参議院選挙が始まっている。実は私、投票に行った事がない。でも、ちまたで言われてる「無党派層」でもない。投票した人に責任を持てないから投票しない。馬鹿な著名人がテレビなんかで「国民の投票は義務であり、投票しないのは無責任だ」と発言しているが、当選した人が公約守らないほうがもっと無責任だと思うし、そんな人に責任も持てないのに投票するほうがよっぽど無責任だと思うけど。投票した人が収賄で捕まったら、連座制じゃないけど投票した人にだって選んだ責任てものがあるだろう。
宮城選挙区では○性党とかいう政党の立候補者が第一声で、「私がそこにいるだけで、何もしなくても政治は変わるんです」なんて言ってたけど、「何もしない」と言って立候補するとはびっくり仰天、こんな無責任な態度があっていいんだろうか?馬鹿も休み休み言って欲しい。
最近、平等という言葉に非常に違和感を覚えている。有権者には平等に1票ずつ権利があるというが、果して納税を行なっているものとそうでないものに同じ権利は平等と言えるのか?国から助成金貰っているものと、そうでないものが平等と言えるのか?非常に疑問である。
当選するかどうかはお互いに支持団体との利害関係にかかっているくせに、それを「国のため」とか「国民のため」という胡散臭さが投票率を下げている原因ではないのか。むしろ、はっきり「私はこの団体のために働く」といってもらったほうがスッキリする。
マスコミにも問題がある。立候補者の真の姿をろくに報道できないくせに、マスコミの政治討論の番組などを見ていると、識者と呼ばれる人たちが、一般の人たちが「こうしたらいいと思う」とか、「ここはおかしい」とか発言すると、「いかにも無知な素人の発言」と小ばかにした態度を取る人がいるが、ほとんどの有権者はそういう「素人」なんだよね。
そういう人が多いと言う事は、あななたち識者とか評論家とか呼ばれる人が、政治に対していかに一般に正しく伝える努力をしていないかという裏返しであり、天唾行為だと思うんだが。
政治家の演説の中身をただそのまま紹介したり、趣味や好きなカラオケの曲なんて調べる暇があったら、「あなたはこの不況を乗り切るためにどれだけ多くのアイディアを持っているか」とか、もう少しレベルの高い質問を立候補者に提示し、立候補者がどれだけ広く深く日本の事を考えているかを有権者に知らせるのがマスコミの使命だと思うが。
勿論、すべての政治家がそうだとは思えない。きっと立派な人もいるんだろう。しかし、今の選挙中の報道や街頭演説で見る限り、立派な政治家もいんちきな奴も区別がつけにくいところに問題がある。
その時の当選したいがために「消費税廃止」とか「福祉の充実」とか「政治倫理」とかを今更のように公約に掲げてみても、現実の対応策を明示している政党は少ない。
(政治倫理なんて法律にしないと守れない人が政治家というのも大笑いだが。小学校じゃないんだから。まして、まずその「政治倫理」の抜け道を模索しようとするなんて言語道断。日本には法治国家である前に、道徳心というものがあったはずだが。)
今の日本経済は沈没寸前だと思う。そんな時、政治家に求められるのは、あらゆる知恵を絞ってこの難局を乗り切れるアイディアを如何に多く持てるかだと思う。ある事象を解決するためにどれだけ多くの発想ができるか。そして、優秀だといわれる日本の官僚が、実現する方策を提示できるか。
今の国の中枢には、予算がなかったらどうやって物事を実行するかというアイディアが足りない。赤字になったら財源をどうやって作るかしか考えていない。一般企業がリストラを完了しようとしている世の中で、膨れ上がった株式会社日本国はもはや倒産寸前ではないのか?国のリストラを、自分達の既得権を守るために阻害する政治家や官僚に何を期待すればいいのだろう。
「無党派層」なんて一括りにしているが、単純に政治に興味がない立場の人ばかりではなく、興味があっても選択できない人がいると言う事を考えて欲しいものだ。
日本には政治家になる人のための教育がない。立候補するのは平等の権利だが、政治家になるべき人は、日本という国の命運について、責任を持てる人でなければならないと思うが。
今日の教訓:一般企業でも政治の世界でも同じだが、物事を責任を持って解決できる人は少ない。