(参考)1983年6月13日
『イギリス医学ジャーナル』に載ったリポート
「糖尿病倍増」 |
子供の糖尿病患者の数が10年ごとに倍増している。
10歳になるまでに糖尿病を発病した患児数(1万人につき )
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1946年 : 1人
1958年 : 6人
1970年 : およそ13人
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※単純な考えでも、 |
1万人につき1人の発症率だった1型糖尿病(IDDM)患者数ではインスリンの製造メーカーは大した利益にならない。
(・・・ちなみに日本の1型糖尿病発症率は、小児のデータで10万人に1.41人とされています。)
メーカーはインスリン適応の患者を増やせばいい・・・と言うことで、多額の資金を投入し、メーカーに都合の良い適応患者を作り出す大学病院等に次々と臨床試験を依頼し、インスリン欠乏性やインスリン受容性2型糖尿病患者を薬物依存となるよう暫定1型糖尿病や緩徐進行型1型糖尿病として大量に患者を送り出す。
1型糖尿病と異なる個々人が抱えた相対的な問題や課題があっても、インスリンを用いれば高血糖は一時的に改善する。しかし、相対的な問題を一刻も早く改善しなければ主病が重症化したり、様々な合併症は着実に襲ってくる。
そうなれば、医者は無責任に「患者責任」へと問題を転嫁する。
2型糖尿病患者の相対的な高血糖がインスリンによって是正されたとしても、今度は長期的な薬物投与のインスリンによって自己分泌能は機能不全や分泌低下となり一生涯インスリンが必要となる。(慢性インスリン依存性2型糖尿病)
外因性インスリンは自己分泌インスリンと異なり、個々人の病態や薬物についての適切な理解と対応・対策がなければ自己分泌能は間違いなく外因性の薬物効果に呑まれる。
インスリンはそれだけ依存性の強い劇薬でもある。
患者が苦しめば苦しむほど合併症治療による病院の利益は爆発的に増加する。
誤診や治療過誤、不適切な指導やルール違反を行っても薬物効果の恩恵があるから患者は医者を頼りに通ってくる。しかも、不適切な治療指導でも患者が死ねば「死人に口無し!」で問われることも無い。
医療行政や医者は何の痛みもない・・・。おいしい「病気」なのである。
いわゆる「魔」のスパイラル・・・「万馬券」化である!
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医者に対しての賞として |
(社)日本糖尿病学会の賞には インスリンメーカーの
・ノボ ノルディスク社 |
から・・・ |
ハーゲドーン賞 |
・日本イーライリリー社 |
から・・・ |
リリー賞(旧シオノギ・リリー賞) |
と冠した日本糖尿病学会賞があります。 |
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日本では、総死亡者数のおよそ6割以上の方が様々なタイプの2型糖尿病を抱え、不適切な治療法や、問題ある生活習慣の改善策も講じることなく、医者の金儲けの餌食として「薬漬け」の薬物療法により癌死・心疾患死・脳血管疾患死・腎機能疾患死などの合併症を抱え死亡しています。
・・・ですが・・・
1型糖尿病は
ウィルス等による自己免疫疾患で、相対的な死に至ることもなく自己分泌能が破壊され枯渇する障害であって、米国・オレゴン州・メディケイド 生命に関わる治療のプライオリティ(重要性)順位で、1型糖尿病は、過去and現在:710以上の全疾患中第2位 内科疾患では第1位 1型糖尿病の診断と適切なインスリン治療とが患者の運命を決定すること、生と死の間に立った治療を意味する生命に直結する障害で、生活習慣の問題や主病・遺伝などの疾患も持たずに自己分泌インスリン能が枯渇する障害です。
患者のための医療を行う医者の協力によって、患者は頻回血糖自己測定と強化インスリン療法による前向きな闘病をしているにも関わらず、国の支援や救済・救援、一切の保護策もなく医療者任せ患者任せで、「突然死」や「デット・イン・ベッド(死への就寝)」等の未必の故意として、国家犯罪の作為(それとも無作為!)で殺害されています。 |
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