wyse 10th tour 2002
「雷魚」前半
 ( 2002/10/31 札幌KRAPS HALL・11/3 秋田ジョイナス・
11/7 新潟CLUB JUNK BOX・11/9 金沢AZ・11/10 長野CLUB JUNK BOX ) 



 たくさん行くライブの中で、どこのライブが良かったかってのは、主観的なものでしかないと思うの。たとえメンバーや他の沢山の人が良かったと言っても、自分が楽しめなければ、そのライブは良い印象にはならないこともある。そのライブが盛り上がったかどうかも、歓声が多いとか押しが強ければ盛り上がってるというワケでもないと思うし。参加した各人が、楽しかった!と思えたライブならば、そのライブは最高のライブなのではないでしょうか。たとえ、誰か何と言おうと(笑)

 私にとって、今現在の最高のライブは金沢です! 楽しかったし幸せだったし盛り上がったし頑張った。本当にすごく幸せでした♪ でも、他の会場もどれもとても楽しかった! これは、そんな記憶の記録です。日記に書いたことをまとめてる部分もあるので、ダブるのは許して(笑)


2002/10/31 札幌KRAPS HALL


 今、日記の感想を読み直してみると、なんだかマイナスな感想ばかり書いてるんですけど、他の会場も回った今になって思い返してみれば、札幌もやっぱり楽しかったなって思えます。ただ、一番最初だったので、どうしても記憶が薄れがちになっているのは仕方ないことかしら(苦笑)
 札幌は毎回書くけど、いつも押しがほとんどないです。その分、前にいても大変じゃないし、とっても楽しめるライブなの。押されると、どうしても意識が半分そちらに行ってしまうでしょ。苦しくはないのだけど、自分の位置をキープするために足に力を入れたり、後ろから割り込まれたりするのを防ぐのに余分な力を使ったり。そういう、単純にライブを楽しむコト以外の出来事がないだけで、私はすごく素敵なライブな気がします。
 今回、月森くん前の3列目にいたのだけど、この位置って月森くんの視線が来やすい位置なのよね(笑) だからとっても幸せでしたvv この日、一番最初に目が合ったときに、普通に笑ってる感じじゃなくて、クシャッて目を細める感じの笑い方をしてくれて、嬉しかった♪

 セットリストは、確かに期待してた分だけ拍子抜けではあったし、日記に書いたことも本当なんだけど、それでも今では大好きだと言えるよ。


2002/11/3 秋田ジョイナス


 秋田は、この前半5ヶ所の中では1番印象が薄いかな....。整番そこそこだったので、またしてもセンター4列目くらいにいたんだけど、始まると同時に後ろから押されてギューッて前に詰まった。秋田は初めての土地だし、てっきり札幌と同じような感じかなと思い込んでて、押されるなんて思ってもいなかったから、ビックリした。初めてだからこそ、みんなの盛り上がりも凄かったんだろうけどね。
 セットリストは札幌と変わりがなかったので、心構えがあった分だけ楽しめました(笑) それに、何だかんだ言っても、月森くんの前にいるのは楽しいの。前回の新潟みたいにひどい押され方じゃなかったから、それほど苦しくも大変でもなかったし。あと、この日も札幌と同じように、最初に月森くんと目が合ったときに、クシャッて笑い方をしてくれて。それだけで、すごく嬉しくなってる自分が単純で可愛いなぁ〜、なんて思った(爆)


2002/11/7 新潟CLUB JUNK BOX


 なにを言っても、やっぱり新潟! 地元! 他にもいっぱい行ってるけれども、やっぱり地元のライブというのは気合いの入り具合が違います(笑)
 今回は整番が良かったので、センター2列目に。でも、微妙にドセンから少し下手寄りで、更にライブが始まるとどんどん押されて更に下手に行ってしまい、結果的にあまり月森くんの視線をもらうことが出来ずに、それが残念だったり(苦笑) 札幌、秋田と続いてきた月森くんにクシャッと笑いかけてもらうのも、今回はなくって。みょ〜に寂しかったです。だから、私の中で今回の新潟ライブは、楽しかったんだけど金沢や長野ほどではない、という結論になってしまいました。地元なのになぁ〜。
 それでも、このライブはやっぱり私の中で特別になってる。それは『With…』が聴けたから。

