wyse 5th tour 2001
「eight summer days」
 ( 2001/7/13 新潟CLUB JUNK BOX )




 広島・大阪・東京と続いたライブ遠征の後、私の行く今ツアーラストライブは、地元新潟でした。やはり地元は勝手も判るし、整理番号も他に比べれば早かったし、前日のイベントも面白かったので、すごく楽しみだったのですが....その日は3時半くらいまでお仕事してました(苦笑) 今回は平日だし、開場時間が夕方6時なので、仕事終わってからでも間に合ったのだけど、午後になってからなんだかそわそわしてきて、仕事に集中できなくなってきたので、やはり午後休とって早退したのは、当然といえば当然でしょうか(笑)

 今までは、押されたり自由に動けないのがイヤで、あまり前に行かなかったのだけど、いろんな諸事情で「頑張ろう、頑張って楽しもう」と気合いを入れてライブに臨んだ今回、センターの2列目という位置で見ることに。押されるのは覚悟してたけど、もういいのです!! すべては月森くんのために!!(謎)


 約10分くらい遅れてライブスタート。月森くんが出てきて前に立ったら、やっぱり近い〜♪ いや、5月の方が最前だったんだから、もっと近かったんですけど(苦笑) 今ツアー、会場の小さかった広島はともかく、大阪も東京もデカイ会場で遠くから見ていたから、やはりこの近さは感動モノです!

 セットリストは他の会場とだいたい同じなんだけど、多少のイレギュラーがあったりしてます。『little peace』のあと、アンクラやVirusなどの激し目の曲が続いたので、もちろん場内暗くなったと同時に押されてはいたけど、もうギュウギュウの状態でスゴイ〜! キツイことはキツイんだけど、こういうのって慣れなのかなぁ、そんなに苦しくはなかったような。ってゆうか、目の前に月森くんがいて、苦しさとかあまり覚えていないのかも(^^;;; そんな状態で、もちろん身体の自由なんかほとんどないけれど、それでも腕を伸ばしたり振ったり、首も振ったりしていました。
 『Virus』の後にMCがあって、その時のこと。月森くんが、どんどん北に行くから涼しくなっていくかと期待していたら、全然そんなことはなく。クーラーが効かない土地に行くから、反対にだんだん大変になっていく、みたいなことを話してくれて。「なんでクーラーが効かないか判らない?クーラーいらないんだよ、涼しいから。弱くしてあるんだよ」みたいなトークをファンと和やかに(ちょっと長めに?)していたら、後ろから拓磨くんがやってきて月森くんの耳元に何かゴニョゴニョ。たぶんMC長すぎるから早くやれって注意してたんだと思うけど、月森くんったら「判ってるって!」と言った後に、チラっと後ろ見て、ボソっと「カワイイやつだ」なんて言うの!!(笑) 拓磨くんのリアクションが何かあったのかな?....照明の具合でよく見えなかったので、首伸ばして見たら、拓磨くん苦笑いしてました。月森くんの言い方と、二人のやり取りが妙におかしくて、私的にはすっごくツボってた!(笑) だって、普段大人びてる拓磨くんを子供扱いするように「カワイイ」なんて言う月森くんも可笑しいし、言われた拓磨くんの反応も可笑しいんだもん〜。
 で、今までは『Virus』のあとに『Circle』と続いてたのだけど(このバンドはツアー通してほとんどセットリストが変わらない....(泣) 早く変えれるようになってね)、こんなMCの後に、拓磨くんが何かをメンバーに耳打ちしてたの。そして最後に月森くんのとこに来て何かを言って....。月森くんが「え?そうなの?」って言った後、「なんか1曲増えました(笑)」って言葉とともに『Plastic Monkey』を演ってくれたの! 今までならアンクラを最初にやると、プラモンはアンコールってパターンだったのに、ここでやってくれたということ、それも急遽その場で決めて演ってくれたということが、すごく嬉しかった〜♪ まだ始まったばかりなのに、拓磨くんどーしちゃったのぉ!?とビックリしましたわ(笑) これからもどんどん、その場の雰囲気とかで、セットリストを変えたり臨機応変に出来るようになるといいね。

