いよいよ今日は日本初出場のワールドカップでの最後の一戦。これまで勝ち点どころか得点さえも1点も取れていない日本にとっては、このまま終わってしまっては出場した意味が薄れてしまう。
ワールドカップで得点すれば記録に残るわけで、Japan 5−0 Jamaica(Nakayama5)とか載ってもらいたいもんである。
今回のワールドカップ出場で、日本サッカー界としては長年の夢であった本大会出場という夢が叶った訳だから、1つの区切りはついたわけだ。まあ、サポーターとしてはその上決勝トーナメントまで行ってくれればそれに越した事はなかったが、現実には今の実力の日本が初出場ですぐ勝てるほど簡単だったら逆にワールドカップはつまらないものになっていただろう。
しかし、勿論、一つの夢が叶ったから終わりではない。次の目標はワールドカップで決勝トーナメントに行く事、そして優勝を目指す事だろう。中田や柳沢あたりから世界を舞台に活躍しているユース世代を見れば、それが決して叶わない夢だとは思えない。
Jリーグが開幕して、一時の熱狂的なブームは終わり、マスコミは「サッカーブームも終わり」なんて言っていた(それにしてもマスコミのその場限りの提灯記事にはうんざりする)が、今回のワールドカップを見る限り、私の会社でも普段サッカーの話をしない人まで、「やあ、昨日は惜しかった」とか、「やっぱり勝てなかった」とか、話題に上るなど、サッカーは日本に着実に根づいてきていると思う。
次の2002年、日本と韓国は開催国だ。開催国としては今回のように予選敗退で終わる訳にはいかない。(実際、これまで開催国が予選敗退なんて聞いた事がない)
4年間は長いようで短い。次の2002年の主力となるのは現在15歳〜26歳、つまり中学3年生ぐらいからの世代だと思う。優秀な選手にどんどん国際試合を経験させ、真のエースストライカーと呼ばれる選手に登場してもらいたいものである。
スポーツは政治ではないが、ワールドカップ出場は政治よりもインパクトのある行為だと思う。今回のワールドカップで、日本は選手とサポーターによって、今までの日本という国のイメージや知名度を変える事が出来たと思う。実際、アルゼンチン、クロアチア、ジャマイカの普通の人々が日本を知っていたとは思えないしね。これだけでもワールドカップ出場という事が世界の中でどれだけのウエートを持っている事かがわかる。日本の首相がその国訪問してもこれだけのインパクトは決してないだろう。
でも、反面、スポーツは勝たなければならない。日本がこのまま無得点、全敗で終わっては、「いい人たちだったね」で終わってしまう。日韓共催に向けて、最終戦で韓国がベルギーを苦しめたように、日本もジャマイカに快勝し、「うかうかしてると日本に足元をすくわれる」と思わせなければ、今回のワールドカップ出場を意味あるものにしたとは言えないのではないか。
そういう意味で、ジャマイカ戦は、フランス大会からすれば消化試合だが、日本のサッカーにとっては決して消化試合ではないと思う。今晩、結果を出してくれる事を願わずにはいられない。
今日の教訓:とにかく勝つ事。反省はそれからだ。