wyse TOUR 2004 「Dead or Alive」
 ( 2004/3/20 千葉LOOK・3/21 横浜CLUB24・3/27 熊谷VOGUE・
4/11 新潟CLUB JUNK BOX・
4/17 福岡DRUM Be-1・4/23 名古屋E.L.L・5/2 渋谷O-West ) 



 いよいよ始まりました、1年ぶりのwyseのツアーです! いや、東名阪ツアーとかもあったけど、あれは単発ライブな感覚だったので....(苦笑) 私的には、やはり1年ぶりという気持ちが強いです。
 その間にいろいろありました。wyseにも、私自身の気持ちにも。秋頃、wyseに対する気持ちがすごく揺らいだ時期があって、今でもそれは完全に昔のようには戻らないのだけれど、ツアーが始まってライブを見ていると、やっぱりwyseが好きだなって思うのです。
 いまだ、私の本命はwyseだし、もうしばらくはwyseが本命でい続けると思います。だってこんなにもまだ、月森くんの歌が大好きなのだから。

2004/3/20 千葉LOOK


 初日は千葉でした。初めての会場の千葉LOOK。ものの見事に道に迷いました(泣) 全然違うところを彷徨い歩くこと約30分....会場に辿り着いた時には、中からSEが聞こえていました! なんていうことでしょう!こんな時に限って、定時きっかりに開演だなんて(><) 慌てて中に入るものの、すでに場内は暗くて人がぎっしり詰まっていて、どうしたものやら....。しかも話には聞いていたけれど、メンバーが登場しても全然その姿が見えません!ステージほんっとに低いです(苦笑)
 最初の数曲は、何をやっていたか覚えていないのだけれど、いきなり激しい系の曲を立て続けにやってました。それを物販前のステージ下手横側から見ていたのだけれど....つまらん!こういう激しい系は、やはり暴れなくては面白くない! ってことで、後ろを回り込んで上手側に移動しました。とりあえずメンバーは見えないけれど(爆)、ノリやすいファンが周りにいたので、先ほどよりは随分と居心地がいい♪
 激しい系から中盤はミディアム系の曲をやってる間に、私はどうやら無意識にセンターに移動していたようです(苦笑) あまり意識していなかったのだけど、後半ふと気がついたら月森くんが真正面にいてビックリ、なんてことも(笑) しかも、ステージ低くてメンバー全く見えないかと思えば、何故か前の方にいるファンがみんな小さい....とても小さい。確かに私は厚底ブーツ履いてたけれど、それにしても段差があるの?って位に、視界が広いんです。んで、メンバーもチラホラと見えるし、月森くんにいたっては頻繁にスピーカーの上に乗ってるらしく、結構見えるんですよ。まったく見えないことを覚悟していたので、嬉しかったですね。

 でも、やはり『With...』とか『ビー玉』のあたりは、スピーカーに乗ることはないので月森くんの姿を見ることはできず、でもこれ幸いと、目をつぶって歌を聴いていました。どうしても目が開いていて月森くんを見てると、歌自体に意識が回らないことが多いのです。「姿は見えなくても音は届いてるやろ?」という拓磨くんの言葉通りに、見えないことすらもラッキーな体験と思えました。そして、そんなふうに聴いた『With...』は、久しぶりに満足のいく『With...』でした。私はどうしてもこの曲を聴くとき、月森くんの声が低音・高音ちゃんと出るのかとハラハラしてしまうのですが、今日は初日のせいか高音も出ていて(最後だけ少し出なくなりましたが)、音がどうとか心配する必要もなく、また目をつぶっているせいか歌の世界に入り込むことが出来たのです。久しぶりにちょっと感動したなぁ〜(笑)
 続いてやった『ビー玉』。結構無造作な感じで拓磨くんが「12色のビー玉が〜♪」と歌い始めるので、毎回ビックリしてしまいます(苦笑) 最初は抵抗のあった拓磨くん歌い出しの曲も、イントロとして捉えるようになってから、好きになりました(笑) だって、月森くんが歌い始めると、ギターとか音数も増えるからかもしれないけれど、ガラッと雰囲気変わるんだもの。東名阪ツアーで見たときは、ゾクッときたのよね。まるで最初のアレが月森くんの引き立て役のようで......って、暴言吐いてます?(苦笑) 拓磨ファンの方ゴメンナサイね。盲目的月森ファンの戯言と思って下さい(笑)
 ま、そんな感じの『ビー玉』ですが、この曲ってゆったりした曲だけど、決してただ静かに聴いてるだけの曲じゃないと思うんです。特に意識はしていなかったのだけど、もしかしたらSAMMYさんが入ったせいかなぁ?ドラムが途中ですごく盛り上がるでしょ。「僕は今 くすんでいく〜」の前とかね。で、私は目を閉じていて、その盛り上がるところで思いっきり身体でリズムを取ってたんですけど....ふと目をあけて見ると、みんな動かないで静か〜に聴いてるんですよねぇ。「えぇ〜!?」ってビックリしてしまいました。このリズムでどうやって身体を動かさないでいられるんだ!?と、私なんかは思うんですけども....。うん、不思議だー。

