初期型XMーXで行ったDIYの記録です。

ご注意 本ページを元に作業をされて不具合が生じても、一切の責任は負いませんので、自己の責任の元に作業をされてください。

XM D.I.Y part.2
  • ステアリングラック LHM漏れ
ついにやってきました。ステアリングラックからのLHMオイル漏れ
昨年秋頃から、駐車場に10円玉位の染みを作っていたのですが、最近
漏れがひどくなってきたので、何所から漏れているのか確認したとこ
ろ、サブフレームにべっとりLHMが、それ以上は確認できず。
仕方ないので、車屋さんに持っていって、いつもの主治医と一緒に確
認。
主治医曰く「ついに来ましたね」
私:「オイオイ、人ごとと思って」
「修理にどれくらいかかります?」 噂では聞いていたのですが
主治医:「XMはアセンブリー交換で、しかもエンジンを降ろさないと
できないんですよ。ざっと50万位ですね」
この時点で”廃車”の2文字が頭をよぎりました。
(XMにはあと、AT崩壊という80万コースが控えています)
私:「オイル漏れ防止剤なんかないですかね」これも噂で聞いていた。
主治医:「確か前にも添加剤を試した事があるので調べてみます」

という事で、ウインズの添加剤を薦められました。

ちなみに右の写真はステアリングラックのオイル漏れの確認方法です。
路上に染みが付いていなくても、ブーツを押してみる事で確認できます。
押して出てくれば、ラックのシールが逝っている可能性大です。
定期的に確認する事をオススメします。(早期発見。早期治療)

ヘインズマニュアルより
入れ方は簡単。LHMリザーバータンクに入れるだけ。
パッケージの裏にはATの場合、オイルの5%入れてくださいと書いてあります。
XMのLHMは5.3リットルの容量なので265cc入れればよい事になりますが、1本丸ごと入れました。
というのは、4個のサスペンションスフェアが各400cc、前アディショナルスフェア500cc、後ろアディショナルスフェア400cc
メインとブレーキアキュームが各400ccの容量があり、さらにそれらをつなぐラインが張り巡らされているため全体のLHMの
量が解らなかったため余裕をみて入れました。でも、まだ足りないかも。

しかし、ここで失敗。
早く混ぜるために、車高を上げたり下げたりしてオイルを循環させようとしたところ、車高が下がった時点でオイルがリザーバー
タンク上部より大量に(多分添加剤と同量)溢れました。
最初からLHMが多かったようです。
仕方ないのでLHMを抜き取り再度、添加剤を購入、またまた1本丸ごと入れました(前回にすべて溢れたと想定)
結局どれくらいの濃度で入ったかわからなくなりました。
  • LHM レベルゲージ
ステアリングラックからのLHMオイル漏れの作業のときに
溢れさせてしまったため、掃除をかねて、タンク廻りを点検。

以前より、レベルゲージが故障している思っていたので点検。
レベルゲージの傘が上に張り付いたままの状態。
タンクの中を覗いてみても標準車高で、LHMの量がタンクの
底から1/3位の量。てっきりレベルゲージがどこかに引っ掛
かっていて動かない状態だと思っていました。

ゲージの外しかたは、まずゲージに刺さっている2つのコネクター
を抜き取り、ゲージを反時計廻りにまわします。
ゲージは、タンク上部のパイプが6本刺さっている上蓋の一部分が
ツメ状に折れ曲がっている部分にひっかけて回転を止めているので
少し上に引っ張る気持ちで30度程廻せば引き抜けます。

ぬいてみたところ、何所にも引っ掛かっているようには見えず、
またフロート部分にLHMが入り込んでもなく、ちゃんとフロート
として機能しており、壊れてませんでした。
ただ、トレーニングマニュアルをみるとフロートの底にOリングが
付いている事になっているのですが、付いてませんでした。

何所に行ったのか?溶けてしまったのか?Oリングの役目は?

ちょっと不安。