10月13日(火)
暇である。入社以来「暇人」と呼ばれている私ではあるが、今回は決算だというのに、ほんとに「暇」である。これがシステム化の成果といえばそれまでだが、自分が作っときながらではあるが、こんなに暇になるとは思わなかった。経理担当数人からは、「期待していた残業代、なくなってどうしよう」と言われるし。
こうも暇になると、これまで10数年も経理で携わっていた職人技とも言える「決算処理」なるものの苦労が何だったのかと思っちゃうね。つまり、今まではコンピュータに出来ることを知らなかったから、余分な苦労をしていたわけだ。やれ集計が合わないとか、転記に時間がかかるとか。
こうしてみると、知らないという事は怖いことだと思う。例えばうちの会社でも、新聞切り抜き回覧なるもの、まだやってる。いまだに担当者が朝、新聞数誌を切り抜き、紙に貼り、室部分コピーを撮り、回覧箱に入れる・・・をやってる。で、回覧されてくるころには1週間も経ってて、ぜんぜん意味が無かったりする。この作業を事業所単位でやってるわけだから、かかる費用は相当なもんだろう。
これをやらせてる上司はきっと「ポイントキャスト」とか「Yahoo! ニュース」とか「メーリングリスト」とかを知らないんだと思う。こっちのほうが情報がタイムリーだし、本人が見たいときに見られるし、何より無駄な人件費を削減できるんだけど。導入費用・運用経費を考えても、購読料は無料なんだから、人件費に比べれば小さいもんだと思うが。
もっとも、何でも進歩すれば良いと言うものではない。伝統的な良さってのも理解できる。確かにWeb上の文字、「眺める」には向いているが、「読む」には辛いものがあるような気もするし。でも、伝統的な良さを守るから知らなくても良いと言うことではないと思う。「知っているけど、採り入れない」と「知らない」では話がまったく違う。
よく、パソコンとか会社に導入すると、「いやぁ、私はいいから、若い人たちだけ覚えてくれ」っていう上司がいる。一見わかるような気もするが、実はこれ、大きな間違いだと思う。なぜか。コンピュータであろうが、省力化等の効果を最終的に判断し、導入するのはこの「上司」である。その「上司」が知らないのでは、省力化など推進されるわけがない。
つまり、彼らの「いやぁ、私はいいから」は、「自分はいまさらコンピュータなんて勉強する気、さらさら無いね」という、逃げ口上にしか聞こえないのだ。勉強する気がない上司がいる職場は進歩しないと思うのだが、こういう上司、ざらにいるから困ったもんだ。
こういうと、こんどは「誰も教えてくれない」とか言う。皆んな自分で触って、わからないところは自分で本買ったり、自分から人に聴いたりして覚えたんだよ。「全部わかんないから、1から教えて」なんていうのは、「勉強する」ことにはならないと思うんだけど。
まあ、「勉強」なんていうと聞こえはいいが、実際はいろいろ触って、いろんな事やってみてという、遊びの中から覚えていく部分が多いんだけどね。この「遊ぶ」余裕がなければ、新しいことを覚えることはなかなかできないと思うのだ。
そういう意味では、この「暇」、私にとってはありがたい。いや、私だけではなく、会社全体に「暇」な部分が出てくれば、新しい考え方ももっと生まれてくるんじゃないかと思う。しかし、新しいものが生まれる前に、こんなことやってる「暇」な私が、リストラ対象としていの一番に指名されては困るが。
今日の教訓:暇人が新しい考え方を生む。
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