雄太はお歌が大好き。めぐみお姉ちゃんの歌ってる歌や、CMの曲、アンパンマンの曲など、暇があれば1日じゅう歌っています。
この間、お父さんが居間で本を読んでいるときも、雄太はその脇で寝転んでミニカーで遊びながら、お歌を歌っていました。
そして何曲か歌った後、「か〜ら〜す〜♪」と歌い始め、最後まで歌い終わると、「パチパチ〜」と口で言いながら自分のお歌に拍手し、ハッと気が付いたようにお父さんの方を振り返ると、
「しまった、自分で自分を誉めてるの、見られちゃったよ〜」
と言わんばかりに、ニヤリと苦笑すると、お父さんの所に寄ってきて、照れ隠しをするために、お父さんに抱っこを催促したのでした。
雄太は反抗期絶好調。ぜったい素直に「はい」と言いません。
「お風呂はいるよ〜」というと「お風呂はいんない!」
「ごめんなさいしなさい」といえば「ごめんなさいしない!」
特に絶対譲らないのがおもちゃの取り合い。普段は仲がいいめぐみと雄太なのに、これだけはお互い譲らずに喧嘩が始まります。
体が大きいのはお姉ちゃんのほうですが、きかないのは雄太のほう。口だけのめぐみに対して、雄太はお姉ちゃんが頭を叩いたり、顔をつねったりして泣かせてしまいます。
一度めぐみと殴り合いの大喧嘩したときには、2人ともお父さんに暗くて怖い物置に入れられてしまいました。これだけは雄太は苦手だった様子。
めぐみを叩いたりすると、お父さんに「物置に連れて行くぞ!」といわれてしまいます。
それでも「物置いくの?それともちゃんとごめんなさいするの」と言われても、はじめは意地を張って「ごめんなさいしない!」と言う雄太。最後にお父さんが立ち上がって雄太を抱きかかえ、物置に行くまで降参しません。
誰に似たのか、とっても強情な雄太です。
でもね、雄太。お父さんが「ごめんなさいしないと物置だよ!」と雄太を抱えていこうとすると、「ごめんなさいっていったよ!」と大きな声で雄太をかばおうとするのは、いつもめぐみお姉ちゃんなんだよ。
雄太の突っ込みはなかなか鋭い。お父さんが車の洗車やトイレ掃除に熱中していると、後ろからタタタっと駆け寄ってきたかと思いきや、
「パ〜パ〜!せなか、みえてますよ〜」
と言って、トレーナーを下に引っ張ってくれる。そのあとでお腹の方をめくり揚げて、
「おへそ〜」
と喜ぶのはいいんだけど、いきなりおへそツネられると痛いんですけど・・・
さて、それより鋭いのは食べ物が絡んでいるとき。お父さんが雄太は遊びに夢中で見ていないだろうと思って、こっそりチョコレートを食べていたら、目ざとく振り返るとまたもタタタッと駆けて来て、
「パ〜パ〜、なに食べてんの?おくちあ〜んとしてごらん、あ〜ん」
といいながら覗き込む。必死に舌の裏にチョコを隠しながら口をあけた甲斐もなく、しっかりチョコを見つけられたお父さんは、雄太にチョコレートを渡すのでありました。
2歳になったら急に甘えん坊になった雄太。普段はとってもおりこうさんなのに、お母さんの会社がお休みで家にいると、1日中後ろをくっついて回ります。
お母さんが洗濯を干しに出て行くと「ママとこいく〜!」、お母さんがトイレに行くと「ママとこいく〜!」と大騒ぎ。最後には「だっこ〜」と大泣き。その「ギャ〜」と泣く声は近所に響き渡るほど。雄太にだけ構っていると、今度はめぐみが焼きもち焼いてしまうし。
どうやら男の子のほうがずっと甘えん坊みたいですね。お母さんが大好きなんだから、仕方ないか。
雄太はお方付けできるところがとっても偉いところ。何も言わなくてもチョコレートやキャラメルを食べたゴミはゴミ箱に捨てるし、ジュースを飲んだコップは台所に持っていって流しに・・・投げ込みます。
ガチャン!!!