 後半は、激しい曲でまとめて来ました。特に『A≦nd Crash!!』と『Miss txxx』を続けてやられたら....壊れます、私は(笑) しかも、みんな前に詰めちゃったのか、周りにすごくスペースがあって、友達が隣にいたものだから『Angela』や『雷魚』あたりでは手を繋いで思いっきりヘドバンしたり(笑) そして、私もだんだんと前へ前へと進んでいってしまいました(苦笑) や〜ん、もう楽しかったぁ!メンバーが見えるとか見えないとかは関係ないのです!見えなくたって楽しみ方はあるのです!声が聞こえれば、それで充分楽しいし、暴れる場所があれば暴れてるのも楽しいし♪ 最初は遅刻ギリギリでドタバタしちゃったけれど、途中からはそんなこと忘れて、今日は最高!って思える位の楽しいライブになりました(笑)
 アンコールも、もう終わりかな?って思ってたら、もう1回出てきてくれたり。しかもアンコール長かったよなぁ(苦笑) アンクラとかをもう一度やった時は....また再びこの曲をライブでやるようになってくれて、嬉しいことは嬉しいんだけど、だからってそんなに大盤振る舞いすることないじゃん〜!って思ったりもしてました。
 あ、そだ。新曲の『無色の雪』をやってくれたのですが、すっっっごい良かった! 以前、タイトルだけ見てバラードなのかなって思って、日記に「拓磨くんの歌ってるところが多そうでイヤだなぁ」なんて書いたことを、思いっきり反省しました。聴きながら「ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!」を繰り返してました(笑) それくらいに良かった!この曲を聴くためだけに、あのアルバムを買う価値はありますね!


2004/3/21 横浜CLUB24


 え〜と、書きたいことは全部千葉で書いてしまったような気がする、横浜です(苦笑) ここも初めての会場だったのですが、ちゃんと下見をしたので整列前に無事到着できました。中に入ってみると、思ってたよりも広かった気がします。天井とか高かったし、ステージもちょっと広め。そして空調が....メチャ寒かった!この日は外気温も寒かったのですが、空調がとてもよく効いていて、スタートするまでの待ち時間に鳥肌たっちゃいました(笑)

 この日の整番は真ん中よりやや前あたりかな? でも入ったらステージの横幅があったせいか、意外とステージに近いセンターあたりへ。うん、ちゃんとステージが見えます(笑) 昨日はステージと呼べるものがなかったからね(苦笑) ココはステージ高くていいですね。
 曲順こそ違ったけれど、曲目自体は前日の千葉とそう変わらず....。でも『Perfume』や『Scribble〜』はなくなって、『憂いの歌』『Rainy』『J's song』が入ってました。『Perfume』はやってほしかったなぁ〜。せっかくの春ツアーなんだしさ。
 私はというと、開演と同時に前に詰まるのを除けて少し後ろに下がってみてました。おかげでグチャグチャになることはなく、でもちょうど良く見える位置で適度に暴れられて楽しかった♪ 前日の千葉も最高!って思ったけれど、この日もやはり別の楽しみ方が出来て最高に楽しかったのです。というのも、センターにいてちょうど月森くんの視線が来やすい位置で。1曲目の『Angela』からちゃんと見つけてもらえたし♪ でも、月森くんに見てもらえたから最高って思うのは、まだまだだなぁと思うのです....。つい嬉しくなってしまうのは仕方のないことだけど(^^; もちろんそれ以外でもライブが楽しかったってのもあるし、前日は後ろにいたせいもあって、やっぱり渦中にいるのも楽しいなって実感したからってのもあるんだけどね。どこにいても楽しいことは楽しいのだけど、後ろって冷めて見てる人が多い分、やっぱりやりにくいというか....。だから気兼ねなく周りと一緒に騒げるところで見るのも、多少の不自由さはあっても楽しいものです。

 あぁ、そーいえばその『Angela 』の時だったかなぁ。月森くんが歌いながら歌詞に合わせて、目の前の子を目を見開いてじぃ〜っと....って表現よりぐわぁ〜っと凝視したことがあって。それを見て思わず「こわっっ!」と口に出してしまいました(爆) 月森くん....たまにそういう白目剥き出しで目を見開いて誰か1人を凝視することあるんだけど....結構コワイです(苦笑) もし私がやられたら、ビビる!と思いました(笑)
 そういえば面白かったMCがひとつ。新曲の『無色の雪』をココでもやったのですが、拓磨くんがアンコールの時だったかなぁ、その話をして。どんなことを考えながら思って書いた歌詞か、ということを話していました。でも「歌詞はあまり聞き取れないと思うけど....それは、ライブだからか、爆音だからか、....月森だからか」さらっとヒドイこといいますね(笑) 可笑しくて笑ってしまったけれど(苦笑) 月森くんはさっそく「俺、結構且舌良く歌ってる!」って反論してました。私もまだ2回しか聴いてないけど、案外聞き取れてると思いますよ〜。「空から舞う 無色の雪〜♪」しか覚えてないですけど(^^; それは私が歌詞を聴かない人だからであって、ちゃんと聴けば聞き取れるハズです! と月森くんを擁護してみる(笑)


2004/3/27 熊谷VOGUE


 ちょっとした経緯があり、持っていた整番より早い番号のチケを頂いたので、案外早く会場の中へ。今日も横浜と同じく、前に詰めることはしないでいようと思っていたのだけれど、センター3列目にいることが出来たので、このままここで頑張ることにしました(笑)
 熊谷VOGUEは柵が低いので、最前はとってもツライのよね。スタートしてから押されに押され、結局いつのまにかセンター2列目にいて、最前の子に思いっきり寄りかかる形になってしまいました。もう、久しぶりにキツイ!と感じた圧力でした。途中、何度も酸素が足りなくなって肩で息してたり、お腹の皮下に注射してあるのが押されて、メチャクチャ痛かったり(泣) 注射した直後なんて触るだけで痛かったから、まだマシになってた方なんだけど....直後じゃなくて良かったよ(苦笑) そんな感じで苦しかったけれど、割り込んでくる人がいなかったので、嫌な気分にはならずにライブを楽しめました! 月森くんも近いし〜♪ 近すぎて視線はすべて頭上を過ぎていくけれど(爆)
 とにかく、苦しかったけれど楽しかったのが今日のライブ! 久々に汗ビッショリTシャツぐっしょりになりました。最近は最前でもない限り、あまり押しのキツイ渦の中にはいかないようにしてたから。この前の横浜だって、開演と同時に押されかけたから、前に行きたがる人を前に行かせてギュウギュウに渦を巻く外側にいたので、スペースはなかったけれどキツくはなかったのです。でも、たまにはこんなライブもいいもんだなって(笑) 千葉・横浜と毎回最高って思ってきたけれど、この熊谷はまた最高を上回った感じでした(笑) とにかく熱いライブだったし!

