死亡数は114万4000人で、平成20年の114万2407人より2000人増と推計される。
死亡率(人口千対)は平成20年と同率の9.1と推計される。
なお、3大死因の死亡数は、
第1位悪性新生物34万4000人、
第2位心疾患17万9000人、
第3位脳血管疾患12万1000人と推計される。

また、死産数は 2万7000 胎、死産率(出産千対)は24.6と推計される。
(厚生労働省)

主病(原因疾患)以外の生活習慣やメタボリック症候群で起きるインスリン抵抗性各種タイプ
・・・糖尿病予備軍及び2型糖尿病の特徴
Syndrome X
 インスリン抵抗性
 耐糖能異常
 高インスリン血症
 高トリグリセリド血症
 低HDL血症
 高血圧
死の四重奏
 上半身肥満
 耐糖能異常
 高トリグリセリド血症
 高血圧
インスリン抵抗性症候群
 肥満
 インスリン非依存型糖尿病
 高血圧
 動脈硬化性疾患
 脂質代謝異常
 高インスリン血症
内臓脂肪症候群
 内臓脂肪蓄積
 耐糖能異常
 高脂血症
 高血圧
これらの生活習慣病や糖尿病を持つと、
悪性新生物(癌)、心疾患、脳血管障害、腎症等々多臓器への
様々な合併症を抱える要因で、直接の「死因」となり得ます。
MODY
(若年発症成人型糖尿病)やMIDD(ミトコンドリア糖尿病)などは、
特に合併症になりやすいとされています。
死因
 わが国の糖尿病患者の死因統計(参照:DITN
・・・(参考)1994年のIDF日本開催に際して、
1981年~1990年の糖尿病患者の死因をアンケート形式にて集計した分析より
男女計 1位 2位 3位 8位 女性は9位
悪性新生物
(癌)
心疾患 脳血管
障害
糖尿病性
腎症
糖尿病死 合計
死亡数(H21推計) 344,000 179,000 121,000 1,144,000
死亡数の比 30.07% 15.65% 10.58%
内・糖尿病患者の割合
 全死亡者数の比(DITN 分析値)
25.30% 19.70% 13.50% 6.10% 64.60%
内・糖尿病を抱えた死亡 289,432 225,368 154,440 69,784 13,999 753,023
当該死亡者数との同上比 84.14% 125.90% 127.64% 65.82%
糖尿病の合併症での心疾患死+脳血管障害死+糖尿病性腎症死の合計値は、
統計上の死亡者数第1位の悪性新生物(約34万4千人)患者の死亡者よりも
遥かに多い死亡者数を排出している事になります。

推計
22、100、000名の
1型糖尿病以外の患者→死亡:739、024名/年:致死率  3.3%
     予備軍も含む2型糖尿病患者死亡数を統計上の「糖尿病死」を除いた致死率
生存率:22,100,000名-740,000名=・・・生存率は 21,360,000名前後
29.86倍

16、000名の
劇症1型糖尿病患者数→死亡:13,999名/年:致死率 87.5%
劇症1型糖尿病患者死亡数を統計上の「糖尿病死」としてみた場合
生存率:16,000名-14,000名=・・・生存率は 2,000名前後か!
1.14倍

1型糖尿病患者数(1万人強→11,000人として)を
統計上の「糖尿病死」としてみた場合
:致死率 127.3%
生存率:11,000名-14,000名=・・・生存率は -3,000名前後!!
0.78倍



全死亡者の約2/3の(65%)方達は、様々な糖尿病を介し、合併症を持って死亡している事になります。
(予備軍も含む)

様々な2型糖尿病に対し、
不適切な「診断」で主病や生活習慣等の根本問題を理解改善させず、
高血糖是正のためのインスリン療法や、
不適切な食事療法のまま合併症を進行されるまま「治療」されても・・・


後戻りできない重症合併症
に至ります。
日本では、厚生労働省および日本糖尿病学会指導による
様々な糖尿病患者への不適切な「糖尿病」診断と治療で、

様々な血管・多臓器・神経障害患者数など「後戻りできない重症合併症患者数」
世界のワースト上位にランクされています。(DERI報告1990)

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