モンテフリーク湯沢氏が語る
'98JFL大予想


第4節を終えたJFL。現時点での首位はなな何と我がモンテディオ!(うれしくなっちゃうね〜ホント)

少ない運営費で若手を育て、年々順位を上げてきたが、今年は最後まで優勝争いを演じることだろう。(フムフム・・・我が子の成長を見守る父親のような気分)

今年を”サッカー一色の一年”とするため、W杯をはじめ、Jリーグ、JFL、ダイナスティカップ、ナビスコカップ、トヨタカップにJ一部昇格・残留決定戦(し烈な争い!)、天皇杯、高校選手権、そして仙台市実業団二部(?)と、季節毎にサッカーを楽しみたいものであるが、来年Jリーグ二部に参加予定のチームがひしめくJFL各チームの今期を予想した。

東京ガス

これまでのJリーグには東京をホームにするチームがなかったため、都民の多くは本当の意味でJリーグ(あるいはJリーグチーム)にのめり込めなかったようだが、人口1200万人を抱える首都東京に、いよいよプロサッカーチームが誕生する。(昨年の天皇杯準決勝では、東京ガス−鹿島戦に3万人以上が入場したし、サッカー好きはうようよいるはずなんだよね)

さて、東京をホームとするプロサッカーチーム「東京フットボールクラブ(仮)」は、JFLの東京ガスを母体に、今年10月1日に設立される。

資本金4億8千万円で、50%を中核企業8社(東京ガス、東京電力、富士銀行、三菱商事、清水建設、テレビ東京、日本石油、カルチュアコンビニエンスクラブ・・・ツタヤの事らしい)が各3千万円を均等に出資し、残りの50%は約100社の企業(今後参画予定)が出資するという事だが、これまでのJリーグチームを見渡しても、中核企業が2社という例(ジェフと横浜F)はあるが、これだけの大企業が8社もバックアップするというのは本当に凄いことだ。(流石東京だ)

ホームスタジアムは、当面は西が丘等を使用するが、2000年夏には、調布に「武蔵野の森競技場(仮)」が完成予定。収容人員は5万人、多目的のため陸上トラックもあるが、観客席の3/4は屋根がつくそうだ。ちなみに着工は来月!

肝心のチームは、にわかに有力選手を大量補強することはせず(これで失敗した例は多い。ブランメルとか・・・)、東京出身者を多く加入させたり、現在の東京ガスの社員選手を契約選手としたり、とにかく今のチームをベースに強化・育成し、都民が”我らがチーム”と思えるチームづくりを進めるとの事。(鹿嶋のような小さい町ならまだしも、東京で”地元密着型”っていうのは相当に大変なんことだろうね)

さて、今期の東京ガスであるが、もともと好選手が多く、はまった時の攻撃力はJFLでNO.1の破壊力を持つ強豪チームであり、文句無しに優勝候補の筆頭だろう。個人的には、モンテディオから移籍したアンジェロ(高年棒の為、せざるをえなかった)の活躍を願いつつ、モンテ−ガス戦を楽しみにしている。(昨期は1勝1敗)ちなみにFWエドウィン(カメルーン)は、何とヴェルディに移籍している。

モンテディオ山形

2月13日に新入団選手発表が行われた。今期は前述のFWアンジェロの穴を埋め、かつ来年から始まるJリーグ二部参戦とその数年先を見越して、20才前後の非常に若い選手を6名獲得した。(ん〜実にフレッシュ!)個人的にはもっと地元出身者が欲しかったところだが、いいタレントがなかなかいないということか・・・。(最近高校選手権でもぜんぜん振るわないもんね)と言う訳で、新入団選手は以下のとおり。

MF 佐藤由紀彦(21才・清水;1年間のレンタル)
GK 斉藤武志 (18才・山形・山形二中−東京・成立高;地元出身者)
GK 高橋 哲 (18才・秋田・西目高)
FW 原田鉱介 (19才・広島ユース−コスモ四日市−西濃運輸;前所属の2チームではコンスタントに出場)
FW 森下 弘 (18才・清水ユース;昨年のJユースカップ優勝経験者)
FW 吉田 敦 (18才・横浜Mユース;高校は行かずにイタリアにサッカー留学したとか・・・)
DF 内山俊彦 (19才・日本体育研究所;石崎監督が自分の足で探したという”隠し玉”)

石崎監督になってからのここ2・3年は、段階的にチームの若返りをはかっているが、育成型チームとして昨年は非常に躍進し成果があがっており、その点で石崎監督は非常に評価されている。この6名がどんなプレーをするのか分からないが、早く成長し、またチームにフィットし、活躍してくれることを願うばかりだ。

モンテディオは基本的には3−5−2のシステムで、アグレッシブな攻撃サッカーを目指す。中盤をきちんと作り、見ていて非常に面白いサッカーをする。今年は、マルキーニョとキャプテン高橋、俊足庄司、そして新加入の佐藤の織り成す中盤に期待。堅実なプレーを見せるボランチのシジクレイにも注目!2年目のMF森山(=静岡学園−横浜F)やDF山崎(=静岡学園卒)も成長しているようだし、新加入ではMF斉藤、FW森下、DF内山は期待出来そうだ。

今期は是非優勝争いに顔を出して欲しいものだが、機会があったら、皆さんにも是非見て欲しいものだ。(ソニー仙台も加わり、今期は仙台スタジアムでモンテディオが2試合見られるので是非!) 