 そう、この日はアンコールが4回だったのです!なんとなく、今まで3回だったから今回も3回かなって思ってて。実際、3回目のアンコールが終わった後には誰もアンコールを叫ばなかったのです。でも「本日の公演は終了いたしました」ってアナウンスもないし....しかも今日は『無色の雪』をやってない! 曲を覚えたかったから楽しみにしていたのに〜と思い出したら、もう1度出てきてほしくて。でもどうしようか....と迷いながら、だいぶ時間が経っちゃったけど、友達や近くにいた人と「呼んでみようか?」って話して、「アンコール!」って叫び始めたんです。そしたら出てきてくれた!「アンコールの回数なんか決まってないから!」という拓磨くんの言葉が嬉しかったですね〜!あのまま終わってたら、それはそれで楽しかったけれども!しかも苦しかったからあのまま終わっても良かったかも、と思ったけれど(苦笑) でも自分の呼び掛けに応えてくれたことが嬉しかったり(^^;
 結局、やったのは『無色の雪』ではなかったんですが(笑) ま、あの勢いで『無色の雪』をやるわけないのは判っていたことなので、いいんですけど。

 あと2回目?だったかな? 珍しくアンコールで一番最初にHIROさんが出てきてくれて。何気なしに「おいっす!」と例のいかりや長介さん風に....(笑) なんとな〜くHIROさんのやりたいことが判ってしまって、ファンの側も「おいっす!」って応えて。それを何度か繰り返した後にHIROさんが「まだ7時だけど言ってもいい?」と聞くので、こちらも「いいよー!」って応えたら、嬉々として「7時だよ!」と叫び、ファンが「全員集合〜!」と応えました(笑) 「これおもろいなぁ!」とすっかりご満悦のHIROさん。そしたらメンバーもぞろぞろ出てきて「全員集合って言われたから出てきた」と拓磨くんが言ってました(笑)
 その流れだったかな?「ライブが7時始まりってどうなん?」と拓磨くんから質問されて。ファンのみんなからは「早い〜!」と。「いや、早いは判っとんねん。早くて嬉しいのか、早くてイヤなのか」っていうから、私は「OKー!」と応えて、周りも結構OKって人がいたように思えたんですが....、どうも早すぎると思う人が多かったような(汗) このまま、じゃ次からもう少し遅くするわ、とか言い出されたら困ると!と焦って、思わず「遠くから来てる人のことも考えて!」と叫んでしまいました。「考えてるから、この時間になってんやろ」と言われてしまいましたが(苦笑) 確かにライブ終わるのが7時台って、えぇ!?ってカンジだけど、そのあと帰ることを考えたらとっても楽なので、このまま休みの日は5時始まりでお願いしたいです。
 その後かどうか忘れたけれど、次のツアーの話もしてましたね。聞いてくれたら何でも話す、とは拓磨くん。今までは渋谷AXしか発表されてなかったから、他の会場は?って聞かれて、名古屋はダイアンモドホールとか、広島はクワトロとか....。大阪と福岡の話も出たのに、新潟の話がないから、どうなったの?とドキドキして、思わず「新潟は!?」と叫んでしまいました。「新潟は、LOTS!」という拓磨くんの言葉に「やったー!」と叫んだ私を含め約数名(爆) いや、もっと「おぉ!」とか声が上がるかと思ったんだけど....広島がクアトロって言われた時も反応あったし。でもLOTS自体が知られてなかったんですかね。去年夏にイベント“Beat Lock Show”やってるのに....。しかも拓磨くんに「ま、判る人にしか判らない話で....」と妙なフォローをされました(苦笑)

 そいえば今日の面白ポインツ。ライブ始まったばかりの頃の出来事。月森くんが「Nextソン〜グ〜〜....(セットリストの紙を見る)....(見えないらしく更に見る).....(まだ見る)....」そんな月森くんに業を煮やした、というよりもアッサリ無視して、拓磨くんがイントロのベースを弾き始めてしまいました。『Angela』でした。月森くんが軽く苦笑してるのが、もう可笑しくて可笑しくて! 目が悪いのは知っていたけれど、曲順書いた紙が見えないほど目が悪いんですかぁ?(笑)

 更に本日の不覚。どの曲だったか忘れたんですが....どこかで拓磨くんに見とれました(爆)
 ベースソロだったのかなぁ?覚えてない(^^; 何かの曲の間奏だと思うのだけど(月森くんが歌ってないことは確か)、そこで拓磨くんがベースを弾く姿に、思わず「カッコイイ〜!」と思ってしまったの!彼の喋ってる姿に、時には殺意さえ覚える私ですが、やはりベースを弾く姿はカッコ良く....、それは判っているのだけれど、認めたくないというジレンマがあったり(苦笑) でも、今日は私の負け。前にいて全身見えたせいもあるのかもしれないけれど....カッコイイと思ってしまいました。それが妙に悔しいゾ。くそ〜っ!