 ライブのセットリストは仙台バージョンでした。仙台行ってなかった私は、今回このセットリストは初。『blue on blue』と『With…』を演るということ以外、曲順とか全然知らなかったから、ツアー初日みたいな感覚でどきどきして、少し嬉しかったな(笑)
 だからいきなり『imply』から始まってビックリした。そのあと『New others』に続くのは一緒だったんだけど、ライブ序盤のせいか周りのノリがイマイチ悪くて(苦笑) コブシ上げたり腕振りたかったんだけど、だぁ〜れもやってないから出来なかったよぅ。
 でもそのあと『都合の良いモラル』や『Double』が続いたから、ノリも良くなったんじゃないかな〜?あんまり記憶ないけど(^^; この曲は、ヘドバンする部分があるんだけど、2列目だとさすがにギュウギュウでヘドバンもあまり出来なくて、ちょっと残念。まぁ仕方ないんだけどねー。でも最前でもやってる人いないし....やればいいのになぁ。ちょっともったいないよ。
 『心の隙間』を聴きながら、本当にしみじみこの曲好きだなぁと思った。アルバムの時から好きだと思ってたけど、やはりライブでの歌い方がすごく好きなの。札幌で初めて聴いたときは、久しぶりに頭が真っ白になる位に、その歌声に聴き惚れていたもの。
 そして懐かしい曲を、というMCの後に『blue on blue』が....。でもこの曲....実は私、あまり思い入れがないのよね(^^; 「ただblue‥blue‥blue‥さ」と繰り返される歌詞が、単調すぎてあまり好きではなく(苦笑) でもま、文句は言いません(笑)

 そして続けて『With…』を!! 『blue〜』の時から、月森くんの歌い方がイイ感じだったので期待していたんだけど、『With…』は最高でした!!(><)
 今でも憶えてる、去年の春にJUNKの最下手最前で月森くんを斜めに見ながら、聴いた『With…』。その後の夏ツアーからは月森くんの歌い方が変わってしまったので、EASTとかでも『With…』を聴いたことはあったんだけど、この歌い方ではもう聴きたくない、とまで思ってたの。でも最近、月森くんは歌上手くなったし、よい感じに声も出せるようになってきたし、今ツアーでは『心の隙間』や『bring〜』を昔のように歌ってくれていたから、今回密かに、心配しつつも期待してたの。
 そしたら月森くん、私の期待に見事に応えてくれました!音程もちゃんと取れてたし、高音を声を張って歌うところもちゃんと出てたし。なによりも「声が震えてるのはぁぁ〜〜 悲しいからとかじゃなくてぇぇ〜〜」の部分(笑) エコーなんか掛かっちゃったりして、すごい良くって、あぁ....私はやっぱり月森くんの声が大好きなんだな、ってしみじみ実感しちゃいました。うん、なんかすごく嬉しかった。これならもう安心して聴いていられる(笑) これからもずっと、『With…』を演ってくれるのが楽しみに思えてきちゃいました(笑)

 この後のセットリストは、札幌バージョンとそんなに変わらないかな。まぁ『Secret Lip』が本編に入ってたり、それでもしつこく『edge』を演ったり、ってのはあったけど。あ、本編の最後が『bring you my heart』になってた(笑) 『雷魚』で終わりバージョンよりも、私は好きだなぁ〜コッチの方が。盛り上がってジャーンッ!「サンキュー!」ってのもいいけどね(笑) 『brng〜』で締めるのも良いと思うよ。

 あぁ、それと。ココ新潟で、のちのちウチらの間ですごい話題になり、私自身思い出しては笑いが込み上げて仕方なかったヨコりんの名ゼリフがありましたね(笑) アンコールで一番最初に出てきた彼は、ステージの端に立って、歓声を上げるファンに向かって両手を広げて言いました。
「オマエらみんな抱いてやるから来いっっ!」
思わず私は「いやーっ!」と言ってしまいました(爆) 周りのキャーッて歓声は、「キャー!ウレシイー!」なのか「キャー!イヤーッ!」なのかは、定かではありません....。ただ、ライブ後の話題の中で、みんなが「イヤー!」と言っていたことだけは、ヨコりんに伝えない方が幸せなのでしょうね(苦笑)


2002/11/9 金沢AZ


 金沢の整番は、実は1番でした。でも数日前に、HP優先でチケット取った友達も1番なことが判り、しかも同時入場なんてとんでもない事実も発覚してしまって。どう考えてもFC優先が一番優先なんじゃないの!?と困惑したけど、その友達が月森前を私に譲ってくれたので、無事に月森最前センターで見ることが出来ました。

