るかなと期待していたが、この雨によって客足が遠のいたのか、結局、観客数は2,500人余りに留まった。晴れればあと1,000人は望めたと思われ、雨が非常に恨めしく思えた。(こんな時屋根付きだったらなと思うね)

ゲームは、開始5分に若松の右からの折り返しを真下が頭で合わせ早くも先制! 名前とは関係ないだろうが、地面に叩き付けたヘッドは“教科書通りのゴールライン上”とは行かず、限りなく垂直に近い(?)まさに“真下”に叩き付けるような気合の入ったヘッドであった。(ちょっと中山っぽかった)スタンドからは「ましもぉ〜、ましもぉ〜!!」の大コール。(この独特のコール、どうも相撲の「どすこ〜い、どすこ〜い」を思い浮かべてしまうが、個人的に大好きである!)

そしてわずか2分後の7分、キャプテン健二の右からのセンタリングに、ファーサイドから駆け上がった由紀彦が頭で中央に落とし、これをまたしても“雨男”真下が合わせ2点目。そして再びの真下コール!この時点で私は“今日の勝ち”を確信した。

15分にはハーフェイライン右前方でシジクレイのパスを受けた健二が独走、そのまま持ち込みインステップで豪快に蹴り込んで3点目。得点の度にスタンドは総立ちの大喜び。

15分間に3得点、このまま行けば90分で18点!?というハイペースの得点。場合によっては先日のジャトコ−本田戦を上回る“大記録!”もありうるのではと思われた。

モンテは後半にも2点を奪った。10分、由紀彦の左からのパスに真下がボレーで合わせ自身のハットトリックとなる4点目を決め、その後、由紀彦の左CKからシジクレイのヘッドで5−0とした。

結局、記録的な大量得点とはならなかったが、自分のチームは何点取ってもうれしいものである!スタンドは得点する度に総立ちとなり、今季の締めくくりとなるゲームに酔いしれた。

この日のピッチは、雨の影響で水を含み、両チームとも転ぶ選手が続出。相手が転んだお陰でこちらの攻撃の起点となった場面もあり、(雨は苦手なイメージがあるが)この日はどちらかというと雨も見方につけたという感じだった。

モンテは、時折絵に描いたような奇麗なパス交換からのサイド攻撃や、ダイレクトパスを4本、5本と繋いでの展開等も見せ、攻撃の面でなかなか見応えのあるシーンが多かった。シジクレイの中・長距離の浮玉でのパス展開もあるが、中盤から前線にかけては、各選手とも少ないタッチで丁寧にグラウンダーのパス交換を意識しており、非常に好感が持てた。中でも由紀彦のパスは一級品で、相手DFの間を貫き、見事味方選手にぴたりと合う鋭くパンチのあるスルーパスは芸術的と思えるものも何本かあった。(流石は由紀彦である!)

結果は5−0であるが、ゲームは後半にジャトコが盛り返した感があり、何度かモンテゴールが脅かされる場面もあった。が、危ないところではGK克美の好セーブやDF本街の体を張ったプレーで失点は免れた。

試合後、最終戦ということで、選手を労おうと出入り口で待ち受けたが、各選手とも非常にリラックスし、またフレンドリーにサポーターやファンと接しており、非常に和やかな雰囲気であった。私自身、試合後に選手を待ったのは初めてであったが、この家族的な雰囲気は非常に印象的だった。(飯塚選手のご家族らしき人達や、由紀彦目当てと思われる清水サポーターの人等もいました)

さて、観戦に行った人はお気づきと思いますが、最後の試合を盛り上げようと某企業が大分戦に引き続き1,000枚以上の青いビニール袋を用意し、入り口で配ってくれていました。(あなたの会社は偉い!)私は、この仕掛人とごくごく親しい間柄なのですが、彼曰く、入場時に配る時はかなり好評で〔今日は絶対に盛り上がるぞ〕という感じだったのが、結局は雨が降ったせいで、お尻の下に敷いたり、荷物を入れてシートの下に置いたままにしている人が殆どで、応援に使う人が殆どいないという悲しい状況。試合に勝ったので喜んではいましたが、この件に関してはちょっとがっかりしていたようでした。

Jリーグでは、ジュビロが青と白のビニール袋を使って応援しており、先日テレビ観戦した時には大変な盛り上がりでした。ゆくゆくは山形でもこれを一つの名物にし、代表やジュビロ並みにスタンドが盛り上がればと思います。

“最後のJFL”もシーズンが終わり、今季は天皇杯を残すのみとなったが、天皇杯ではJリーグ勢を1つでも多く倒し、今季、JFLで旋風を起こした“モンテディオの攻撃サッカーここにあり!”というところを、全国のサッカーファンの前に見せて欲しいものである。

PS.「サッカーai」12月号の「JFLai」のコーナーに、佐藤由紀彦選手のインタビュー記事が掲載されておりました。即チェックすべし!

FORZA MONTEDIO!