経済企画庁の調査した、「平成10年度豊かさ指標」なるものが発表された。私の住む宮城県は総合で後ろから4番目の44位だそうな
特に低いランクだったのが「遊ぶ」で全国最下位。まあ、判断基準がよくわからないけど、1位長野はオリンピック施設が出来た事によるものだろうし、2位東京は理解できるが、お金が無いと遊べないという意味ではあまり鵜呑みにはできないランクではある。3位北海道は納得いくけどね。ただ、スポーツ施設の面から言えば、宮城県が最下位なのもうなずける。
子供の頃からサッカーやってきたが、芝のグランドでプレーできるなんて、大会で準決勝ぐらいまでいかなければなかったし、土のグランドでもまだほんとにスポーツできる環境ならわかるが、市営グランドなんていまだにボコボコの土、水はけが悪く雨が降ると海のよう、施設はベンチと水道があるだけって環境だし。サッカーに限らず、あれで子供にスポーツが好きになれって方が間違ってる。結果、全国大会いっても勝てるわけがないよね。
最近はようやく芝のグランドが増え始めたけど、土日はほとんど大会で埋まっていて、一般利用はほぼ絶望的。昨年はトーナメント決勝・3位決定戦が仙台スタジアム、準々決勝が県営の芝だったけど、今年はソニー仙台がJFLあがった関係で、芝グランドは使えなくなった。去年はあと1歩で仙台スタジアム逃したんだけど、みんな「仙台スタジアムでやりたい!」って目標があったんで、ものすごく楽しい大会だった。川淵チェアマンじゃないけど、やっぱりサッカーは芝の上でやるもんだよね。
宮城県は環境の面からいうと、非常に住みやすいと自負している。都市部をちょっと離れると自然がいっぱいだし、夏はそんなに暑くなく、冬の雪もそれほどではない。海の幸、山の幸にも恵まれている。これらは、交通の便が悪かろうが、公園が少なかろうが、スポーツ施設が少なかろうが、それらに代え難い魅力を持っている。
逆に言えば、そんな「最高の素材」を持っているにもかかわらず、下手な料理人が調理して「最低の料理」に仕上げているということかも知れないが。宮城県の行政が将来を見据えた計画を建てているかというと、はなはだ疑問になるね。中央官庁なんか引っ張ってくるより、「今住んでいる人がどうしたら豊かになるのが」を考えて欲しいもんである。
今回の指標の基準項目も、「老人医療施設が多い」なんて、あいかわらず箱物中心に評価されているようだが、数だけではなく、その中身が評価されなければ本当の意味での「豊かさ」は図れないんじゃないのかな。数はあるけど、中身はお粗末っていうんじゃね。
ちなみに同時に発表された「女性の働きやすさ」では、宮城県はブービーの43位。地元企業が少ない、支店都市の影響か?
今日の教訓:本当の豊かさとは、困った時にすぐに助けてくれる人が側にいてくれるかどうかだと思うが。