『イギリス医学ジャーナル』に載ったリポート 1983年6月13日
「糖尿病倍増」
子供の糖尿病患者の数が10年ごとに倍増している。

・・・たまたま膵臓で作られるインスリンが実際にであれ見かけ上であれ、不足しているということが判明すると、
現代医学はお節介にもただちにインスリンを投与する。
そして、まだ十分に働き出していなかった膵臓の仕事を最初から取り上げてしまう。
その結果、本来ならば徐々にその自然の機能を活性化させてゆくはずだった膵臓は、のんびりと休むことを覚える。
体に必要なインスリン供給という大仕事は、別の人が肩がわりしてくれるのである。・・・

 ・・・
糖尿病は薬過剰時代のひとつのあだ花である。
けれどもこの花は、医者にはバラ色の一生を保障するかぐわしい花なのである。
医者が生きている限り、あるいは患者が生きている限り咲き続ける。

世界医薬産業の犯罪(三交社 刊) ハンス・リューシュ著 より
概要解説
「糖尿病」には、1型糖尿病と2型糖尿病があります。

1型糖尿病とは、欧米ではそもそも劇症1型糖尿病(1B型)の事であり、
その機序は、ウィルスや毒物などによる「自己免疫疾患」であり、
生命維持に必要な膵島細胞の破壊を、
短期間で劇症的に絶対的欠乏に至らしめる障害であり、
世界中の医学者が八方手を尽くして研究している「難病」でもあります。
アメリカ・オレゴン州のメディケイドでは、
生命に関わる治療の重要性の順位において、
このタイプの1型糖尿病は745種に及ぶ全疾患で第2位、
内科疾患だけを取り上げた順位では第1位とされています。

一方、一般的な糖尿病は2型糖尿病とも呼ばれ、
生活習慣に関わらずに抗体を介し発症するタイプや、妊娠、
生活習慣に関わる様々な原因疾患、
様々な遺伝、様々な生活習慣・運動不足、様々な食習慣等々の原因を持って、
急性的(1A型)、あるいは亜急性的(1.5型)、あるいは慢性的(2型)に、
相対的な欠乏に至らしめるタイプがあります。

その中で、GAD抗体を中心にしたいくつかの「抗体」を持った場合、
抗体は、自己免疫機転以外の障害因子であり、「食」に関わる「抗体を介する障害(1.5型又は2型)」に属し、
日本糖尿病学会による利権の構図(未必の故意の殺人)となる最悪の臨床研究・東京スタディが行われました。

東京スタディ:1996 年に関東地方、主に東京エリアで5 年間の経緯をみる2型のSPタイプへの計画。
多施設、ランダム試験である東京スタディを開始。(事前研究はその3年前から)」
具体的な参加施設・
虎の門病院(主導者:小林哲郎 現・山梨大学)
埼玉社会保険病院(丸山太郎)、
慶應義塾大学(島田朗、武井泉)、
東京慈恵会医科大学(横山淳一)、
東京電力病院(春日明)、
埼玉医科大学(根岸清彦)、
後に
千葉大学(金塚東)
これらは、小児・若年、発症早期の内にただちにインスリンを投与する事とした病気です。
なお、小林哲朗は、インスリンの依存状態の患者を爆発的に増やす研究で、
医者にはバラ色の一生を保障する利権の中枢である糖尿病学会から、
1993年にシオノギリリー賞、
ノボの研究者名を冠したハーゲドーン賞を2009年に受賞しました。

未だにこの「東京スタディ」と言う臨床研究を根拠に、
糖尿病学会指導の元、不適切な医療制限を持って、日本全国で本来の1型(劇症・1B型)糖尿病とは全く異なるタイプの、
医原性インスリン依存状態(急性・1A型、1.5型、2型)糖尿病患者を大量生産し続けています。

糖尿病学会はこれらの抗体を介する患者を暫定的に、
「1型糖尿病 or IDDM」の頭に小児とか若年発症型、又は、SP、緩序等の名称を作為を持って用い、
内部差別を利用した「定義」で、1型の病名を利用(悪用)し、
医療・医薬メーカーの臨床治療研究とする研究費をもって(くわだて)、
血糖値を下げる効果が絶大なインスリン(劇薬)を、2型糖尿病の患者に対しても不適切に使用させ、
根本的な課題や問題を改善させず、治療制限等を持って、今も、後戻り出来ない合併症患者(未必の故意・薬害)や、
悲惨な死亡者を爆発的に増やし続けています。