 今回ライブに、のりりんとセシルのジャケットをお揃いで着てったの(笑) 札幌から仙台まで、月森君がステージで着ていた衣装とお揃い♪ でも新潟からは着なくなっちゃったけどねー(苦笑) セシルなんて、普段は私、お店にも入らないし、もちろん着たこともなかったけど、頑張っちゃいました(笑) 似合うのかどうか、すごーく不安で....(苦笑) 友達に大丈夫!って言われて、少し安心したけど、それでもドキドキ☆ しかも、会場に着て行ったら目立つ目立つ(爆) 開場時間ギリギリに行ったら並んで待ってる場所がなくって、階段の段の上にいた時に振り返ったら、皆見てるんですけどぉ〜(汗) かなり恥ずかしかったですぅ。
 AZの中は結構空調が効いてて涼しくて、ジャケット着たままライブ始まっても楽勝でした♪ でも後半になると大変だろうなって思って、私は途中で脱いじゃいましたけど(笑) 一緒に着ていたのりりんは、本編終了までがんばっていました(笑)

 ライブは札幌・秋田バージョン。Rainyで始まるこのセットリスト、私は案外好きですvv 盛り上がりがイイから(笑) 始まる前に、目の前にあるセンターのバッテン印を見てるうちに、心臓がバクバクになってきてたんだけど、始まるともう....何がなんだか判らない(笑) ただもう目の前に月森くんがいて、近くって格好良くってサイコーで楽しくて!
 AZはステージと最前に少し間があいていて、手を伸ばしてもあとちょっと!のトコロで届かない〜(笑) まぁ別に今更さわりたいワケじゃないけど(爆)
 最前のいいところは腕が伸ばせる、手振りが思う存分出来るってコト(笑) 私は結構独自にいろいろやってました♪ ヘドバンも、思いっきり柵に倒れ込んで出来るから楽しい〜!! My name is〜とか雷魚とかは、後ろからもどんどん押されるから、自分でしなくても自然とヘドバンできてしまう状態(笑) でもあまりキツイと、後ろにグイッと押し返しちゃうから、私の後ろの子は大変かも(^^;

 この日のライブの印象は、実は超個人的に『心の隙間』で埋め尽くされています。札幌で初めて聴いたときから、この曲をライブで聴くのがすごく好きになっていたけれど。今回のココは、特別です。今までも最前になったことはあるし、月森くんに見つめられて歌ってもらったこともあるけれど、ずっと見つめられ続けてたのは初めてで。
 でも私、月森くんの声を聴きたくて、声に意識を集中しすぎると、視界がぼやけるんです(苦笑) でも視線が合うと月森くんに心奪われて何も考えれらなくなるし。せっかく大好きな曲だから歌も聴きたいと歌に集中してて、ふと意識を取り戻すと月森くんと思いっきり目が合う....。歌を聴いていたいのに、月森くんと見つめあっていたいのに、もうどうしたらいいのか判らない状態で(苦笑) それでも最高に幸せな時間でした。
 もっとも、次に演った『Sweet rain』や他の曲の時は、最前だから目は合うけど一瞬だったし、後半はほとんど合わなかったので、余計に印象深いのです。

 それからこの日、中盤に思いっきりベーストラブルがありました。なかなか直らなくって拓磨くんはいなくなっちゃうし、月森くんもMCしないもんだから、珍しくHIROくんが喋りはじめて、それにMORIくんも加わったりして、ギターコンビのMCという大変珍しいものを見させていただきました。月森くんも加わっての3人のトークは、面白かったです〜(笑) いつも喋る拓磨くんやヨコりんがいないものだから、かなり頑張ってる月森くんとHIROくんでした。MORIくんはいたって普通だったけど(笑)

 金沢はwyseにとっての初めてライブをする土地で、本来なら地元の子たちが最前に来れればよかったんだけど、私たちが占拠してしまったのは申し訳なかったと思うの。でもスゴイ状態だったよ、最前は(苦笑) あんなのはかなり久しぶりで、私自身は普段あまりヘドバンしないんだけど、つられて相当激しくやってしまったし、でもとっても楽しかった(笑)
 あの感覚を言葉にするのは難しいよ。だけどあの景色は、いつまでも私の記憶の中に焼き付いているの。とてもとても、最高に楽しくて幸せだった記憶としてね。



