http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/05/txt/s0523-1.txt 02/05/23 第6回厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会議事録
澤委員(澤 倫太郎: 社団法人日本医師会常任理事) 4ページの一番の最後のカラムで、なじまない疾患についてのところですが、これち ょっと1点お伺いしたいことがありまして、母子保健のほうも私やりますものですから 、IDDM小児慢性事業のほうで、これが確か難病でもなんでもないのですが類縁にもなる 受け皿がなくて、今まで小児と認定されている間は保障されて成人になってくると途端 にポーンと放り出されることになるので、患者さんは大いに戸惑うことになる。このへ んのところをこの委員会との調節、相互理解をしなければいけないというふうに向こう の委員会でも言ってきたのですけれども、なかなか今の状況を考えるとこれはまた更に やるのは大変そうですね。そう向こうに言っておきます。 小川委員長(小川 秀興:順天堂大学学長) 今のに関しましてご意見はどうですか。 澤委員 前このアンケートの中にも、小児慢性事業との整合性をというような意見があったと 思うのですけれども、割合と小児の時期に発症したものがこちらの難病に入っていれば そのまま移行するのですけれども、症例が多くて非常に問題があってというのはIDDMの治療は一生続きますから、またそれは別なところで考えてと。 小川委員長 むしろ小児の検討委員会ではどういうことになっているのでしょうか。 澤委員 それはまだ宙ぶらりんなのです。 小川委員長 ある年齢になったら放り出してしまうというのは大変な問題だと思いますけれど。 澤委員 ええ、どこでも同じように、一律予算を削られている現状で、どう見直していくかと いうのは大変難しい問題で、まだ結論はでていないです。 小川委員長 ちょっとそれは小児のほうでしっかり揉んでいただいて、ある年齢になったら対象か ら外れてしまうなんていうことは起こらないようなことを考えて貰ったら如何かと思い ますが。 疾病対策課長 (健康局疾病対策課:担当 名越課長補佐、宮原課長補佐) それは無理です。 小川委員長 その理由はどうですか。 疾病対策課長 小児ですから、小児でなくなったら向こう自動的に外れます。 小川委員長 そうすると重症の症状が変わらないまま難病のレベルに近づいてくるのはどういうふ うに受けるのですか。 金澤委員 受け皿。 小川委員長 受け皿。 金澤委員 ないんでしょう。 |