 いつもより1曲多い激しい曲が続いた後、『blue on blue』から静か目の曲が続いていきます。
 実は、広島で初めて今回のツアーを見てから、すごく気になっていたことがあったの。月森くんの歌い方が変わったということ。激しい曲のときは判らなかったんだけど、静かな曲になったときに、月森くんがやけにノドを締めたような歌い方をしていて。ノドを締めてるから高い声が出ないし音程が外れるし、おまけに大阪・東京と続けてライブやったせいか、かなりノド痛めてるような辛そうな歌い方になってた。私は月森くんの声がすごく好きだったから、あの歌い方をする月森くんを見るのがすごく切なくてイヤだった。どうしてもやめてほしくて、前日のイベントの時に手紙を書いて渡してたの。も〜初めてだよ、手紙なんか書いたの(苦笑) しかも今思い出すと、懇願しつつも、かなりキツイことを書いてたような....(汗) 読んでくれるか判らなかったし、読んでもらえても怒られるんじゃないかとか、あまり期待はしていなかったのだけど。
 『blue on blue』が始まったとき、かなりドキドキして緊張していたのだけど。聴き始めて......あれ?そんなにイヤじゃない。ところどころ、まだ引っ掛かる部分はあるけれども、かなり普通に歌えてる? 続く『float』も良い感じなのです〜(笑) その頃になると、もうノドがどうとか考えることもなくなっていたみたいで、ということは気にならないほど普通の歌い方になってたってことだよね(笑) 久々に....今ツアー初めて、じっくりとバラードを聴いてました。しかも!見つめて歌ってくれたの〜!!(爆)
 前日のイベントで私、質問を読まれていて。「月森くんはバラードとかを歌うときに誰か1人をじーっと見つめながら歌うけど、何か基準があって選んでるの?」と聞いてたのです。月森くんの答えは「別に誰かを見つめてるって意識はないんだけど、誰かと目が合ってしまうと、俺から目をそらすのはイヤなのね。激しい曲の時は、隣でMORIがヘンな動きしてたらそっちに視線が移ったりするけど(ここで爆笑が起こる。変な動きってなんやねんっ!月森がMORIをどう思ってるか判ったわー等々言われてた)、バラードの時ってだいたいずーっと、みんなが俺を見てるから、どうしてもそうなっちゃうんじゃないかな」って。しかも「りょうさんは....」って月森くんや拓磨くんに名前を連呼されつつ(汗) あんなに月森くんに見つめられて話されたのは初めてで、すっごい緊張したしドキドキしたの。そんなことがあったから、もしかして顔を覚えられてるかもって緊張もありつつ(苦笑)
 でもねぇ〜。見つめられて歌ってほしいと思ってたけど。目が合ったときに、こっちから逸らさずにじーっと見てるのって、すごく大変! ドキドキして恥ずかしくって、思わずこっちから視線はずしそうになるもの(笑) しかも、私ってばすごいことになってそうだったし。きっと髪の毛ぐしゃぐしゃで汗びっしょりで化粧落ちてるし....。うわっ、メチャ恥ずかしいじゃん(苦笑) まぁ、じっさいそんなに長時間見つめられてたワケではないんだけどね。

 『float』を、そのうち録り直してバージョンアップさせてCDで出したい、というMCがあったり、3ヶ月連続でCDが発売されるけど、買ってない人は何も言わずに買ってくださいというMCから『It's not like me It's not like you』に入ったりしたあと、後半徐々にライブは激しくなっていきました。
 『Countless trigger』から後は、もうイッキにラストに向かって大盛り上がりで。8月に出る新曲『路地裏のルール』も、いい加減7回目ともなると覚えてきてるし(苦笑) ぎゅうぎゅうに詰まってるからそれほど暴れられはしないんだけど、それでもファンの方もステージに喰って掛かってく勢いだし、月森んは熱唱だし、他のメンバーもステージであちこち動いて暴れ回ってるし、すごい状態! 私はといえば、もう目茶苦茶(苦笑) 頭振ると(といっても首くらいしか振れないけど)前後左右いろんな人の肩やら腕やら頭やらにぶつかってたから、こめかみやあごに青あざができるんじゃないかと思ったくらい。ぶつかった拍子にコンタクトが落ちると困るので、目をつぶって頭を振った後に、ふと顔を上げると目の前に月森くんがいてビックリ、なんてこともあったっけ(笑)
 『My name is Japanese Breaker.』で、月森くんが歌ってるときに拓磨くんとHIROさんが上手にやってきて(たぶんルイルイは下手に移動したんじゃないかな?)、何やら2人で向かい合って弾きながらニコニコしてるの。このときの拓磨くんの表情が、いたずらっ子のような笑い方してたのね。や〜んっっ可愛いわっ!と思ってたら、曲の間奏に入った時に、拓磨くんがHIROさんの口にチュッ!ってキスしたの(笑) 途端、周囲からキャーッ!という一段と甲高い歓声が! たぶん私も言ってたかも(苦笑) まぁ....ライブではよく見る光景だけど、なんだか拓磨くんがこういうことするとは思ってなくて、意外でビックリしたんだわ。いやー、可愛かったです、2人とも(爆)