 そういえば、ライブ終わって外に出るところで友達を待っていたら、声を掛けられたんだ。セシル着てたからすぐ判ったんだろうけど、「最前にいましたよね?」って。しかも「新潟のイベントも来てませんでした?」って....。ビックリしていたら、その子たちも新潟の人なんだって。大阪弁が苦手って質問読まれたのが私だって覚えていたみたい。やっぱり覚えられてるよ〜(苦笑) ちょっと焦った出来事でした(笑)


2002/11/10 長野CLUB JUNK BOX


 長野は、整番が良くなかったので後ろで楽しもうと思ってたの。今ツアー、ずっと前の方でばかり見ていたからね。実際に会場で並んでみたら、FCで出てた番号のほとんど最後尾なことが判り(爆)、客は一般合わせて300人もいないことが判ったので、キャパに比べて随分と余裕がありそう(苦笑)
 入って2柵目の2列目くらいにいたんだけど、後ろは全然空いてて、2柵最前の子たちは背が小さい上に全然動かないもんだから、すごく楽。月森くんの視線が来るセンターで、思いっきり暴れてきました!ホントに久しぶりに暴れた〜(笑) 腕を伸ばせる余裕もあるし、ジャンプも出来るし、腰を屈めてのヘドバンも出来る....けど、捉まる場所がないところでのヘドバンはふらついてダメね(笑) 結局2回ぐらいしかやらなかったかな。だけど、本当に自由に身体が動かせるって楽しいーっ!(爆)
 しかも、やっぱり後ろでもセンターはいいわ♪ 月森くんの視線が来るっっ!ちょっと遠いから微妙に視線が合うかどうかまでは確認できないんだけど、それでも月森くんがこっち見た時は、手を振って飛び上がったりして、なんかミーハーチック☆ たぶん月森くんにはちゃんと見つけてもらってたと確信しております(笑)

 『心の隙間』は相変わらず良くって、うっとりして。でも『Time capsule』で、たぶんノドを痛めちゃったんじゃないかなぁ。途端に声が出なくなったの。次の『Perfume』までぼろぼろで。でも歌い方を変えたあとは、とりあえず無難に最後まで歌うことができてました。たとえば最近のwyseしか知らない人とかは、あれで全然不満はないと思う。ただ、私は今ツアーの歌い方が前みたいな歌い方に戻ってきてたことに、すごく喜んでいたので、非常にツラかったです。特にアンコールでの『bring you my heart』は、金沢で聴けてなかったから、久しぶりで嬉しかったんだけど、あの歌い方をする『bring〜』はとても切ないの。更に『Twinkle Stars』では....もう聴いていられなくって。月森くんがこっちを見ていたのは判ってたんだけど、思いっきり視線そらしてしまいました....。俯いたり、HIROくん見たり。だって聴いてられないんだもの〜(涙) 声出ないんだから仕方ないって判ってるんだけど、アクシデントだって判ってるんだけど、月森くんゴメンって思いながら目をそらしてた。
 そんなに極端に調子が悪くなったわけでもないから、ライブ終わった後にアンケートで「たぶん巧くごまかせてたと思うよ」って書いたんだけど、みんなに聞いたら思いっきり気づかれてて(爆) 全然誤魔化せてないじゃん!って笑ってしまいました(苦笑) 笑い事じゃないんだけど(^^; さすがみんな月森ファンです(笑)

 長野のアンコールは3曲だけだったんだよねー。1回目のアンコールで、今ツアー初の『3 years later, I...』をやったのはいいんだけど、2回目のアンコール、何を私は期待していたんだろうなぁ(苦笑) 『Twinkle Stars』が始まった時は、まじめによろけました(爆) 本当に、まじめによろけました(苦笑) いや....まぁ、いいんだけど....(苦笑)



 長野のライブが終わった後は、しばらくライブがないので、軽くツアーファイナルな気分でした(笑) 特に今回、ライブとは関係ないところで個人的に、札幌....いや、その前の新星堂のイベントからイロイロあって。ココには書けないことなんだけど、すごく嬉しかったりしたのです。あんなに一生懸命、月森くんに手紙書いたのも初めてだし(そもそも月森くんに手紙を書いたことは過去1度しかなかったです)、なんだか手紙書く癖がついてしまったようで(笑) 大阪からのライブでも、手紙渡そうかな〜と思ったけど、書くネタがないし(爆) いったいみんなは手紙に、何を書いてるのでしょ〜か!?(笑)


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