1971年
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昭和46 | ●WHO「WORLD HEALTH」 人類の健康 「糖尿病」 日本で発刊 ●日本の行政サイド(厚生省)は, まったく無知といってよく,インスリン自己注射に対する日本医事新報における読者の質問に対し,厚生省の担当官は, 自己注射はまったく不可であり,代りに経口血糖降下剤の使用があるではないかという回答を出したことがある. インスリン依存型糖尿病者が,この指示通り経口剤に変換すれば,すべて死亡するわけである. これは昭和46年の出来事であった. (インスリン自己注射の公認まで 平田幸正より) ●血糖降下剤による重症低血糖事故の報告 (第5回糖尿病学の進歩:平田幸正) :50例の血糖降下剤による重症低血糖事故、 死者8名 「これは氷山の一角であって、自分の狭い範囲の経験でも、これ以上の低血糖死を見聞しており、薬の罪としては、最大のものである」 (平田幸正)
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