川崎フロンターレ

野口と長谷部はレンタル期間が終わり退団。(名古屋と横浜Fへ)チームがグレミオ(ブラジル)と交流があり(ちなみにユニホームはまんまグレミオ!)、新監督もブラジル人になる予定。しかし元平塚のMFベッチーニョやFWムタイル等は健在(多分)のため、今期も確実に優勝争いに加わるだろう。ちなみにモンテ−フロンターレ戦はいつも好ゲームになるので、是非チェックしておきたいところだ。

本田技研

J準加盟の資格を取り下げ、99年からはアマチュアリーグに参戦することになったが、実力的には依然として高く、今期は3〜5位ぐらいか。なお、FWバウテルとMF村主は札幌に移籍。

ヴァンフォーレ甲府

昨年はモンテ同様、非常に躍進したチームだが、今期は大量に選手の入れ替えがあるようで、場合によっては昨年のような躍進はないかも。でも上位争い(3〜5位)には顔を出すだろうね。 

サガン鳥栖

引き続き経営が厳しく、今年も純日本人チームで臨むが、元Jリーガーばかりなので実力はある。順位は中の上ぐらいか。(鳥栖スタジアムは2万5千人収容の専用スタジアム。観客席の勾配の高さは国内一で、非常にゲームにのめり込める、熱くなれるスタジアムらしい) 

大宮アルディージャ(旧NTT関東)

学生チャンピオンの駒沢大から新卒選手が入団する他、昨年までの純日本人アマチュア路線から変わって、プロ契約選手や外人助っ人獲得の噂もある。 

ブランメル仙台

昨期は内容、結果とも散々で、とても金を払って見に行きたくなるようなチームではなかったが、今期は怪我で戦列を離れていたMF越後(=元ジェフ、元日本代表)が復帰し、FW阿部(=元ヴェルディ)も入ったので少しは見れるかも。横浜MユースからきたDF御厨(ミクリヤ)も楽しみだが、まだまだ上位を狙えるチームにはなっていない。

大分トリニティ

大分はW杯招致の関係もあり、韓国色を強くしていたが、昨年のゴタゴタもあり全面的にチームカラーが変わる模様。監督は韓国人からブラジル人になり、外人助っ人もブラジルから2人連れてくるらしい。元韓国代表のホンボ・カンはコーチになるとか。上位陣にとっては去年よりも嫌な存在になるだろう。 

大塚ヴォルティス徳島

プロ指向がなく、陣容的にも寂しい限り。外人助っ人もいない。 

ジャトコ

今期どんなチームなのか全く分からないが、静岡のチームだし、2年目ということもあるので、順位的には中位ぐらいか。

デンソー

去年は結構勝ち星を挙げていたようだが、3年目となる今年も、プロ指向がないだけに中下位ぐらいだろう。今期モンテから移籍したGK渡辺には頑張って欲しいところだ。

水戸ホーリーホック

J二部入りが許可されず寂しいが、2年目の今期は少しはやるかも。でも高校選手権のエースだった森崎は退団したみたい。今期はどうなることやら。

アルビレックス新潟

昇格組のニューフェースだが、アフリカンパワーで結構嫌な存在になるだろう。新潟のM君もJFLが見られるようになって喜んでいるみたい。

ソニー仙台

元Jリーガーも何人かいるようだが、活躍はできないだろう。終始下位に低迷か。(地域リーグと違って、週2試合はやっぱ厳しいよね)

国士館大学

関東大学リーグ用のチームとJFL用のチームの2チーム編成となるが、高校時代に活躍した選手も多いだろうし、部員が180人前後もいて選手層も厚いため、意外と足元を掬われたりして・・・。年齢的には若い訳だからね。

今季の順位予想(独断と偏見による)

1.東京ガス
2.モンテディオ山形(期待も込めて・・・)
3.川崎フロンターレ
4.ヴァンフォーレ甲府
5.本田技研
6.ブランメル仙台
7.サガン鳥栖
8.大分トリニティ
9.NTT関東
10.アルビレックス新潟
11.デンソー
12.ジャトコ
13.水戸ホーリーホック
14.大塚ヴォルティス徳島
15.ソニー仙台
16.国士館大学