2月27日(金)


ちょっとまじめな話ですが。

環境ホルモンって、実は私も名前だけしか知らなかったんですが、昨日のニュース23の特集でとりあげていたのを見て、ぞっとしました。すでに日本でも魚の精巣に異常がでたり、世界的に男性の精子の量が以前の6割程度の量まで減っていたり、雌雄同体の生物が発生したり。

私の親戚にも科学者と呼ばれる人がいるんですが、以前にその人といったい科学者と呼ばれる人たちが”発明”した物によって、20世紀の世界にどんな幸せをもたらしたかと議論したことがあります。

人間はこれまで進歩するあるいは発展するということを、「いかに楽になるか」「いかに便利になるか」という基準で考えてきたと思います。しかし、その「楽」とか「便利」は今、目の前にある事に対してのみの解決法であり。一時的に幸福に見えた20世紀ではありますが、この科学の力で戦争を呼び、環境を破壊し、21世紀に残すものは破滅だけではないのかと。

私自身も子供が2人いるので、この子供たちが大きくなったとき、今私たちが求めている「楽で便利な暮らし」の反動が来ないか、非常に不安を感じます。

こういう事についての日本人の意識の低さにも問題があると思います。日本はあまりにも「誰かが何とかしてくれるだろう」とか「自分だけはいいだろう」と考え過ぎるのではないか。家の前にごみを捨てられると怒る人が、山や海に平気でごみを捨てたりしていませんか?

今、日本で問題になっている様々な汚職、非行もそうだと思いますが、日本の教育の原点は、本来「道徳心」というものだと思います。つまり人間として「法律に触れてはいけない」よりも「人に迷惑をかけてはいけない」「相手の気持ちを考える」ということの方が大事だということを、日本の教育は教えていないんじゃないかと感じるわけです。(もちろん道徳教育の原点は家庭にあるとおもいますが。)

万が一生殖機能に異常を来すとすれば、それは人間の「生物」としての原点の崩壊でしょう。21世紀にも人間が人間であるために、私自身が、自分の子供に対する教育も含めて、何をすべきかもう一度考えてみたいと思います。