11月26日(木)


なぜ、直さずに買ってしまうのか、それは、買うほうが安いからである。

先日の大掃除のあと、妻が「壊れた傘は燃えるごみかなぁ」などと悩んでいた。傘、新品でも2〜3千円で買えるから、手間を考えるといまや傘に限らず、時計もよっぽど高級でない限り修理せずに買い換えるし、靴も修理するよりは買い換える・・・そりゃ、買うよりも直す方が高く付いてしまうからだ。

なぜ、直す方が高いのか・・・これらの製品を製造するときは、今やほとんどオートメーションで人件費が極限まで押さえられている。そして、直接人間が携わらなければならない部分については、企業がコスト削減の観点から、海外の人件費の安い国での生産を進めてきた。

ところが、修理となれば、当然日本国内で、日本の高い人件費を使ってやらざるを得ない。その結果、修理に要する部品代と同額か、それ以上の人件費がかかってしまう。

その結果、消費者も、「修理するくらいなら、買ってしまえ」とばかりに、新しいものを買い、古いものを捨てる・・・結果、修理すれば十分使えるものがごみになる。粗大ゴミの回収日になると、毎回、山のようにテレビや応接セット、冷蔵庫なんかが廃棄されているが、直せば使えるのにもったいないよなぁ。

いまや古いパソコンも大きな問題になっているらしい。そういう意味では、最近の東芝の姿勢は評価できる。本体の箱はそのまま生かし、内部をバージョンアップするってもの。VAIOも古くなっても色が黄ばんで古臭くならないよに今の色にしたとか。

そういう企業努力って必要だと思う。もし修理を頼むと人件費がかさんで高くつくならば、一般のユーザーでも簡単に修理できるように、部品や消耗品を設計するなどの企業努力が欲しい。外見だけがカッコイイ新製品や、たいした変更もないのに「新製品」を唄うような商法は、だんだん時代遅れになってくると思うのだが。

もちろん、修理が簡単になって買い換えをしなくても済むようになれば、それだけメーカーは売上が落ちてしまうので、痛し痒しだろうが、これからの企業ってのには、そういう姿勢が求められるんだと思う。


今日の教訓:なぜかこんなにゴミが出る。いらないものを買いすぎるのか?


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