2004/4/11 新潟CLUB JUNK BOX


 新潟サイコー!とメンバーに言われてた新潟。今日はどんな最高のライブになるかと楽しみにしていたんだけど....やっぱり最高に楽しかったライブでした(笑)

 本日の整番は40番台と微妙な番号。早いことは早いんだけど、最前でもないかぎり前は苦しい事が判っているので....でも、この前の熊谷も前でとても楽しかったので、センター3列目にとりあえず立ってみる。15分くらい押して開演。前半最初の激しい系で....すでにやっぱりツライ!いや、押されるのが苦しいんじゃなくて、前へ前へと行きたがる人が後ろから、身体やら腕やら割り込ませてくるのがウザイ! しかも何が苦しいって、真上を見上げていなきゃいけないのが苦しいんです!(苦笑)
 新潟JUNKって、ステージと最前の柵が近いじゃないですかぁ。月森くんってモニターに登って、更に柵に足掛けて天井に手を突いて後ろの方を煽るんですよ....。だから最前なんかになったら、もう月森くんの足を抱えて真上を見上げるハメになるという(苦笑) 下手したらアゴとか股間とかしか見えません(←経験者) まぁ、それはそれで良き体験なんですけど(爆) 今回の私の位置は3列目なんだけど、それでも上に被さるように立ち上がる月森くんは、やっぱり真上にいるわけで、私の場合、一応手振りや何やらはすべて月森くんに向けてやるクセが出来てるんですよね。だから常に真上を見上げて腕を振り上げてて....4曲目位で限界を感じました(苦笑) しかも、近すぎて月森くん全然見てくれないし〜(←結局ソコかよ....)
 とりあえず、中盤の静かな曲までは頑張ってそこの位置をキープしていました。スタンドマイクとかで歌う時や『With...』あたりは、やっぱり前にいないと見えないし。

 その『With...』や、その前にやった『憂いの歌』もなんですけど、私は何故かとっても眠くって(汗) 確かに前日もいろいろ忙しかったし、夜は月森くんへの手紙を書いたりしてて寝るのが遅かったけど、何もライブ中に眠くならなくても....ねぇ? 思わず、聴き入ってるふりで目を閉じていたのは、ただ単純に眠かったからだというのは、月森くんにはナイショです(笑) うん、でも『With...』は熊谷で聴いた方が良かったなー。『憂いの歌』も、あんなに毛嫌いしていたのに、ちゃんとライブで聞き慣れたら好きになってきました。結構いい曲じゃんー。って、ね?寝てないでちゃんと聴いてるんだよ、とアピール(笑)

 中盤の静かな曲達が終わり、いよいよ後半の激しいモードへ。後ろからまたどんどん人が入ってくるので、もう抵抗もせずに私は徐々に後ろに下がっていったんだけど....途中がすっごく苦しかった! 普通、今までのパターンだと、少し下がれば楽になっていたんだけど、この新潟は何!? 下がっても下がってもまだ、どんどん押してくるの。しかも、波打ってて左右に将棋倒しになりかけること数回。これなら苦しくても前にいた方がまだ楽だったかも〜、と後悔したけど、もう遅い(苦笑) でも、しばらく下がったら、ようやく押されない位置まで辿り着けることが出来ました。にも関らず....突然背中に激しい痛み! 逆ダイで後ろから助走付けて突っ込んで来る人の前になっちゃったのよー(><) 『A≦nd Crash』だったような気がするんだけど、どうだったかな?あまり覚えていないんだけど、痛いし怖いし、私も後ろに下がったから楽しみたいんだけど、その迫力に呑まれて、楽しめない自分がいるの。なんだか悔しい。
 とりあえずその後、その人達をどさくさにまぎれて自分の前に出しちゃったら楽になりましたが、自分で暴れつつも「今日の新潟は微妙....」と思ってた。前回の新潟、ワケ判んなくなっちゃったくらいに楽しかったのに比べて、まだまだ冷静だし、みんな盛り上がってるかも知れないけれど普通に盛り上がってるのと変わらない。最高と言ってもらえるだけのライブになってるのか?と。

 そんな気持ちが変わり始めたのは、いつだったんだろう?もしかしたら本編ではなくアンコールからだったかもしれない(苦笑) いや、本編の終わりあたりだったかな? 気がつけば、なんだかとっても楽しい気持ちになってる自分がいたの。
 実は1回目のアンコールをよく覚えてないです。激しい曲達のアンコールだったよね? 確か『16才』とか『路地裏のルール』とか....『No Face man』とかだった...ような? よく覚えていないのだけど、後ろにいたにも関らず月森くんは高い位置にいるので見やすくて、暴れられるし月森くんは見えるし、とっても楽しんでいた模様(苦笑)
 2回目のアンコールは『chain』と『Air』だったんだけど、この時にとっても楽しいって自覚をしました(笑) 自分がメッチャ笑顔になってるの(笑) あの時の気分はどう表現したらいいのか判らないんだけど、すごい楽しくて楽しくて、みんなと一緒に愛を叫んだり、笑え叫べ踊れ遊べって跳びはねて。
 あのね、最近、特に今回のツアーはwoiwoi!系の曲が多いじゃないですかぁ。あれはあれで楽しいときもあるんだけど、結構単調だし続けてやられるとどれがどれだから判らなくなるし、もうただ暴れてるだけで意味判んなくなるし。正直ツライ時があります。でも、『chain』とか『Air』とか、あと例えば『Rainbow』だとか、明るくて跳ねる系の楽しい曲ってのも、すごくラストにふさわしいと思うんですよ。なんだか無性に幸せ感いっぱいで、ホントはあのまま終わってもいいかもって、思ったりもしてて。実は、拓磨くんが2回目のアンコールの始まった時のMCで、アンコールは回数じゃないだろう?って話をしてて。みんな結構、拓磨くんの言われるままに「回数じゃない〜!」って言ってましたが、私は密かに「いや、回数だよ」って思ってたんですが(爆) でもかなり体力消耗してたしツラくなってきてたところに、この充実感と幸せな気持ちでいっぱいになったから、「やっぱり新潟いいじゃん!楽しいじゃん!」て思ってて。これで終わりでもいいかな?って思ったんだけど....。でも新潟だよ?このままで終わっていいの?もっと行けるんじゃない?ってか2回じゃ地元新潟としては収まらないよ! と気分が変化していきまして(苦笑) 隣でちょうどお友達がアンコール叫び始めたので(でも他に追随する人があまりいなくて広がらなかった)、一緒に3回目のアンコールを、目一杯頑張って叫んでみました! なんか熊谷に続き、アンコール仕掛人ですね(^^;

