7月8日(水)
オランダが負けてしまった。クライフのプレーを見て「凄い」と思って以来、ず〜っとW杯の度にオランダを応援してきた。
74年の西ドイツ大会、注目は当時無敵のアヤックスの選手を中心に「トータルフットボール」を掲げて登場したオランダで、前評判通り、クライフを中心に華麗なるサッカーを展開、1次リーグ2勝1分、2次リーグではブラジルに2−0、東ドイツに2−0、アルゼンチンには4−0とまったく危なげない戦いで決勝進出。
ところがベッケンバウアー&ゲルト・ミュラーの西ドイツに対し、開始早々PKで1点を先制したものの、PKで追いつかれ、ミュラーのシュートで逆転される。その後、後半はクライフを中心に猛攻を仕掛けたが、西ドイツに守り切られ敗戦。
78年のアルゼンチン大会では、クライフが決勝直前に代表を引退したため、予選は1勝1分1敗で得失点差で2位通過と苦しい立ち上がりだったが、2次リーグでは今でも鮮明に覚えているハーンやレップのロングシュート・・・ハーフライン超えたあたりはもうシュートエリアだった・・・で、イタリアに2−1で勝ち、前回敗れた西ドイツに2−2の引き分け、オーストリアに5−1と大勝して2大会連続の決勝へ。
決勝は90分闘って1−1、延長に入るとアルゼンチンの英雄、ケンペスに得点を決められ、結局1−3でまたも準優勝。
その後、主力が抜けて2大会は出場できなかったが、90年イタリア大会でフリット、欧州最優秀選手のファンバステン、ライカールトというスーパースター3人を擁して復活、しかし、フリットの負傷が響き、予選は3引き分けの3位とギリギリ通過したものの、決勝トーナメント1回戦で優勝した西ドイツに1−2で敗退。
前回のアメリカ大会では、ファンバステンが負傷して欠場、フリットも監督との対立からか、出場を辞退したが、新しいスター、ベルカンプなど、アヤックス・ユース出身選手を中心に、予選を2勝1敗の首位で通過した。
そして、準々決勝ではブラジルに0−2の劣勢からベルカンプのゴールなどで奇跡的に追いついたものの、ブランコに30メートルのFKを決められ敗退。(この試合は後半だけで全5点が入るめまぐるしい試合だった。)
そして、今大会。序盤は完全にオランダが支配したゲームだったが・・・
オランダは昔からスーパースターを数多く排出しながら、民族対立などの内紛で敗れてきた。今回も一時は危なかったが、準々決勝で結束した様子が見えたので、いけると思っていたのだが、結果的にはブラジルの個人技の前に徐々に攻勢をかけられなくなってしまった。
クライフ以来のオランダは、サッカー史に残るような芸術的サッカーをする。流れるようなパス、合理的な動き、そして屈強な体。今大会では、敗れてなお強しの印象を残し、初優勝は21世紀にお預けとなってしまった。もちろん、日本の初勝利も・・・
今日の教訓:オランダの試合の日は、ネクタイ、シャツ、靴下をオレンジで統一して応援していた。昨日は靴下が黄色だったのがいけなかったのか・・・
日記猿人が初めてで何だかわからない人はこちらご覧ください!
最初だけちょっと面倒ですが、がんばってね!