7月29日(水)
次の大蔵大臣は宮沢元首相が今日にも決定だそうである。本人は「私の出る幕ではない」とのコメントを残しているのにもかかわらず・・・である。
相変わらず「いや〜、私は」なんて言っておきながら、「皆さんがどうしてもと言うのなら・・・」なんてお決まりの文句で就任する。まるで「やりたくないのに、皆がやれというから仕方ない」と言わんばかり。「失敗しても私を推した人が悪いんだよ」と、最初から責任逃れをしているようにも思える。
日本ではどうして、「私の経済政策で日本を立て直したい」と自ら名乗り出る人がいないのだろう。選挙の時にはあれほど「私が当選したら・・・」などと公約をしているくせに、いざ議員になってしまえば、できるだけ自分一人が責任を負うような行為はしないと言う事か。あるいは、実は経済政策なんて難しい問題を解決できるほどの知識も度量もないということか。
だいたい、今回の自民党総裁選挙に立候補したのは現内閣の閣僚である小渕外相、小泉厚相。いわば、この不景気を立て直せず、国民に批判を買った当事者である。その当事者が、平然と「私が総裁になります」なんて、厚顔無恥としか言いようが無い。
まあ、橋本さんにしろ小渕さんにしろ、幹事長タイプで、リーダーとしての資質には欠けるところがある。こういう人しか総理大臣の候補になれない人材不足が日本の政治の現状なのだろう。今の自民党の議員の大部分は、今のまま衆議院選挙になれば自分が落選するという頭しかないのだろう。日本経済の建て直しよりも、自分が次の選挙で国会議員で居続けるための小渕選択というところか。日本のお金はどんどん海外に流出し、その一方で国の借金が膨らみ、国民の年金や福祉が圧縮されていく。いったい、今の自民党政権は、誰のために政治を行なっているのだろう。今の自民党には、アメリカの言いなりになり、日本を売る国賊的政党としか感じない。
必要な選択は民意に図る・・・民主主義の原則ではないか。それなのに、「どうせこういう重要な問題は、馬鹿な国民に聞いても仕方ない」なんていう意識が見え隠れするなかで、すべて密室で解決し、国民には結果のみを求め、自分達は国会議員という権力を保持することにのみ力を注ぐ。これはまさに共産主義じゃないのか。こんな政党こそ、いっそのこと自由民主党ではなく、共産党と名乗ったほうが、本来の自分達の姿に近いのではないだろか。
小泉氏が言っていたように、衆参両院を今の半数に削減すれば、国会議員の議員報酬は1人2,097万円だから、年間80億円近い歳出削減ができる。付随する経費を考えれば100億円はくだらないだろう。こういう事書くと、たかだか100億円(もちろん私にとっては大金だが)と言われるかもしれないが、国会議員が「自分は落選しても」と、自らを傷つけても財政再建に動き始める事が、国民の信頼を得る第1歩となると思うが。
議員定数を減らせば、選挙のプロだけが当選して、新人候補が今以上に当選しにくくなるなんて意見もあるかもしれないが、それは今の国会議員752人が、全員国会議員としてきちんと機能していればの話で、自ら議員立法も出来ないような(ただ国会で法案読み上げてもだめ)、「何でこの人が国会議員なの」っていう人が多すぎるんじゃないだろうか?そういう議員は定数削減で真っ先に落選すると思うけど。増してや、今のままでは参議院の存在価値も疑問だし。
比例代表は当選させたくない奴まで当選するろくでもない制度だが、小選挙区制では政権党が失政を行なえばすぐに大敗する可能性が今以上に大きくなり、政治家がそれだけ真剣に政治を行なわなければならなくなると思う。現実に今の自民党はそれを恐れている訳だしね。そして有権者も投票が即国政を左右する事になるから、今より関心も増すと思うが。(もちろん、責任も)
それにしても、マスコミもこの1週間、総裁選挙・組閣の話題ばっかりで、選挙前の景気対策の話題はどこにいってしまったんだろう。参議院選挙からもう2週間以上が経過した。自民党の「お山の大将」選びなんて、はっきりいってどうでもいい事だ。どうせなら、「大蔵大臣にはこの人の政策がいい」ってニュースでも流せないものだろうか。もっとも、自民党にそういう政策を持っている人がいるならばの話ではあるが。
今日の教訓:ほんとうは危機的状況の今こそ政治の力が必要な時なのだが。
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最初だけちょっと面倒ですが、がんばってね!