アバランチチェック中
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バックカントリー行動で雪崩に気を使わない人は・・・やっぱまずいでしょうね。自分は天候調査とアバランチチェックは絶対必要だと思います。あと、装備です。ビーコンとシャベルだけは必須です。これは自分が助かるためじゃありません。仲間を助けるためです。ゾンデもあった方がいいけど・・・。気持ち良さげな斜面こそ雪崩の危険性が高いと思ってください。そこで、心を落ち着けて(なかなかできない事なんだなあ)冷静にチェックを行うことが大切です。アバランチチェックの方法は別のページで紹介します。
どのような時に雪崩が起きやすいのか。雪崩の要因は3つのことが関係しています。一つは、不安定な雪。二つ目は雪崩のおきやすい地形。そして、もう一つは人為的な影響です。これらの3つの要因が重なって雪崩は発生するのです。
いずれにせよ雪崩による事故の場合、それは自然発生的なものの割合は非常に少なく、ほとんどが人為的な影響によるものです。斜面を滑走中の誰かが、雪面の層に潜む弱層を切ってしまう。また、セッピなどを落としてしまうことで、その衝撃により雪面が滑り落ちてしまう。ハイクアップの時に団子で登ってしまい、雪面に重みが掛かり雪面が落ちてしまうなどなど・・・。
雪崩には「表層雪崩」と「全層雪崩」があります。「表層雪崩」は不安定な雪(弱層が形成された層が存在する雪面)によるもので、弱層を発生面として雪面が滑り落ちるものです。一方、地表を発生面として滑り落ちてしまうのが「全層雪崩」です。「表層雪崩」は、降雪期間は気象条件によっていつでも発生しうるものであり、「全層雪崩」は主に融雪期の春から初夏にかけて発生するが、地形によってはその限りではありません。
万一、雪崩に巻き込まれた場合は非常に危険な状態であることは言うまでもありません。埋没してしまうと呼吸ができないのと同時に体温低下によって最悪の場合死に至ることになります。ですから早期に発見することが大切で、それは15分以内がベストだと言われています。春の全層雪崩の場合は、斜面上から冷蔵庫が300台くらい降ってくるのがそのイメージに近く、大怪我は免れません。というか潰されてしまいます。
雪崩の予測には「気象情報」と実際の斜面でのアバランチチェック、そして雪崩れやすい地形を見極める目が大切です。やはり経験者との行動がベストです。本当に過信や思い込みはいかんです。どんなに経験を積んでいる人でも命を落としているわけですから・・・。
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