 そしたら、ちゃんと3回目のアンコールしてくれたよ!しかも、拓磨くんてば「何が聴きたい?」なんて聴くもんだから、みんな言いたい放題。何人か「I believe」って叫ぶ人がいて、私も「それ聴きたいな〜」と思ってたんだけど、拓磨くんは「I believe」の気分じゃない....と(苦笑) んで、結局やった曲は『My name is Japanese breaker.』『A≦nd Crash』『雷魚』『Angela』『Miss txxx』と立て続けに激しいの5曲....。『Angela』は、MORIさんが間違ってイントロ弾きだしちゃったので、追加になった曲です(笑) この5曲、暴れまくりでヤバすぎました! 友達が隣にいたから一緒に手を繋いでヘドバンしてたら、もうフラフラ〜(笑)
 そだ、アンクラのサビで、前の子たちが相変わらず逆ダイ系で前に突っ込んでいってたので、私の前は空間がすごく広くなってたんですよ。で、私は前に突っ込まずに(疲れてたのもある)その場でジャンプしてたら、月森くんが思いっきり私を見ながら、もっと来い!って煽って下さるわけなんですね。これはやっぱり行ったほうがいいのかな〜?と、突っ込んだりはしないけれど前に掛けて行ったり....した辺りから、どうも私は壊れてたような(苦笑)
 『雷魚』の腕を振り上げるところでは、もう左腕で反動つけて思いっきり右手を突き上げてて、『Angela』ではヘドバンしまくり、『Miss txxx』ではいつにも増してフラフラでした。でももう、これだけ暴れまくったら満足です!「好きなように暴れろよ!」という月森くんの言葉通り、思いっきり好きなように暴れていました。めちゃくちゃ楽しかったぁ〜!3回目のアンコール終わった後は、さすがに4回目を叫ぶ気力などあるはずもなく、もう疲れ果ててノドが渇いて、とにかくヤバかったです。
 ライブ時間は2時間半くらい。長いです。アンコールが長かったのと、拓磨くんの喋りが長かったせいですね。ってか、ホントに拓磨くんのMC長すぎ....。私のレポに拓磨くんがどうこうって記述が多いのは、彼がMCで喋りすぎてるせいです。月森くんのコトを、あえて自主規制して書いてない部分もあるから、なのかもしれないけど(苦笑) ま、今日のことで他にもいろいろ覚えてることがあるので、書いてもいいんだけど、今はもう疲れてるので....。あとまで覚えてたら追加で書くかもー。


2004/4/17 福岡DRUM Be-1


 初めてのwyse in 福岡でした。福岡自体に行くのも何年ぶり?ってことで、なんだか街がなつかしい(笑) LOGOSには行ったことあるけど、今回の会場のBe-1は初めてだったので、どんなところか楽しみでした。実はライブ前に、福岡はおとなしいとか、京都でのライブの事を友達から聞かされていたのだけど、むしろ私は奮起しちゃいまして(笑) ライブは自分で楽しむものって思ってるので、メンバーがどうであろうと楽しめる自信はあったし。むしろこっちが楽しんでいれば、メンバーにもその想いは伝わるだろうしって思ってるので、最初っからかなりがんばっちゃいました。

 Be-1の中は思ったよりも広くて、天井も高くて見やすい会場でした。その割には客が少なくて(爆) 整列の時に「え?これだけ?」と驚いたもの。人が少ないのでどこにいても楽だったのだけど、友達が2段目センターの柵にところにおいでよって言ってくれたので、ありがたくそこにいさせてもらいました。センターやや上手だったのだけど、ちょうど月森くんがモニターに足を掛けると真正面で(笑) 段差もあるので、とても見やすくて良かったです!

 ライブは『16才』から始まり2曲目で『Miss txxx』がきた時には、早すぎ!って思いました(苦笑) だって、まだテンションがそこまで上がってないし〜! 私の位置から見えるファンのノリも、今まで見てきた他の会場に比べて大人しいし....。しかも下手は盛り上がってるふうだけど、センターと上手がやけに静かでね〜。でも、そんなことは関係なく私は、気分的には冷静な部分もありつつも頑張って、とりあえず暴れときました(苦笑) 頑張るぞって気合い入れた手前、頑張らないわけにはいかないし!かなり無理やりだった記憶はありますが(^^;
 ただ、拓磨くんがMCで「福岡!」とか「ただいま!」とか言ってるのには、反応できず....(苦笑) だって福岡人じゃないし....。他の地域では、そんなの構わずに反応できるんだけど、やっぱり初めての土地でいきなり「福岡!」って言われて「いえ〜ぃ!」とは言えないよぉ。まぁMCの反応は地元民にまかせて、私は曲で頑張ればいいので。

