BC行動に対するスタンスを・・・考える。

(裏山五郎的BC行動スタイル)


今シーズン、自分がどういう気持ちでBC行動に望むのか!

   BC行動=冬山(自己責任のフィールド)での行動

 それを考える上で、実に参考となる論争が、1994年2月に起こった「吾妻連峰山スキー遭難事故」を話題の中心として「北海道山ML」で繰り広げられた。そこで、自分なりの考えを整理し、ここに「有言実行」という形で記しておきたいと思う。

    山岳会>単独行>仲良しグループ(例えば・・・裏山五郎)

この不等号は・・・遭難等リスクコントロールの優位性を表している。

 山岳会は・・・初心者のメンバーに対して訓練などの教育を施しながら育てていくという教育プログラムを有し、経験豊富で熟練したリーダーによる統率に優れ、集団で役割を分業するなど、山におけるリスクコントロールをかなり高いレベルで行うことができると考えられる。

 単独行の場合は、本人の技量そのものが行動の枠であり、そこから自分が出ない限りはリスクは少ないと考えられる。また、自分の身は自分で守らなくてはいけないという意識が強いので、用心深く、勉強熱心であり、リスクコントロールも高いレベルで行うことができる。(まあ、無鉄砲でヤバイ方もいらっしゃるかもしれませんが・・・それは例外として・・・笑) しかしながら、事が起こった時には仲間のサポートが無いので、非常に厳しい状況になることは言うまでもありません。

 一方、仲良しグループの場合は・・・経験値の高いリーダーがいたとしても、その人だけではメンバー全員をサポートできる訳ではなく、リスクコントロールはとても難しい。ましてやそこそこの経験しかないメンバーの集まりであるならば尚更である。メンバーそれぞれの自覚や技量がないと、とてもやっていけないということになります。

 この一般論を踏まえた上で自分の考えを述べます。

 まず、仲良しグループでの行動は有りだろうということです!
そう考える理由を次に述べます。

1、現実的に私たちは山岳会のように、統率の取れた関係を築くことは難しいが、メンバーの技量にあった枠を可能な限り現実的に設定し、一緒に行動する仲間とリスクコントロールという視点で常に共通理解を図り、可能な限り誰かに依存することなく(まあ、頼ったりということは、ある程度仕方の無いことです。ただし、それは自分が学んでいくという立場であることが前提で、自分自身でリスクを理解し、可能な限り経験を積もうとする態度の表われであるのならば・・・ということです。)それぞれのメンバーで協力的に行動することは可能である。

2、自由というか・・・オープンな人とのかかわりもまた大切であり、特殊化した団体行動が良いかどうかは疑問である。(山岳会が閉鎖的なとこだなんて言うつもりは全然ありません! 信じてください! なんていうか・・・同好会的な気軽さも、やはりありなんじゃないかなあ・・・ということが言いたいだけなんです。しかも、そんなスッゲー事をやらかそうとは思っていないという事です。(例えば日高山脈縦走とかじゃなくて・・・もっと手軽な山スノーボードに特化した冬山行動のことなんです。だからといってリスクが少ないなんて・・・全然思っていません!!!)

 自分達の行動が山スノーボードであるということを前提とし、そこでのリスクを明らかにし、メンバーみんなで冷静にそのリスクについて考え、共通理解を図り、準備や訓練をしながらお互いに学んでいくことが何よりも大切であると考えます。
 自分達の技量を見極めることは難しいですが・・・そこで行動の枠をしっかり設定する。でも、冒険なくしてこの行動の意義は無い。チャレンジすることとのバランスを、いかにとるかが肝要ではないかと・・・。ノリとか勢いとかではなくて! それができる仲間作りが絶対大切なんだと思います。
 故に、ゲレンデでの仲良しグループの延長では勝負できないのは火を見るより明らかです。カッコイーからとか憧れの感情は自分を含めて否定できません(笑) しかし、そこにある山の、大自然に対し・・・その素晴らしさに魅せられているという点では「山岳会」の方と土俵は一緒です。真剣な思いであることは間違いないと・・・。

 ちょっとだけ真面目に考えてみました・・・(笑)
Back