5月20日(木)


カップ・ウィナーズ・カップが始まったのが1961年、私が生まれた年である。その歴史ある大会が今朝おこなわれ、初の欧州タイトルを獲得したLazioが、第39代チャンピオン、そして最後チャンピオンとして名前を刻んた。

これでいよいよ欧州のサッカーシーズンも今週末のSerieA最終節での優勝争い、そして来週のチャンピオンズ・リーグ決勝を残すのみ。話題は6月から8月にかけてのストーブ・リーグ・・・いや、夏だから、エアコン・リーグとでも言うべきか。いずれにせよ、日本のプロ野球の移籍金なんかお笑いの、何十億というお金が1人の選手を巡って行き交うことになる。

もちろん、SerieAで1年目を終えた中田の去就にも注目。移籍先の名前が毎日のようにあがっているが、世界のどこに行ってもいいかげんなスポーツ新聞や芸能誌みたいなのは多いから、話半分どころか話100分の1といったところか。それを真に受けて(あるいは知ってるくせに話題性だけで)「ニュース」として扱っている日本のマスコミにも呆れるが。

さて、6月と言えばボーナスである。もちろん、うちあたりの会社では、全社員のボーナスを合わせても欧州のトッププレーヤーの移籍金1人分にもはるかに満たない額ではあるが、今やこの不況の中で、ボーナスは貰えるだけでも有難いと思わなければ。

ところで、ボーナスといえば、ボーナス商戦にあわせて、今週はパソコンの新製品の発表ラッシュ。だけどさ、予想通り・・・ちょっと悲しいけど・・・予想通りの新製品でちょっとガッカリ。VAIOやiMacの成功に刺激された各社がいろんなアイディアを持ったパソコンを出してくると思いきや・・・

まずはN社のVA●UES●ARシリーズ、そしてF社のD●SKP●WERシリーズ・・・おいおい、ちょっと待て、このワンタッチボタンはどっかで見たことがあるぞ。おおそうだ、こりゃあれだ。しかし、あれより後から発売されてんのに、デザインがダサすぎるのは情けないぞ。特にN社。

家電メーカー出身の会社とパソコン専門の会社の違いは、半年ぐらいでは如何ともしがたかったようである。しかも、業務用パソコンならまだしも、パーソナルユースのパソコンに、努力してこの程度のデザイン力ではねぇ。

20年間も「人と同じようにしなさい」って教育を受けてきた人間に、明日から「オリジナリティ溢れるものを作りなさい」って急にいってもできないのは、当然といえば当然だが。

それがさらに如実に表れているのがノート。これまたこれとかノートブックでは実績のあるT社の独壇場。つまり、パーソナルユースのパソコンがノートブック主体になってしまったここ1年ぐらいをみると、ノートに「カッコイイ」製品がないメーカーはダメだね、こりゃ。

まあ、N社もF社も家電部門・・・特にAV部門を直接持っているわけではないから、このまま行くとP社を含めた家電メーカーにパーソナル市場は席巻されてしまうかも。いや、もしかするともう席捲されてるか?

いっそのこと、一時期のいす●自動車のように、イタリアあたりのデザイナーにデザインさせたほうが面白いのでは?ジウジアーロとか。まあ、それでも売れないものは売れないって事はピアッ●ァで証明済みだけど。

ちなみに各社のWebサイトも比較してみると、カッコよかったのはこれもS社とT社。特にS社は

「当社のパソコンではこういうことができます」

ってしっかり提案しているところが偉い。さすがAVメーカーである。

P社は白物家電と並列にパソコンがあって、いまいちイメージダウンか。で、ここでもN社とF社は旧態依然の「カタログ」表示。パソコンを「家電」あるいは「パーソナルユース」ときちんと捕らえれば、こうしたところからのイメージが大事なんだって事に気づくはずなんだが。

中山●穂や高●健のイメージで売れば、初心者に「ああ、パソコンて初心者でも簡単にいろんな事ができるんだ」と洗脳して買わせることはできるかもしれないが、実際のパソコンはハードよりもソフトに依存するところの方が大きいのだから、間違ってもそのパソコンだけが特に初心者が使いやすい訳ではない。

売っちまえば後は知らないよ〜なんてことをやってきたから、たまたまその人のそばにいただけのちょっとだけパソコンに詳しい人間が「終了させようと思って電源をバッサリ切ったんだけど」とか、「Windows直下のファイル?邪魔だから動かしちゃったよ」とかいう、初心者独特の創造性豊かなトラブルの後始末に降り回されたり、「今からメールしますから」とか「じゃあ、その資料をメールで送ったら、はんこ押して持ってきてくれ」なんて訳わからん状態にくらくらとめまいを覚えてみたり、当時最新だったノートパソコンが机の隅で埃をかぶったままになっているのを発掘したりすることになるのである。


今日の教訓:パソコンの普及で人は創造性を簡単に発揮できるようになったが、パソコンメーカー自体の創造性はそうでもないらしい。


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