グルカゴン注射について

※インスリン製造メーカー、及び、インスリンを処方する医師は、それぞれの責任に於いて血糖値を下げるインスリン注射の副作用である薬害のインスリン注射の「低血糖」に対し、回復の唯一の手段である脳のエネルギーとなるブドウ糖(ブドウ糖液)を持ち歩けるタイプで「必要かつ十分」量を、患者に対し「無償」で処方しなければならない!
(「低血糖」に対する糖類は「ブドウ糖」以外は多糖類であるため、回復に時間がかかり、合併症を誘発するため使ってはならない。)
※インスリン製造メーカーは、グルカゴンキット(ばらばらでは無いモノ)を1型糖尿病のいる患者家族に対し、製薬会社の責任として処方し、使用法を指導しなければならない。
 (映画「パニックルーム」ではイーライリリー社のグルカゴンキットが用いられている。)
Lilly Glucagon Emergency Kit


参考:Youtube動画:Lucy's Diabetes Supplies
http://www.youtube.com/watch?v=nzwOVD5Up2w&feature=relmfu
 より

(参考画像) glucagon emergency kit lilly http://pi.lilly.com/us/rglucagon-ppi.pdf
@・A B・C D・E F・G
@グルカゴンバイアルをキットから取り出す Bキットから溶解液の入った注射器を取り出し注射針の保護ケースを外す Dグルカゴンバイアルに溶解液が入る Fグルカゴンバイアルに溶解液を入れ、「空」になった注射器に「空気」を入れ、グルカゴン溶解液が入ったバイアルに「空気」を圧しいれる。
Aグルカゴンバイアルのキャップを取る C注射器に入っている溶解液(注射用水)1mlをグルカゴンバイアルに注入する。 E泡が出来ないように回転させて溶かす。 G溶けたグルカゴン溶解液を注射器に吸い戻す。
H
H一般的には1ml(1U)の全量を注射器に吸い戻し、骨の当たらない場所(お腹など)に注射する。
  注射器内に空気入った場合は針を上に向けて空気を押し出す。
  
※体重が20kg未満の幼児の場合は0.5ml(1/2U)を吸い戻し注射する。(残ったグルカゴンは廃棄する。)
※「日本製」は「グルカゴンバイアル」「溶解液バイアル」「注射器」「注射針」等、全てがバラバラになって処方されており、いざという時には使えない場合が多々あります。
【グルカゴンを使う前に、確認すべきことは?】(参考文:グルカゴン「イトウ」)
○次の人は、この薬を使用することはできません。
   ・褐色細胞腫がある人
   ・過去にグルカゴン注射用1 単位に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人
○次の人は、慎重に使う必要があります。使い始める前に医師または薬剤師に告げてください。
   ・心臓が悪い高齢の人
   ・糖尿病の人
   ・肝臓に肝硬変等の障害のある人
○この薬には併用を注意すべき薬があります。他の薬を使用している場合や、新たに使用する場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。