8月20日(木)


さて、昨日の腹痛は食中毒だったらしい。午後、妻から電話があり、「午後から「ピー」が凄くて、耐えられずに病院にいったら、「食中毒の疑いがある」と検査され、「今日は帰っていいけど、明日も腹痛がひどいなら一週間ぐらい入院が必要です。」と言われてきたとの事。どうやら一昨日食べたあさりの味噌汁が原因のようである。

幸い、今日になって、2人とも昨日ほどの腹痛はなくなり、ホッとした。何より、子供がならなくて良かったと安心した次第である。梅雨も明けないジメジメした東北地方だけに、くれぐれも食べものには注意したいもんである。

さて、今日のお題は「感動」。この感動ってもんは、無理矢理作られても迷惑なだけである。

今日の感動は何と言っても横浜 VS PL戦。もう、会社だと言うのに、TVつけっぱなしで皆んな見入っていた。延長の末、横浜が勝ったが、あそこまで闘えば負けたチームも納得がいくというもんである。

今年は(も)東北勢は全部緒戦敗退、普通は地元が負けると高校野球は見ないんだけど、優勝候補同士と呼ばれた量チームの対戦は、前評判どおりの好ゲームだった。

高校野球とか高校サッカーってのは、確かにプロ目指す選手が売り出す大会って見方もあるが、選手全員がプロになる訳じゃないから、、損得勘定抜きの戦いってことで、見るものに感動を与えるんだと思う。(ただし、まわりに群がる大人の損得勘定は別にして。)

さて、感動と言えば忘れられないのが、今週末の恒例イベント、今年で21回目の「24時間テレビ」であるが、こっちはちょっと趣が異なる。正直言って、私はこの番組見ても(ほとんど見てないけど)は全然感動しないのだ。なぜ、感動しないのか。そりゃ、「どうだ!これで感動しただろう!」っていう押し付けを感じてしまうからである。

例えば、24時間チャリティーマラソン。「こんなにたいへんなこと、やり遂げました!どうぞ感動してください!」って見えてしまうんです。「だったら、別に走らなくたっていいじゃん」ってね。

この番組の目的は、何なんでしょう。感動させること?それとも福祉について考えること?

だって、基本的に寝たきり老人や体の不自由な人をサポートするってのは、人間が生活するうえで当たり前の行為だと思うし、少なくても、自分の年老いた親に対してサポートするのは、子供としては当然の行為だと思う。そして、身寄りがなかったりして個人レベルでできない支援は、本来、国の福祉政策で行われなければならない事業だと思うわけ。

国もいいかげんな仕事してる銀行や農家(くれぐれもいいかげんな仕事してる農家ね)に税金つぎ込むぐらいだったら、こういうほんとうに困っている人たちが、普通に生活できる支援にお金つかうべきだと思うけど。まあ、そういう意味で、国がやってないことを批判する番組という趣旨なら面白いかもしれないが。

それに、日本人の引っ込み思案がでるのか、こういうイベントとでもないと、福祉に関わることができない。あるいは、「寄付したから、俺は福祉に貢献した」なんて考えは、その人の自己満足で終わってしまう訳で、根本的におかしいと思う。

一時問題になったけど、昔、外回りをしてた頃、赤い羽根募金の季節は憂鬱だった。会社でまとめて募金集めてるんで、そっちにはよく寄付してたんだけど、それは赤い羽根貰えない。そこで外回りすると、赤い羽根つけてない私に向かって、募金集めのおばちゃん達が「募金しろ」と無理矢理寄ってくる。まるで赤い羽根つけてない奴は悪人だと言わんばかり。こりゃおかしいでしょ?

今回やる「ありがとうのメッセージ」も同じ。ほんとうにその人に感謝してるんなら、その気持ちは本人に直接伝えるべきで、それをテレビを通じて伝えるってのは、安易すぎるような気がする。

とはいっても、チャリティ募金自体を批判する訳ではない。結果として毎回数億円の募金を集めてる訳だし。それで助かってる人がいるのも事実だと思うし。でもね、それを番組にして感動を煽ることについては疑問なわけ。事実と作られたものがごっちゃになってしまって、何のための番組だかわからなくなってるところが嫌なだけ。

感動なんてのは、体の不自由な人だけにあるもんじゃなく、生きている人すべてにそれぞれあるもんだと思う。その生活のごく一部「その時だけ」「大袈裟に」テレビで取り上げ、さらにその人にカメラを向け、「皆さんからこんなに寄付をいただきました。どうですか?嬉しいでしょう。さあ、嬉しいと言ってください!」みたいな番組からは、少なくとも私は感動を得られないってこと。

生きてるって事は継続してるって事だと思う。年に1回のイベントでだけ祭り上げられるよりも、毎日の話し相手でもいる方がどんなに幸せなことか。まあ、食中毒は1回限りでいいけどね。


今日の教訓:ちなみに、1円玉、5円玉貯金の中身は全部寄付したけど、番組は見ない。


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