2002. 1.20 中山峠(プレ雪崩講習会)

天候 晴れ 最高気温ー2℃


晴天無風のプレ雪崩講習会


今年の雪の降り方は、少し異常である。
ちょこちょこと暖気が入り込み、雨が降ったりするのだ。
山の積雪は停滞状態で少々不安だ。

先日、八幡平、岩木山で雪崩の犠牲者が出ている。
八幡平の場合は、吹雪という悪い気象条件の下での行動であった。
岩木山の場合は、キャットで7合目まで上げてくれるということで
それなりの安全が確認されていたにも関わらず・・・起こった事故である。
この気象条件が、不安定な雪の層を作り出していることは、容易に想像できる。

やはり、雪崩事故を未然に防ぐための知識、
セルフレスキューに対する知識無しで裏山には入らないのが原則である。
しかもそれが、単なる知識だけではなく、現場で実際使えるものでなくてはならない。
ハンドテストやビーコンだって・・・訓練しなくてはわからない事が多すぎる。

朝から風も無く素晴らしい晴天が広がっていた。
正直いって訓練している場合ではないな、と思った。
しかし、ここは我慢だと・・・ぐっとこらえた。

訓練の内容は
午前 9:00?11:45   入山?ハンドテスト及び断面観察
午後12:15?14:05   ビーコン訓練?下山

中山スキー場のちょっと裏で行われた講習だったが、かなり充実した実習となった。
ハンドテストでは・・・今回は危険な弱層を発見するに至らなかったが、
自分の今まで行ってきたハンドテストに対する疑問が少し解決された。
(そのことに関しては「ひとりごと」で)

断面観察では・・・今回は風も無く穏やかな1日だったので・・・存分に雪を観察することができた。
笹が出るまで掘るのはすげー大変だったけど(笑・・・2メートルちょっと!)
特に自分的に貴重だったのは、雪面をを滑ることで、
どれだけプレッシャーがかかるかを断層状のトラックで見せてもらった事や、
存分に断層面の雪の結晶を観察することで積雪の種類について
実地検証を行うことができたことである。
特に、表面霜をじかにルーペで観察することができ、霜と雪の違いを
はっきりと認識することができた。
霜は結合性が低いので弱層になるかなり重要なものだ。
それを実際に見ることができたのは収穫だった。

ビーコン訓練は、講師の先生がけっこうイケイケだったせいか・・・
かなり充実した物だった。
このビーコン訓練によって、自分のビーコンの特性がより理解できたのは・・・
この訓練のおかげだ。実際の状況でもかなりいいで感じでできる自信がついた!
(トラッカーについて思ったことは「ひとりごと」で!)

最終的に・・・自分は5時からの「奥田民生」ライブに間に合うために
訓練後中山を速攻で後にしたが・・・「せくさん」と初めて会った。
第一印象的にいい人だった。
今度一緒に山に行きたいな。是非!

スノーシューの跡・・・積雪面に対するプレッシャーは低い。
スキーの跡
断面層の確認
断面の雪質は、刷毛で払うとその硬さがはっきりとわかる。
真剣なぐれっち
ハンドテストをするYossy
ビーコンテスト中。ナリタさん
チームプレイ。埋没ビーコンを探せ!ぐれっちとナリタさん。