ボーラスインスリン(超速攻型)が効果を示す
それぞれの栄養価のGI値(グリセミック・インデックス値)イメージ
栄養素 消化されるまでの効果時間 最大値効果となる時間

炭水化物 :約2時間 :約30~45分後
蛋白質 :約15時間 :約4~12時間後
脂質 :約8時間 :約3~6時間後

※目盛りはGI値効果値で、50を最大値としています。

血糖値に対するインスリン量とその効果
炭水化物に対するインスリン量とその効果
血糖値と炭水化物を合わせたインスリン量とその効果

※目盛りはGI値効果値で、100を最大値としています。
例:例えば朝7時に「朝食」を摂ったときのイメージ

炭水化物については、
超速攻型インスリン(例:ヒューマログ注)のインスリン/炭水化物レシオ
によるボーラスがベストマッチになります。

ヒューマログ注は、過分な脂質や蛋白質の高血糖是正には殆ど効果は無く、
多くは高血糖持続の原因になります。
脂質や蛋白質は、適量を考慮し、
適切なベーサルインスリン又は追加ボーラスが必要となる事があります。

ボーラスインスリンが効果を示しにくい脂質や蛋白質については、
それぞれの栄養素効果による高血糖に対しては、

ベーサルインスリンが最も重要
であり、
超速攻型インスリン(例:ヒューマログ注)で食事時ボーラスの
残存インスリンを差し引いた「追加ボーラス」が必要となる場合もあります。