 本編ラストは『Miss txxx』で終了。最後の方は、ほんっとに暴れまくってよく覚えてないくらいでした(その割には上に書いたことは覚えてたけど)。






 あまり呼び声の少ないアンコールの後(私もねー他の会場ではアンコールしない時あるんだけど、地元新潟だけは頑張って叫んでます。ホントに出てきてほしいと思うから)、メンバーが再登場。出てくるときすでに『あの日の白い鳥』が流れてで....これって前のツアーの時と同じじゃなかった?(苦笑) アンコールになったら、また一段と押しがキツくなって大変だったのだけど、頑張って手拍子してましたわよ(あんまり好きじゃないけど)。
 『あの日の白い鳥』が終わった後に拓磨くんが「なにしてほしい?」って聴いてきたの。決めてきたんじゃないんかい!? とややびっくり。周りからいろんな声が飛ぶ中、だんだんと『D&D』を望む声が大きくなってきた。「wadeとか言うなよ」って言ってたけど、誰かリクエストしたのかな?私のトコからは聞こえなかったのだけど。私の周りは『D&D』の声が大きくて。「D&D? ちゃうやろ、もっと違うのがあるやろ」と拓磨くん。誰かが『LaLaLa‥‥』て言ったら「PAさんが困るやろ。ほら、ダメだって言ってる。‥‥前にやったやろ。今日はアコギ持ってきてないからダメ」とのお言葉。いったい何をリクエストしてほしいの? と思ってたら『Reset』の声が大きくなってきて。「Resetは、まぁ“有り”やろ」ってことで、『Reset』を演ることに....って、最初から『Reset』って決まってたんじゃないのぉ? 他の会場では必ずアンコールに『Reset』やってるし。まぁいいんだけど。
 でも『Reset』は盛り上がったね〜! 相変わらずグチャグチャになってたけど、頑張ったもの私も(笑) 拓磨くんは「あ〜いつは月森」ってところで「新潟サイコー!」って歌ってくれたしね!

 で、『Reset』が終わって月森くんが「サンキューッ!」って締めに掛かったんだけど、拓磨くんが急遽「もう1曲やる!」と叫び、ドリンクのとこに戻ってた月森くんが、ガクゥーっと力抜けたように「まだやるのぉ?」的なアクションを見せてたのが、メチャ可笑しかった(笑) かなりバテてたご様子だったからね〜(苦笑) で、次の曲の準備してみんなが定位置についた時、ふと気づいたら月森くんがいなくなってて、拓磨くんが「ちょっと待っててな、今お願いしてきてるから」って言ってたけど....月森くん出てきたら「なーんかおかしいと思ったら、着替えるの忘れてた! どうりでやりたいないと思った!」って、あんたお願いに行ってたんじゃなくて、着替えに行ってたんかい!? と思わずツッコミたくなったわよ〜(苦笑) まったく月森くんったら!
 で、アンコール3曲目は2度目の『路地裏のルール』。これ、今から考えると、2回目のアンコールにやる予定だったのを続けてやっちゃったんじゃないかしら? 広島や大阪のアンコールのパターンがそれだったから。でも、ここでこれをやっちゃったので、必然的に2回目のアンコールはなくなることになったワケなのだけど....