 セットリストは....『Blue days』が新しく聴けた曲かな。あと今ツアーでは、私は『Prism』も初めて聴きました。曲の最初で、これなんだっけ?と思ったのはナイショで(苦笑) それと『ビー玉』がHIROさんのギターから始まるバージョンに戻ってましたね。今までは拓磨くんの無造作な歌い出しで始まっていたのに。なんで変えたんだろう?
 ライブは、だんだんと盛り上がっていった感じでした。特に後半の....なんの曲だったかな?アンクラかな?イッキに前の方がグシャっとなった時があって、それ以降はかなり盛り上がってたんじゃないでしょうか?だって最初は、センターの前の方でも押されない感じだったし、思わず「まだこんな地域が残ってたんだ〜」って驚いたんだもん。札幌もかなり長い期間、おとなしい地域だったけれど、ここもそんな感じで。拓磨くんもMCで何回か、札幌を引き合いに出してたよね。
 そんな雰囲気だったので、私は新潟のノリを教えてやるゾ!位の勢いで暴れていたんですが....そのせいか拓磨くんに、新潟は100%嫁に行けないと言われました(苦笑) えーと、アンコールのMCだったと思うんですが「この瞬間は嫁に行こうと思うな!」とか言ってて。「男の子もモテようと思うな」とかね。で、関東の子達はどうとか(忘れたけど)言ってて、札幌はまだ(結婚)出来そうなノリだったけど、新潟は100%無理やね、ってアッサリと言われましたよ。そこで新潟を出してくれた事は嬉しいんですけどもー....、それだけ新潟のノリがスゴイって事なんでしょうけどー....。あんたに保証されたくないわっ!(苦笑)
 そーいえば、MC中に倒れた子がいました。別に押されたとかじゃないんで、苦しくて倒れたわけじゃないと思うんだけど....。学校の朝礼で校長先生の話の途中で倒れる、みたいな?(苦笑) 拓磨くんが「仙台でも俺がMCしてる最中に倒れた子がおって....。俺の話が長すぎるからか?」って笑いながら言ってましたが、確実にあんたの話が長すぎるからだと思うぞ、私は(笑) もう少し要領良く喋って下さいね。曲数が多くてライブ時間が2時間半くらいになるのはいいけれど、MCが長くてライブ時間が長くなるのはイヤです、私は。

 この日の福岡のライブがどうだったか、私には客観的には判らないし、今までの様子も知らないので何も言えないんですけど、私に言えるのは只一つ。今日のこの福岡ライブも私はとっても楽しかった!ってことです(笑) とっても暴れやすかったし(後ろにだれもいないんだもの〜)、ステージもとても見やすかったしね。
 アンコールは3回だったのだけど、曲数が少ないと思ってしまったのは、新潟が多過ぎたせいでしょう。3回目のアンコールが終わった後も、かなりアンコールを呼ぶ声がなかなか止まなくて。私はあっさりドリンクをもらって荷物まで取りに行ってたんだけど、今まで、呼べば呼んだだけ出てきてくれたから、もしかしたら出てくるかな?と思って待ってみたんだけど、やっぱり出てこなかったです(笑) 楽しかったから満足だけど。

 最後に1つだけ。今日の最高に嬉しかったこと。最初にも書いた通り、私の位置って月森くんからも見やすい位置だったので、こっちの方をよく見てくれたわけなんだけど(あれだけ真正面で暴れてれば目立つって話もある....)、私を見てるかも?って思いつつ、周りを見てるって可能性もあるわけなんですよね(苦笑) だけど、『chain』の2回目のサビ前だけは確実に私を見てくれてました! ま....ここに書いても伝わらないコトなんで、詳しくは書きませんけど、あの一瞬の“つながった”という気持ちは本物なのです。今でも私の中で、あの数秒間が、とても長く色濃く記憶に残っています。最高に嬉しい瞬間でした(笑)


2004/4/23 名古屋E.L.L


 今日も楽しかったです。
 これだけじゃダメかなぁ?って終わった後、友達に聞いてしまった(笑) 別に書くことがないわけじゃないんだけど、特筆すべきものがない気がして....。楽しくなかったワケじゃないのよ! それは本当にそう。でも、今までのライブがずっと、前回の最高と思えたライブを越えたと思ってきたから、それがなかったってだけで。例えば、熊谷が100楽しかった、新潟も100楽しかった、福岡も100楽しかった、名古屋は....ん〜95位かなって感じ。理由はね、判ってるの。風邪気味だったから自分自身でセーブしようと思ってたし、着替え持ってきてなかったから、汗びっしょりになるまで暴れるのはよそう、と思ってた。
 だけど、ダメだね! セーブしようと思ったって、無理! もう自然と身体が動いちゃうし、ヘドバンしちゃうし、ジャンプしちゃうし(笑) やっぱり汗はかいちゃったよ(笑) それでも、条件反射のように身体は動いたけれど、最初にセーブしようと思ってた気持ちがあったから、気合いの入り方が違うんだよね。だから100にはいかないの。

 ただ、整番遅くて入り口近くにいたせいもあるんだけど、今日はステージ全体を見てようと思ってたの。いつもは、月森くんしか目に入ってませんからね(笑) そんなわけで、珍しくHIROくんやMORIくんをいっぱい見てました。あと、ステージ全体のバランスとか、照明とかもね。
 『Rainbow』の時に、ステージ背後の照明が虹色を表わすように7色でキレイ!と思ったけど、よく見たら6色でした(苦笑) ライト、6個しかなかったのね(笑) それでも、曲に合わせてそういう照明をしてくれてるのが、嬉しかったな♪
 『無色の雪』では、イントロで拓磨くんが間違えて、演奏途切れちゃって、やり直してました。拓磨くんが間違えたってのは、私は判らなかったんだけど....ギターの音がフッと途切れたから、あれ?と思ったら、拓磨くんが謝ってたの(笑) 「wyseで一番短い曲です!しかもヴォーカルレスだし」って冗談言ってたけど、結構ガクーッときたなぁ(苦笑)
 他にもMCはいろいろ覚えてるんだけど....私自身の言葉が伴わないので省略。

 以上、めっちゃ短い上に、こんなレポですみません。でも、たまにはいいよね。ファイナルの渋谷は目一杯気合い入れてきますので、頑張ってきます!


