9月10日(木)
久々に昨日の日記はお休みになってしまった。理由は父が喉の検査のための手術で、病院で付き添いをしていたから。自宅にパソコンを持たない私にとっては、こういう日は自動的にお休みになってしまう。
さて、父が入院している「宮城県ガンセンター」、普通の病院とはイメージが違う。入院してる人は皆んなガンなのは当然だが、病院にしてはやけにきれいで広々しているのである。食事もそこそこ美味しいらしく、昔のイメージの「病院」とはかなり違うようだ。
ただ、問題はある。交通の便が非常に悪い。うちから車で行っても片道40分かかるが、母などは免許持ってないから、平日はバスで仙台駅まで40分、JRで名取駅まで行き、そこからバスかタクシー。連絡が悪いと、片道1時間半以上かかるらしい。名取駅からのバスも市営バスは赤字路線って事で廃止になり、今は1時間に1本ぐらいしかないし、ガンセンター発のバスも夜は19時台1本、21時台1本しかない。
つまり、ちょっと遅くなるとタクシーでしか駅まで行けない。もしガンで入院すれば、付き添いの人の精神的・肉体的負担はもちろんたいへんだが、金銭的負担も相当なものだ。
うちの場合でも、父は医療費は食費を除きほとんど無料だからいいが、付き添いの交通費は自己負担。これが若い世代で入院した場合、本人でも医療費2割負担、家族だと3割。もし休業すれば、休業保障がある会社はいいが、無い場合には借金覚悟だし、子供がいれば付き添いの間預けたりしなければならないし。
現に父と同室の人は、とても通えないところの人なので、奥さんが近所にアパート借りて泊り込んでるとか。・・・ほんと、大変だと思う。「完全看護だから、見舞いに来るのは家族の勝手」っていう医療制度には疑問を感じる。家族が入院してたら、心配して毎日でも通いたいのが人情だろうし、それを「完全看護」っていう問題とすりかえるのはおかしいんじゃないかな。
行政が行うサービスってのは、こういうところに気配りをしているかどうかで決まると思うんだが。今の福祉ってのは、対象となる本人が障害を持っていたりする場合に限られており、その家族の負担までは考慮されていないと思う。
おりしも、仙台市地下鉄が最終電車を今までより遅くするとの発表があったが、正直言って公共交通としては当たり前。前にも「予想したよりも乗客の伸びが悪く、借金を返すのが遅れる」と言ってたが、北は仙台市のベットタウンには寸足らず、南は田んぼの真ん中が終点じゃ、無理も無い。地下鉄作りたいがために自分勝手に「収支予想」した人は誰だったのか?
率直に考えて、なんで同じ仙台市の施設である仙台スタジアムや仙台市体育館に駅を直結してないんだろう。両方とも駅から歩いて10分ほどかかってしまうし。都市計画がお役所の縦割りでしか考えられていないからこういうことになる。こういうちょっとした気配りのなさが、乗客の伸びを鈍らせているんじゃないか。
まあ、ガンセンターがあるのは名取市だから、仙台市としては知ったこっちゃないと言われればそれまでだが、入院患者に仙台市民が相当数いるのは事実なんだけどね。赤字だからって理由だけで廃止するのは、公共交通としては・・・しかも「市営」だけに納得がいかないけど。
こんな行政や福祉じゃ、おちおち病気にもなれない。なんとか医療費が無料になるまでは健康でいなければ。まあ、そういう逆説的な意味で、市民を病気から守っている「素晴らしい福祉都市」なのかも知れないが。
今日の教訓:仙台市営地下鉄は県庁・市役所の職員には便利なようである。
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