1月29日(金)
今週は各社の春のニューモデルパソコンのニュースが続々入って来た。率直な感想を言わせてもらえば、「NさんもFさんも、揃って何やってんだかねぇ」である。2社とも揃って出してきたのは、「VAIOもどき」じゃない。
たとえばNさんのデスクトップの最上位機種となるVC45D/6は本体の質感からキーボードの端が丸まってるとこまでそのまんまVAIOコンポ。色は前モデルでとりあえず出してみたら「予想外」に人気になって慌てたグレーが主流。どうせならVAIOってロゴまで入れれば良かったんじゃないか?
一方、Fさんの方は昨夏の惨敗が堪えたらしく、「もっこり」したNUシリーズから撤退し薄型ニューモデルのNRシリーズを投入、初のB5ノートモデル(こんなに大きいB5ノートは見たことがないが)も発売するが、こちらのデザインも特色は今一歩。もっともパソコンにデザインなんか関係ないと思っていたとしか考えられないFさんの製品にしてみれば、ずいぶん進歩したほうなんだろう。まあ、OASYSモデルがあるところはFさんらしい「特色」といえなくもないが。(爆
関係ないが、Fさんのシリーズ名は西暦1999年の下一桁「9」のローマ数字「\」を使ってるが、来年はどうするんだろう。これも2000年問題と呼ぶのか?
さて、元々VAIOはSONYが当時国内市場を牛耳っていたNさんやFさんとは違う路線の「AV統合」を打ち出してヒットした商品である。だから、VAIO買うとSONYのデジタルビデオが欲しくなり、SONYのデジカメが欲しくなり、SONYのMDが欲しくなり・・・と広がっていく。けど、NさんやFさんが同じ土俵に登っても、パソコン止まりでそこから広がらない。そこはNさんやFさんのホームグラウンドではないからだ。ま、関連会社にN−HEとかF通テンとかあるにはあるが。
VAIOやiMacがなぜ売れたのか。それは他社製品と明確な差別化ができたからだと思う。最近の個人向けパソコン市場は、NさんやFさんよりもむしろSONYやPanasonicやSHARPなどの家電メーカーの方が流れを作っているように感じる。考えて見れば、ユーザーが何を欲しがっているのかという市場分析の点では、これらの家電メーカーの方がNさんやFさんよりはるかに上手であろう。そういう点では「売れる」商品を開発をできるのは当然と言えば当然か。
今春のNさんやFさんの新製品がたとえ売れたとしても、それはせっかく家電メーカーが開拓した新分野を奪い合うだけで、全体のパイが広がったことにはならない。そういう製品を作っているから差別化が図れないんだっていうことに気付いて欲しい。それどころか、N社やF社は家電メーカーと同じ土俵で戦っているようでは、個人向けのパソコン市場での将来は暗い。
ベージュ色の集団の中に「紫」や「アイスグリーン」があったから目立ったが、全部が「紫」になったら、もう目立たないと思うんだけどね。
今日の教訓:もっと違った形のパソコンがあってもいい。
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