1971年
インスリン発見から
50年
昭和46 ●WHO「WORLD HEALTH」
 人類の健康 「糖尿病」
 日本で発刊



●日本の行政サイド(厚生省)は,
まったく無知といってよく,インスリン自己注射に対する日本医事新報における読者の質問に対し,厚生省の担当官は,
自己注射はまったく不可であり,代りに経口血糖降下剤の使用があるではないかという回答を出したことがある.
インスリン依存型糖尿病者が,この指示通り経口剤に変換すれば,すべて死亡するわけである.

これは昭和46年の出来事であった.
(インスリン自己注射の公認まで 平田幸正より)

●血糖降下剤による重症低血糖事故の報告
(第5回糖尿病学の進歩:平田幸正)
:50例の血糖降下剤による重症低血糖事故、
死者8名
 「これは氷山の一角であって、自分の狭い範囲の経験でも、これ以上の低血糖死を見聞しており、薬の罪としては、最大のものである」
(平田幸正)

○新たに使用を認められた医薬品の用法、用量等について
(昭和四五年五月三〇日)
(保発第二九号)
(各都道府県知事あて厚生省保険局長通知)
性病の治療、結核の治療、高血圧の治療、精神科の治療、抗生物質製剤による治療、副腎皮質ホルモン、副腎皮質刺戟ホルモン及び性腺刺戟ホルモンによる治療、歯槽膿漏症の治療又は歯科診療における抗生物質製剤による治療にあたって左記の医薬品を使用するときは、その用法、用量、効能、効果等については、薬事法(昭和三五年法律第一四五号)第一四条の規定に基づき、厚生大臣が承認したところによることとしたので、関係者に対し周知を図るとともに、その適正な運用について遺憾のないよう配慮されたく、通知する。
1 次の成分を含有する医薬品
(単味剤)
(中略)
ブタ精製インシュリン
(後略)