初期型XMーXで行ったDIYの記録です。

ご注意 本ページを元に作業をされて不具合が生じても、一切の責任は負いませんので、自己の責任の元に作業をされてください。

XM D.I.Y part.1
  • ステッカー
駐車中にストップランプの横を当て逃げされてしまいました。ちょうど500円玉位の大きさの凹みが出来ています。
不思議なのは、バンパーにはどこにも傷がなく、結構上の方に凹みをつけるとは、どういった車でしょうか?
純正のタッチペンを持っていたので自分で補修することにしました。
まず、500番位の耐水紙やすりで表面の塗装に傷を付け、ゴミを洗い流し、パテをつきやすくします。
自動車用品店には薄塗り用と肉付け用がありますが、今回は5_程凹んでいるので肉付け用を使いました。
パテが乾燥したら、もう一度、1,000番位でペーパー掛け、削りかすを取り除いた後、サーフェーサーというパテをうすーく溶いたような塗料の一種を吹く。これは缶スプレーでやっています。
このサーフェサーが乾くとパテ埋めをした段階では解らなかったパテの気泡や傷が見えてきます。
そこで、もう一度、ペーパー掛けして、さらにサーフェサー吹き、気泡と傷が消え最終的にはつるつるになるまで吹いては、削りをくり返します。
さて、いよいよ下地が出来た所で、塗装です。
タッチペンの塗料を溶剤で薄く溶き、ハンドピースでガン吹きしました。一度に厚く吹くのではなく、少しずつ薄く何度も重ねながら吹くのがコツです。この塗料が乾いたら、この上に、クリアー塗料を吹きます、これも少しずつ何度も重ねながら吹きます。一度に大量に吹くと必ず塗料が滴れてしまいます。
ここまで、出来たら、完全に乾くまで待ちます。完成まで後一歩。
クリアー塗料も完全に乾いたら、1500番位のペーパーで水をつけずにやすります。なぜ水を付けないかというと、クリアーが完全に乾いていたら白い粉状の削りかすが出ますが、この状態を確認するためと、色の塗装までやすってしまわないよう確認するためです。もし、やすっている最中に削りかすが白からボディー色に変わったら、削りすぎです。すぐに、止めましょう。
それと、削りかすが粉状ではなく消しゴムの削りかす状になったら、それはまだ、クリアーが乾いていない証拠です。乾くまで焦らず待ちましょう。

ペーパーは1500番〜2000番位まで徐々に上げていくと良いです。クリアーの部分がすべてムラなく白く削れたらペーパー掛けは終わりです。
最後に古布(繊維が固くないもの、肌着などが良い)にコンパウンドを付けて磨きます。これで、白かったクリアーが透明になって、塗装表面が鏡のようにつるつるになります。
これで完了 ・・・のはずでした
しかし、色がちょっと違っていました。純正のタッチペンなのに色が車体の色より明るいのです。途中で気づいたので、色を調整したのですがやっぱりだめでした。仕上がりは色を除いては完璧だったのに!
ここで挫折。でもそのままでは、気が治まらず、カッティングシートで手製のステッカーを作り補修部分に貼り付けました。シートは屋外用で5年位はもつみたいです。右側だけでは、あたかも、ボロ隠しのようなので、左にも同じ物をつけています。

  • リアカーゴ内照明スイッチ
リアハッチを開くと開口部幅の黒い樹脂製のカバーがあります。
このカバーの真ん中にちょうどリアハッチのフックがはまる所に長方形のフラップがあります。
これがカーゴ内の照明スイッチで、リアハッチを開くとフラップが水平になり接点が接触して照明がつくようになっています。しかし、このフラップがよく外れるのです。


そこで、修復方法ですが、まず、黒い樹脂製のカバーを外します。
カバーの上部に4個所丸いボルト隠しカバーがあります。これをマイナスドライバーなどでこじればボルトが見えます。(写真1・2)このボルトをプラスドライバーで外せば、黒い樹脂製のカバーは外れます。問題のフラップはこのカバーに付いているので配線に注意しながら外します。


黒い樹脂製のカバーから出ている2本×2組のツメでフラップの回転軸をつかんでいるのですが、このつめが一度はずれると癖がつくようで、何度はめても、リアハッチを閉めるたびに、外れるようになります。
要するに、このつめの代わりになる物をつければよい訳で私は、ちょうど手持ちであったアルミのリベットをつめの隙間に押し込み瞬間接着剤で固定し、リベットの頭の部分が回転軸に掛る様にしました。(写真3 A:回転軸・B:黒い樹脂製のカバー・C:リベット)
他に、リベットではなく、ビスをもむ。あるいは回転軸を針金などで縛るなどが考えられます。