2004/5/2 渋谷O-West


 はい、いよいよツアーファイナルの渋谷です。最後ですよ!最後! 思わず、めいっぱい期待しちゃいたくなるところを、こらえてこらえて(笑) 友達の「ワイズは期待するとコケる」の言葉に、そうだったー....と過去のライブを思い出して、ね。でも、期待はせずとも気合いはめいっぱい入れて行きました! 気合いのなかった名古屋が、自分的にイマイチだったところがあるので、気合いは必要! 実は今回のツアー、wyseに期待するもの=与えられるもの、ではなく、自分で頑張って楽しむ努力をすれば、ライブは楽しいんじゃないかって思って、それを実践していたのです。そして、最終日にして、その結果というか答えがでました。その答えについてはまた後程....

 Westは久しぶりです。wyseのWestライブというと....、私が初めて関東でのwyseを見たのがON AIR WESTでした。当時は、まだそれほどwyseのライブに行ってなく、場所のこだわりもなかったので、友達と一緒に最下手の端っこから月森くんを見ていた景色を覚えています。ただ、『Miss txxx』と『アンクラ』で大暴れしたのも覚えてる(笑) あの時もあれで楽しかったです。久しぶりに見たWestは「狭いなぁ」と「広いなぁ」の両極端な感想。私の記憶の感覚よりも、実際のWestは狭く感じたけれど、このツアーで見てきたハコに比べれば当然少しは広くて。やっぱりちょっと遠いかなーって(笑)
 でも、客電が落ちたと同時に後ろから押されて、ずいぶん前に移動しました。それでも、ギュウギュウに押される位置はイヤだったので、適度に後ろの子を前に押しだしつつ、ある程度のスペースを確保出来るくらいのセンター真ん中よりやや前あたり。
 『Angela』から始まり、激しい系が立て続けに5曲くらい続きました。いきなり2曲目くらいだったかな? 前の方で将棋倒しの陥没が起こって、スタッフさんがものすごい勢いで人をかき分けて、突っ込んで行ったの。あれだけの人の中をかき分けて行くのってスゴイや....って、妙なことに感心してるあたり、まだまだ冷静なんですよね、この辺りは。それでも、前の子の肩に掴まってヘドバンしたりジャンプしたり、楽しむ気持ち満々でしたし、実際楽しかった!

 前半の激しい系が終わると、中盤のミディアム系に入り『Scribble of child』を演ってくれたのは嬉しかった♪ そして続けて『パンジー』も♪
 でも、実は『パンジー』の最初の方をすっかり『ビー玉』と勘違いしてまして(苦笑) だってHIROくんのギターから始まり拓磨くんの歌から入る、って構成が同じなんだもん〜。この辺りで『ビー玉』やるのは定番だったから、てっきりそうだと思ってて。『パンジー』は今ツアー初めて聴いたから一瞬ごっちゃになっちゃったんですね(笑) もちろんあとで『ビー玉』も演りました。その前に....『パンジー』の次に『3 years later, I...』も演ったんですが、これも最初ずっと「なんだっけコレ....なんだっけ....」って思ってて(^^; 今回のWestでは絶対これ演る!と思ってたにも関らず、咄嗟に忘れる私っていったい....(苦笑)

 中盤の『With....』の前のMCだけは、今回のツアー唯一の月森くんのMCで。ホントこれだけなんですよね、月森くんがまともに喋ってるのって(泣) あとは拓磨くんが喋る喋る、よーく喋る。今回はそういうツアーなんだって、横浜あたりで早々に判ったのでいいんですけども。だって月森くんたら相槌打つ・笑う・煽る、くらいしか喋らないもの。いいんですけどね、もう。拓磨くん喋りすぎって文句言うのも疲れましたし。
 それはともかく、『With....』を聴きながら「月森くん、With....上手くなったなぁ」って思ってました。以前の方(歌い方を変える前の方)が良いって言えばそうなんだけど、今更それを言っても仕方のないことだしね。この歌い方になってからの月森くんは、どうしても高音を出すのがつらくって、今までもたまに『With....』がセットリストに入ってると、素直に喜べなかったのです。どうしても及第点を出してあげられなかったから。だけど、今ツアーで毎回聴いてきて、慣れもあるのかもしれないけれど、ちゃんと音程がはずれなくなってきてるし、随分と自然に歌えるようになってきているなと思ってて。この渋谷では、ある種、感動すら覚えました。曲に感動したわけじゃなくて、上手くなったなぁってそっちの方にね(笑) 嬉しかったのは確かです(笑)

 そのあとは『無色の雪』や『Rainbow』『Air』と楽しい系があって、楽しいことは楽しいんだけど、まだまだ無性に楽しくてたまらない!って境地には至ってなくて。後半の激しい系に期待をかけたんだけど....。『路地裏』でしょ、『Honey lip』でしょ、『Misery』でしょ、私的にはこの3連続は、微妙にノリずらいんです(苦笑) 軽く欲求不満。
 やっと『A≦nd Crash!!』と『My name is〜』で、暴れられて楽しい〜!(><)ってなったのに、もうラストかよ!なんかね、えぇ〜!?って感じでしたよ。ラストの『Miss txxx』では、更に思いっきり暴れてきましたけど(笑)

