2月18日(木)


さて、昨日に続きシステム監査の立会い。本日は現場視察ってことで、昨日までとは打って変わって立ちっぱなしの1日。日頃デスクワーク主体の生活をしているせいか、1日立っていると腰に来る。運動不足か、年齢か?

おかげで日頃一般には見ることのない、うちのシステムのホスト処理を担当している会社のオペレータ室やコンピュータ・ルームなども見せていただいたので、まあ面白い経験でもあった。

最新鋭のコンピュータやモニタなどが整然と並ぶオペレーション室の一角に神棚があるのには笑えたが。コンピュータも最後は神頼み・・・う〜む、いかにも日本らしくてマル。

さて、午前中の部が完了して、昼の会食など。場所は会社にほど近いメルパルクである。メルパルクといえば、もちろん郵便貯金事業による設備である。実は半年ほど前、ここでやった結婚式に招待されたが、へたなホテルより食べ物が美味しかった記憶がある。

で、今日はそちらの最上階のレストランでのお食事であったが、予想どおりスープやメインは美味しかったが、デザートがめちゃめちゃ甘いオレンジソース+イチゴ生クリームのムースだったのには閉口。ありゃ、女性向きだよなぁ。まあ、それでも食事全体としてはまずまずだから、個人レベルでは満足。しかし・・・である。

仙台のメルパルクは「新寺小路」というお寺の集合地帯の真ん中にある。あるのはお寺とお墓で、このあたりにオフィスビルはあまりない。つまり結婚式がある土日祝日や幽霊の活躍する夜以外・・・平日の昼間はほとんど人の気配がないところなのである。

で、当然昼時なのにこのレストランはガラガラであった。これが普通のレストランなら「静かでいいレストラン」ってことで別に構わないんだが、ここはメルパルク。つまり、郵便貯金からその建設・運営資金が出てるはずだから、赤字=郵貯からの補填て事じゃないの。郵政省さん、そりゃあマズイでしょう。あれで採算がとれているのならいいけど、実際どうなってるんだろうねぇ。

おりしも、今日のニュースでは平成13年のみやぎ国体で、施設整備費や大会運営費などの総額は3,285億円に対し、経済波及効果は5,417億円となり、差引き2,000億円以上の経済効果があるなんて試算を発表している。

ところがこの試算根拠、施設整備費は計上しているが、大会終了後の設備維持費にはまったく触れていない。実際、大規模施設の維持費は、光熱水費だけとっても地方自治体にとって相当な負担である。ところがそれには触れない。

なぜ触れないかといえば、この試算は国体が終わるまでの「効果があることを前提とした経済波及効果」の公表だからだろ。つまり国体終了後のことなんか知ったこっちゃないわけ。そんな数字の発表に何の意味があるのかわからんが、それをそのまま公表しているマスコミも無責任だと思う。あなたたちはどうせ国体終了後、手のひら返したように「どうする、国体のツケ」なんて批判記事を書くくせに。

さらに、国体による誘致雇用者数3万人などといっているが、これまでの国体開催県の実績を見ると、誘致雇用者のほとんどが国体終了後には「失業者」となってるんじゃないか。国体終了後の継続的波及効果についての方が、地元にとっては大事な問題だと思うのだが。

こういう手前味噌体質で行うお役所の設備投資・資金回収計画はほんとに腹が立つ。つい先日の「夢博覧会」の話しをあなた達はもう忘れたのか?

一方でお役所というところは、逃げ道作りに賭けては天才的である。宮城大会が終了し、マスコミが「赤字」を追及する頃には、県の担当者は異動して責任の追及が出来なくなっており、さらに帳簿類は焼却処分になっているのであろう。どっかの組織委員会と同じようにね。

ほんとの波及効果は・・・やっぱり神頼みなんだろうか。


今日の教訓:甘過ぎるのはオレンジソースだけで沢山である。


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