そこには、組織的不正なルール無視の医療行為と、
不適切な医療行為で患者を「万馬券」扱いにしながら、倫理の無い理論をあたかも正論のように情報操作する医者と、
様々な利権に群がる雑誌社や、強欲な医薬メーカー100%出資の出版社への医学雑誌や書籍への原稿料、
それら医薬メーカーが後援する講演会等々で多額の講演料などの報酬や、
海外旅行、ゴルフ接待等々の有形無形のリベート等で、倫理のかけらもない「贈収賄」も行われています。

患者向け医学雑誌や患者向けサイト等に投稿が多い医者には、
かなり汚いお金や天上がり、天下り先への話などが相当額(数)動いていることをご理解下さい。

※根本的な問題を改善せず、むやみにインスリンに頼りすぎると薬物依存(中毒)となり得る。合併症は回避できない(2型)
※1型の特徴と2型の特徴を併せ持つ1.5型(LADA)糖尿病もある(2-d型、2-s型)
※前向きな自助努力等を持ってしてもなお、医原性の作為的犯罪により、廃絶値未満の機能不全・欠乏となり得る。(1A型)
※個々の病態進行よって、経口血糖降下剤や在来型のインスリン療法を行う場合もある。(2型)
抗体を介しただけの病態は、「自己免疫疾患」とされる劇症1型糖尿病(1B型)とは、全く異なります。
糖尿病腎症(防止可能の証明)について・・・
※スウェーデンの1961年から5年毎のデータ:
「的確な教育の重要性、特にコメディカルによる教育の重要性」
糖尿病チーム医療のスタート(1973年以降)で、
腎症発症は1976年からの5年間以降は0「ゼロ」

(参照)平田幸正著:糖尿病の治療 第2版 p.1001

※1981年に「インスリンの自己注射」健保適用後も、
日本は、世界で最も多くの腎症(人工透析)患者を爆発的に激増させています。(下記表およびグラフ参照)
これは、患者側の責任ではなく、原因はほぼ100%日本の厚生行政、医療・医薬による故意の作為的な医原性にあります。

わが国の年度別透析導入患者中における糖尿病腎症
原疾患 1978 1980 1981 1986 1993 1994 1995 1996 1998 2000 2001 2004
糖尿病腎症 701 790 1,012 2,679 7,010 7,376 8,236 9,351 10,729 11,685 12,176 15,086
(%) 8.7 9.5 11 21.3 29.9 30.7 31.9 33.1 35.7 36.6 38.1 43.0
慢性糸球体腎炎 5,083 5,195 5,656 6,881 9,711 9,745 10,195 10,995 10,506 10,381
(%) 63.1 62.7 61.5 54.8 41.4 40.5 39.4 38.9 35 32.5
その他 2,271 2,297 2,536 3,007 6,719 6,938 7,427 7,888 8,816 9,859
(%) 28.2 27.7 27.6 23.9 28.7 28.8 28.7 28 29.3 30.9
総数 8,055 8,282 9,204 12,567 23,440 24,059 25,858 28,234 30,051 31,925 31,969 35,084
インスリン
健保適用
事前研究1993 年~
東京スタディ:本格研究1996 年~

↑:インスリン健保適用の1981年以降、糖尿病腎症が急激に増加しています。

↓:下記グラフは2004年12月31日での患者数グラフ

血清C-ペプチドの刺激試験は、インスリン欠乏の程度がIDDMと言えるほど顕著かどうかを知る上で最も鋭敏な検査であろう。
高血糖をコントロールするためにはインスリン治療が必要であっても、ケトーシスを防ぐのには必要では無いという患者はIDDM(1型糖尿病)と呼ぶべきではない。(ジョスリン糖尿病学)
※廃絶の証明値「高感度血清C-ペプチド(CPR)値」:0.1ng/ml未満
(未満はその数値を含まない)
・・・健常値は0.5~3.0ng/ml(平均:1ng/ml)
・・・1ng=10億分の1gですから、
健常者は5億分の1から30億分の1、平均値は10億分の1、
廃絶の証明値は、
1ml当たり1/10、000、000、000未満(100億分の1未満)の自己分泌能となります。