暑寒別岳
バックカントリー査定表
標高も1500mに満たない、比較的地味な山であるが、東側の山腹に広がる雨竜沼湿原は北海道の尾瀬とも呼ばれ、トレッキングにいそしむハイカーも多い。しかし、BC行動をこの山で行うとするならば、その地味な分だけ奥の深い手付かずの大自然が、僕らの前に強烈に立ちはだかるのである。
ルートは3通り考えられる。一つは雨竜町方面からのアクセスとなる南暑寒荘から登るルート。あとの二つは日本海側、増毛町方面の暑寒荘からアクセスするルートと「箸別コース」である。地形、距離などを考慮して、暑寒荘からアクセスするルートが無難なところでしょう。
それにしても遠い!斜度は取りあえず尾根筋に出てしまえばイージーだが、とても長い距離があるのだ。羊蹄山もハイクが厳しいと思ったが、こちらの方が実ハイクアップ距離は数段長い。ピークまではとてもではないが日帰りでは行くことはできない。まさに海から登っていくわけだから仕方の無いことだ。ロープウエイとか観光道路とか無いわけだから。だから都合の悪い分手付かずの大自然というわけだ。自分達は春の残雪狙いだが、ハイシーズンの行動となればもっと進み方は遅くなる。ビバーク必須の山です。でもその価値は確かにあるくらいの雄大な斜面が、至るところに存在しています。
自分達は1080ポイントくらいまでで撤退したが、ここには手付かずの広大な大自然が確かに広がっていた。そして、熊も怖かった。
暑寒荘からすぐ。平坦なハイクアップでスタート。
尾根筋に出て。
広大な増毛の山塊
西暑寒別岳方向の斜面。いい感じだなあ。
1080付近から、暑寒別岳ピークを望む。
暑寒別岳、西暑寒別岳の間のライン。やばい!
木があってよく見えないが、このばかでかい沢を攻略してみたいものだ。
増毛から見た暑寒別岳遠景
バックカントリー査定表
総合快楽ランク
A
とにかく秘境だ。奥が深い。苦労も多いがロマンもあるので。
ハイクアップ距離
AA
ピーク目指すなら1日じゃ無理。要ビバーク。
ハイクアップ斜度
B
尾根筋をハイクするので平均的に言えばそんなに無い。でも距離はある。
ハイクアップ地形
C
素直。春は藪こぎするけど。
危険指数
B
岩山だけに・・・斜度もあるし。
雪崩指数
B
西暑寒別方面では過去に事故が。でも報告件数も少ないのはそれだけ奥地だからか?尾根筋だけなら問題なし。
ルート見失い指数
B
視界良好時は問題なし。
パウダー指数
AA
冬の季節風がたくさんの降雪を!!!
オープンバーン指数
AA
ティンバーラインより上は広大な斜面が!
遊び地形指数
A
セッピあり。
ツリー指数
B
尾根から沢に降りたら結構密集しています。
斜度指数
A
アプローチポイントによると思うんだけど、凄いとこはあるよ。
アプローチライン指数
A
豊富。しかし危険な斜面も多い。
アクセス指数
B
ハイシーズンは暑寒荘に至る道が閉鎖されているはず。そしたらもっと厳しいでしょう。距離的には。
眺望指数
A
日本海、増毛山塊、凄い、圧巻です。
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