 アンコール1回目は1曲でした。えーと、この時のメンバーの出て来方が....(苦笑) 最初に拓磨くんが出てくるのは今回のツアーでは常だったんですけど、拓磨くんの煽りに対するファンの反応が気に入らなかったらしく、「今日はありがとう!」と言って何もやらずにステージから去って行くんですよ。これって名古屋と同じじゃないですかぁ(苦笑) その後のアンコールの叫び声は大きかったですけど、そしたら次はHIROくんが出てきました。「さっき拓磨1回出てきたのに帰ってきたけど、どうしたん?」とか色々喋って、HIRO「いいですかー?」ファン「おー!」を繰り返しやってたら「おもろいなぁ。なんか宗教家になった気分やわ」といって「最高ですかー?」と、某宗教家の真似っぽく繰り返してたら、やっと拓磨が出てきて後ろから頭をパコーンッと殴ってました(笑) ここらへんのツッコミはさすがに手慣れてるよね(笑)
 そんな楽しいアンコールの始まり方でしたが、ラスト1曲!みんなで歌えよ!って演った曲が『chain』。いいんですけど!楽しいし!好きだし!愛を叫んできましたけど!1曲じゃ当然物足りないですよー。
 んで、2回目のアンコール。この時は、拓磨くんが新潟の時みたいに何したい?ってファンに聞いて。だけど当然さっぱり聞き取れなくて、早々に、もういい!俺らが演りたいのやるからって(苦笑) そーいえばココだったかな?最初のアンコールの時だったかな? 拓磨くんが「俺が“いくぞー!”って言った時だけ“おーっ!”て言うんじゃなくて、常に“おーっ!”って言うとけ」って言ったのね。そしたらファンは当然好き勝手に「おーっ!」と皆で言うわけですよ。で、拓磨くんが喋り始めてもそれが止まらずに、「おい!」「まて!」「静まれっ!」と言っても、全然「おーっ!」って声が消えないんですよね。「わかった!」「俺が悪かった!」最終的には「俺の話を聞けっ!!」と怒鳴って、やっとみんな声出すの止めました(笑) だってねぇ?ずいぶん勝手じゃない? 常に「おーっ!」言うとけって言ったくせにさぁ。彼のMCはいつも身勝手なことばかりで、ファンはいつもそれに合わせてあげてると思うんですよ。今回のことは、そんな彼に対するちょっとした反乱、というか意趣返しみたいで面白かったです(笑)
 肝心のアンコールの曲は、激しい系が4曲。んーと....『16才』と『My name is〜』と『自称独身女性の女』と『アンクラ』だったかな。この時、私はかなり前の方まで行ってまして(苦笑) なんか、私の前のスペースが空くからどんどん前に詰めていったら、いつの間にか月森前の4〜5列目くらいまで接近してたんですよね。でも、このアンコールでも陥没がおこっちゃって。かなり広範囲に渡って陥没して、しかも中心の子がなかなか立ち上がれないでいたの。私は倒れ込まずに済んだんだけど、すごかったです。またスタッフさんが掻き分けて入ってきて、そのせいで少し後ろに下がっちゃったんだけど、また暴れてるうちに前に詰まっていって(笑) でもそんなにギュウギュウってワケじゃないんですよ。不思議なんだけど、こんなに前にいるのになんで後ろから押されないんだろう?って思うくらい。でも思いきりジャンプするには少し危険だったので、そういう意味で自由にできるわけじゃなかったんですが。

 2回目のアンコールが終わった時点で公演終了のアナウンスが流れたんだけど、私は確信的に絶対3回目があると思ってて。でも、この場所にこのままいるのはどうなんだろう?って思って、後ろに下がることにしました。この時点で、なんだか物足りなさがあって、それはやっぱり後ろで思いっきり暴れたほうが解消するんじゃないかって考えたのね。
 案の定、3回目があったんだけど、演ったのは『Angela』1曲でした。

 んーと....。ライブはすごく楽しかったです。楽しかったんだけど....。この「....」の意味がライブ後は判らずにいたのね。特別イヤなことがあったわけでもない。最初は後ろにいたけど、だんだん前にも行ったし。後ろと前と両方楽しめたし。押されて苦しいこともなかったし、周りにイヤなファンがいたわけでもないし。なのに、この物足りなさはなんだろう?
 なんだか、、、何かが足りない。満足しきれてない。なのにその理由がわからない。

 今、こうしてレポ書きながら思い返して判ったことは、セットリストが私の期待するものじゃなかったんだと思うの。今までのツアーだったら、このセットリストでも満足したかもしれない。でも、今回のツアーは、少なくとも私の参加したライブはどれも暴れる系がメインで、満足行くまで暴れさせてくれた。だから渋谷もそうだと思ってたし、そのつもりで気合い入れまくって来たの。期待してないといいながら、渋谷も他のところと同じだと期待していたんだね。でも....、本編は19曲と今ツアーの中で一番長かったかもしれないけど、増えた曲が中盤のミディアム系だったでしょ。それで、間延びしちゃったのかなぁ。でも、好きな曲を演ってくれたのは事実で、嬉しかったのも事実なんだけども。よく判らない。ただ、本編後半で盛り上がりきれず、本編が多かったせいかアンコールが少なすぎて、それでノリきれなかったのかもしれない。
 ライブって不思議なもので、ちょっと歯車が噛みあわなくなっただけで、うまく行かないものなんだよね。このファイナル、何がどうなれば満足していたのか、私には判らない。ただ、やっぱり気合いと期待はほどほどにってコトでしょうか(苦笑) どうしても、ファイナルだし新潟の....いや、それ以上の盛り上がりを期待していたのは確かかも知れないし。
 でも、むしろ新潟が異常すぎたのかもしれないなぁ(笑)

 最初に書いた、ライブは自分で頑張って楽しもうと努力すれば楽しめるんじゃないかってヤツですが。私はこの日、めいっぱい楽しもうと努力しました。本当にいろんな意味で頑張った。でも、物足りなさは残った。
 やっぱりライブは、ファンとメンバーと楽曲と、あの空間すべてが上手く噛み合わさって楽しめるものなんだなぁって、至極まっとうな結論に達しました。もちろん、自分で楽しもうと努力が必要だとは、今でも思っていますけどね(笑)


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