J1参入決定戦 対戦カードと試合結果

J1残留は福岡。コンサドーレ、Jリーグ参入1年で悲しい降格

11/19(木) 1回戦

アビスパ福岡(J18位)

3 V 2

川崎フロンターレ(JFL1位)

博多の森

11/22(日) 2回戦第1戦

アビスパ福岡(J18位)

0 − 2

ジェフ市原(15位)

博多の森

ヴィッセル神戸(17位)

2 − 1

コンサドーレ札幌(16位)

神戸

11/26(木) 2回戦第1戦

ジェフ市原(15位)

2 − 1

アビスパ福岡(J18位)

市原

コンサドーレ札幌(16位)

0 − 2

ヴィッセル神戸(17位)

室蘭入江

12/2(水) 参入決定戦第1戦

アビスパ福岡(J18位)

1 − 0

コンサドーレ札幌(16位)

博多の森

12/5(土) 参入決定戦第2戦

コンサドーレ札幌(16位)

0 − 3

アビスパ福岡(J18位)

室蘭入江

参入決定戦への展望

来年度からのJリーグ2部制に向け、昨年度と今年度の成績により、今期終了後1部参入決定戦が行われる。

<参入決定戦出場チーム>ジェフ市原・ コンサドーレ札幌・ヴィッセル神戸・アビスパ福岡

特に目に付くのが、ここ3年間でJ昇格した下位4チームの不振。あのJ昇格に向けての盛り上がりも、今や風前の灯か。各チームとも2ndステージも特にこれという補強がないだけに、苦戦は免れないだろう。

個人的には、Jリーグの発展のためにも福岡、札幌の南北2チームには残留してもらいたいものだが。

ちなみに、JFLの方は、準会員申請していないモンテディオ山形が好調で単独首位、地元ブランメル仙台は前半戦ではやくも脱落し、後半戦は川崎フロンターレが1部参入決定戦出場条件の2位以内に入れるかに注目。

ただ、この川崎フロンターレが1部参入決定戦戦に出場しても、苦戦は筆致。確かに昨年の天皇杯では東京ガスがJリーグのチームを次々撃破したが、参入戦決定的なJリーグ4チームがいくら弱いと言っても、JFLのチームとは実力的にかなりの差がある。

試合方式も、JFLからの昇格にはまずJ18位チームを破ったあとに、J15位チームとホーム&アウェイという、一発勝負ではない実力が問われる戦いをしなければばらず、さらに、1勝1敗で勝ち点、得失点も同じ場合は、上位チームがJ昇格ということで、これまでとは異なり、かなりの実力差がなければJ昇格は難しそうだ。

救いはJFLが11月1日で終了、対するJリーグは11月14日終了で、JFL勢の方が参入決定戦へ向けての準備期間がいくらか長いことか。

いずれにせよ、天皇杯を目前に控えた11月末は、J1部残留・昇格を賭けた熾烈な戦いが繰り広げられそうである。でも、J2部陥落が決定したチームは、直後の天皇杯予選でも志気があがらないだろうなぁ。