2002. 3. 9  富良野岳 #2 BC#13 

天  候  晴れ
気  温  最高気温マイナス5度
同行者   みきおさん、ぐれっち、Yossy さな Yosiki O_kun            

ベルルイの沢付近を行く!
(PHOTO BY YOSIKI)
滑走シーン(テスト)
#1 Yosiki

笑アリ! 最高のツアー! これが「The Day!」ってやつかいな?
AM6:00、誰かの携帯電話の着信音が響き渡る。
「あーいい感じだよー!!!」
ぐれっちの独り言にみんな跳ね起きる。
消防士みたいに一斉に全員出動開始。窓に駆け寄る。
そこには確かに青空と真っ白に光る前十勝の山々が・・・
目の前に広がっていた。
ここは白銀荘・・・
前泊メンバー7名が、浅い眠り(笑)から覚めた瞬間。
さあ富良野岳ツアーの始まりだ!

もう朝から笑いっぱなしだ!
ジョークは次々と繰り出される。
食堂で見た天気予報は晴れ。
Yossyの作ってくれたホットサンドは最高に美味い!
今週こじらせた風邪のため・・・ちょっと咳がひどくて心配だが・・・
気分は最高。笑顔!
僕らはてきぱきと装備をまとめ・・・そして車に乗り込んだ。

8:00 バーデン上富良野前駐車場
もうすでに出発したらしいパーティの車が止まっている。
ここから見える富良野岳は圧巻だ。(冒頭の写真)
完全に青抜けしているが・・・上部は相当に風が強いらしく
吹き上げる風が尾根付近の雪を凄まじい勢いで巻き上げている。
「あー上はやばいねー。」
「おさまるかもしれないよー」
そんな淡い期待を抱きつつ・・・さて出発だ!

途上ポイント
さあ、川渡りだ! 前回は広かった川幅はだいぶ狭くなっている。
いきなりぐれっちがスノーブリッジを踏み抜く。
「おおー!」
しかし、結構楽勝で全員途上に成功!
北尾根を巻いてベルルイの滝付近まで実に素早いアプローチ。
先行者のトラックが実にありがたかった。

そこからG尾根に取り付きどんどん高度を稼いでいく。
雪は、そこそこに締まった新雪だ!
沢は風もなく、ウエアを脱いでガンガンハイクアップする。
G尾根の取り付き方・・・かなり良くわかりました。
咳がひどく呼吸が上手く整えられない。
しかし、1200メートルあたりから見える十勝の山々の美しさに
しばし我を忘れた。

前回は到達できなかった森林限界(ティンバーライン)に到達する。
そこからは足元の雪もクラストしはじめた。
スプリットではズルズル滑り出して登りづらい。
しかも強烈な風が自分達を襲う。
いやー実に厳しい。
スキーアイゼンをスプリットに装着。
しばしシュカブラのあるG尾根上を登り詰めていく。
1度風に煽られてちょっと滑落。
スプリットをあきらめスノーシューに履き替える。
MSRはこんなクラストでもガンガン登ってくれる。
しかし、背負ったスプリットの重たさよ!
これをジェイクになんとかしてもらいたいな。
セッピの切れ目を発見し、1500メートルでやめておく。
ホコ岩まで行くには風が強すぎると判断し、ここをドロップポイントにする。

さて滑走だ。
面ツル斜面はでっかく広がっていて・・・
期待でドキドキするくらい。
雪質は・・・結構いい感じのパウダー。
さて、順番にドロップイン。
最高の滑走だー! 我を忘れてライディング。
幸せってあるよーマジでさあ!
特に初BC行動のO,kunの滑りは新次元・・・
何がって? うーんフリーライディングにフロントフリップとかバックフリップを取り入れたって事かな?(笑)
こんな滑り見たこと無いぜ!
どんなに転倒しても何事もなく瞬時にリカバリーしてくる。
ホント凄いよー。(爆)
その結果・・・とんでもない地獄に彼は落ちてしまうのだが
(笑・・・ザックキムチ事件)
そんな自分も滑走中ザックに付けていたスノーシューが脱落する事件が発生。
停止地点直前で良かったよー。
ドロップポイント付近だったら・・・回収不能であったな。(危ない危ない!)

その後、ベルルイの沢に落ちるも・・・雪崩まくり!
なんとなくみきおさんのラインを見守っていたら・・・あら?何気なく雪崩れてる。
トラバース気味のターンは全部やばい!!!
沢を落ちるように滑走しつつ、壁にガンガン当て込んでいく。
そしたら・・・ガバッと切れてしまう・・・表層だ!!!
みんなで行動してるからこそできる行動だよ。
(埋まっても掘り出してもらえるという安心感はあったなー。)

パウダーを楽しく食いつつ沢を攻める・・・。
沢のボトム付近でいきなりボコボコガリガリの斜面に侵入する。
「なんだこりゃーーー!!!」
デブリだ! 
デブリを抜けて思わず振り返る。
なるほど、絵に書いたように沢のボトムを流れて止まった雪崩の跡が見えた。
富良野岳は・・・マジで注意が必要だと思う。

11:30 ベルルイ沢ボトム付近
沢の樹林帯は、さっきまでの尾根筋の強風がウソのように静まり返っている。
さて、もう一本滑るためにG尾根に取り付き上り返す。
途中の樹林帯で札幌から来たと言うスノーボーダーのパーティに出会う。
そこからしばし登って森林限界までハイクアップ
その後ベルルイの沢にドロップイン!
幸せだ。

停止ポイントで・・・
北尾根に取り付いて三峰山沢に下りるか悩む。
でも、こんだけ雪崩れているならば・・・
あそこはもっとヤバイよね。
結局ハイクアップルートを戻ろうとベルルイの滝まで戻る。
ベルルイの滝まで沢を実際に下ることで・・・
富良野岳G尾根のルート及び地形が良くわかった。
これも学習でしょう!

三峰山沢の川っぷちまで戻って途上する。
帰りはいつも楽なんだよねー。(足はふらついていたんだけどさあ!)
O'kunがニヤーって笑っていきなりダイブ!
結果的には岸に届かず・・・川にドボン!
チャレンジャーだなー。

今日の富良野岳は・・・今シーズンで言えば・・・
「The Day!!!」
楽しかったぜー!


三峰山沢川を渡るみきおさん。さなちゃんの足にはコンビニ袋が!
ベベルイの凍結した滝を行くぐれっち
G尾根から上ホロ、三段山、十勝岳。天気は最高!でも風がひどい!
森林限界を行くぐれっち
ここから徐々にクラストしていく。おまけに狂風! 前方に雪煙が・・・。
ベベルイの沢を滑走する僕ら
ボトムにて・・・ひょうきんなポーズのYossyとYosikiくん。
疲れて・・・倒れこむO'kun・・・しかし本当の悲劇はこの後発覚する。(キムチラーメン事件)
三峰山沢川に戻ってきた! Yossy,O'kun,みきおさん。みんなの顔に満足の笑顔が・・・。