 『路地裏のルール』が終わってメンバーがステージからいなくなった後のアンコールは、それは凄かったね。みんなが精一杯叫んでる感じがして、メチャクチャ大きな声になってた。私ももう1度アンコールがあると思ってたから、大きな声で叫んでたんだけど、客電が点いて、しかも場内アナウンスまで流れ始めたの! 今までも2度目のアンコール前は客電ついたりしてたけど、アナウンスはなかったから、もう1回あるんだって判ったんだけど、今回は終了のアナウンスが流れてきてしまって。「本日の公演は終了いたしました。次回公演のチケットを会場の外で販売しております」って言ってるし。それでも、アンコールを叫ぶ声は全然小さくならなかったよ。みんな絶対出てきてくれるって信じてるように、ずっとアンコールの声がなりやまないの!もちろん私も、絶対出てきてくれると根拠もなく思ってたし(笑)
 そしたら、出てきてくれたんだよ〜!! 前回の5月のイベントに続き、2度目だよ!アナウンスが流れてるのに出てきてくれるの!!(><)すっっごい嬉しい〜〜!
 拓磨くんが「スタッフさん、ごめんなさい! もう1曲やらしてください!」って言って、もう1曲だけやることに!! 私は思わず、ここで『D&D』とかやったら、めっちゃカッコイイじゃん!!!!って思ってたのだけど....やった曲は『Miss txxx』でした(苦笑) いや、いいんだけど!それでもいいんだけど!ただね、思ったの。あぁこのバンドは予定外の曲は出来ないバンドなんだなーって。練習してないから出来ないのか、同期がないから出来ないのかは判らないけども。う〜ん....これから頑張って精進してください、wyseサマ。

 ってことで、ラスト!『Miss txxx』!私の周りのグチャグチャ度は過去最高(苦笑) 私もみんなもすごい勢いで暴れてるから、熱気が渦を巻いてるような感触がマジでしたよ。でも、酸欠で苦しいって感じはしなかったな〜。よく具合悪くなって倒れる人とかいるけど、どうも私は無縁な様子(笑) そいえば、今回はこんなにすごい状態なのに、運び出される人も中断することもなかったよね。
 月森くんも、アンコールになってからはステージぎりぎりまで来てるから、半分もみくちゃにされているのに、ちゃんと歌えてる! そういえば前の方にいると、よく月森くんが上から降ってくるんだよね〜(苦笑) スピーカーや最前の柵の上にのって客席に手を伸ばしてくるから、ファンのみんながその手を引っ張るの。そーすると、引っ張られて私たちの上に降ってくるんだよ(笑) 思わずお腹とか胸のあたりを支えるようにしてたけど、月森くんの背筋力?腕力?はスゴイ! 歌のない部分で、そうやって手を伸ばしてファンの子に引っ張られ放題にされてるのに、ちゃんと歌に入るところでは、グイッと手を引いて捉まれてる腕を振り払って、きちんと歌い始めるんだもん。スゴイ!と妙なところで感心してた私でした(苦笑)


 そんなわけで、最後に『Miss txxx』をやって、ライブが終わりました。すごい盛り上がったよ〜!すごかったよ!(笑) 終わった後に外でてみたら、服も髪の毛もびっしょりなんだもの。ビックリした(笑) 基本的にぎゅうぎゅうになるのは、あまり好きではないのだけれど、でも今回はすごく楽しかった! なんていっても月森くんの歌も良かったし、メンバーも(特に拓磨くん?)もすごく楽しそうにしていたし、それがやっぱり嬉しかったな。特に今回、決められた流れを破るように、もう1曲追加でやってみたりしてたのが、すごく楽しかったし嬉しかった。
 なんだか新潟は毎回すごく盛り上がるような気がするんですけど、それは地元の欲目でしょうか?自分は渦中にいるから、さっぱり判らないのだけど、誰か客観的に見てる人の感想が聞きたいと思ったりしました。あとメンバーの感想も。とりあえず、あとでPokeショックのツアー日記を読みましょう(笑)
 とりあえず、私の持論「気合いを入れて楽しめばライブは楽しめる」ってのが、まさにその通りだったライブでした。次回も期待!!(笑)


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