ああ!それ・・・ガラスなんだけど・・・
時々、飲んだコップをしまうのはいいんですが、洗わずにそのままきちんと戸棚に仕舞ってあったりするので、次に使おうとするときに妙にベタベタしていたりするのが、ちょっと悩みのタネ・・・かな?
先日欠けてしまった歯を治療するために毎週土曜日に歯医者さんに通う雄太。すっかり歯医者さんを覚えていて、入り口でちょっとだけ抵抗しますが、待合室には雄太の大好きなブロックが置いてあるので、待っている間はそれで遊びながら満足げ。しかし・・・
順番が来て女の先生が「ゆうたく〜ん」と言いながら近づいて来たとたん、硬直してお父さんにしがみつきます。この先生の顔はしっかり覚えている様子。きっと雄太にとっては悪魔のように見えるんでしょうね。そのまま雄太を抱っこて診療室に連れて行きますが、診察室に入ったとたん、「ぎゃ〜〜〜〜」っと大泣きが始まります。
その泣き声といったら、待合室の患者さんが何事かと診察室の入り口に集まり、治療中のほかの患者さんが乗り出して見るほど。あまりにも暴れるため、手足というか体全体をマジックテープでグルグル巻きに固定され、治療される雄太。ああ、かわいそうに・・・
ひとしきり泣いた後、グッタリ疲れて診療室を出るころには、雄太は泣いて暴れたおかげで汗びっしょりになっています。
残念ながらこの間の診察の結果、前歯2本はやっぱり抜かなければならないみたいです。最近、歯が痛くて硬いものが食べられず、ちょっぴりスリムになってしまった雄太。むしろ抜いたほうが痛みがなく食べられていいかもね。
よほど歯医者さんが懲りたのか、あれほど嫌いだった歯磨きを毎晩するようになったのは、怪我の功名かも・・・でも、一瞬の隙で歯っ欠けにしてしまったことは、今更ながらにとっても後悔するお父さんとお母さんでした。
最近まったく言う事をきかず、暴君状態の雄太。自分の言ったとおりにならないと、口をとんがらせてむくれてるか、大声で泣き叫ぶか。
「危ないからストーブ(FF式)の上で遊んじゃだめだよ!」とか、「家の中で走りまわるとガラスにぶつかるからやめなさい」なんて、子守りするほうは一日中大声を出していなきゃならないから、夜はグッタリしてしまう。
ところがそんな雄太についに天罰?が。夜、日課のアンパンマンを見終わり、歯磨きもして、いざ布団の中へ・・・と思ったら、めぐみは素直に布団に横になったのに、雄太はお父さんの上に乗っかってジャンプをはじめる。
「もう眠いんだから、危ないからやめなさい」とお父さんがいっても、どこ吹く風。
ところが、次の瞬間、お父さんの背中の上でジャンプした雄太は、バランスを崩してお父さんの頭の上を飛び越え、前のたんすに激突!
「ぎゃぁ〜〜」
大声で泣く雄太。「ほら、みなさい。だからやめろといったのに」といいながら、お父さんが大声で泣く雄太の顔を見ると、口の中になにやら白いものが。ありゃりゃ、雄太の上の前歯が2本、見事に真ん中からポッキリと折れているではないの。
幸い、出血したり、顔のほかの部分をぶつけたりしなくてよかったけど、あ〜あ、見事な歯っ欠けだわ、こりゃ。いくら言う事を聞かなかったからだとはいえ、これにはお母さんもさすがにガ〜ックリ。
翌日、朝から歯医者さんに連れて行くが、「もう元には戻りませんね」とのこと。お母さんはこれを聞いて再びガックリ。まあ乳歯だからまた生えてくるし、顔に怪我しなかったし・・・といい方に考えるしかないね、こりゃ。
雄太もこれに懲りて少しはおとなしくなってくれるか・・・と思いきや、翌日からやっぱりフルパワー。男の子だから多少のかすり傷やたんこぶはいいけど、でも頼むからガラスに突っ込んだり、車に轢かれたりだけはしないでね。ほんとだよ。
