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九州北部災害被災地支援について
あさくら災害母子支援センター・きずな

7月5日の九州北部の豪雨では、福岡県朝倉市や東峰村、大分県日田市に大きな被害を与えました。私たちにとって近隣地域であるために、AWCの会報を手にされる皆様の周囲にも被災された方々がいらっしゃることと思います。

これまでの活動で交流のある方々が、朝倉市で「あさくら災害母子支援センター・きずな」を立ち上げ、被災された女性と子どもたちの心身の回復と女性ボランティアのために、避難施設運営をスタートされました。AWCスタッフからも早速カンパをお送りしたところです。

皆さまにも、センターの趣旨をご理解いただき、ぜひご賛同いただきたくお願いいたします。

≪支援金送金先≫
ゆうちょ銀行 17420-83109481 アサクラシサイガイボシシエンセンターキズナ

≪連絡先≫ 同センター  〒838-0069 朝倉市来春328-1  ☎ 0946-22-2078

読んでみました!絵本「虐待とDVのなかにいる子どもたちへ~ひとりぼっちじゃないよ」

虐待とDV:表1

 

希望の時や絶望の時など、様々なシーンで本や絵本は、私たちに不思議な力を与えてくれます。今回、AWCより新版で発刊された「虐待とDVのなかにいる子どもたちへ ひとりぼっちじゃないよ」は正にそういう一冊です。

前半は、DVや虐待のこと、それに苦しむ気持ちや、向き合う時の方法など、将来に向けてのとても大切な深い内容を、分かりやすく整理し、優しく語りかけてくれます。DVや虐待でとても辛い状況にいる子どもたちや大人にも、伝わりやすいメッセージと、温かいイラストに自然にうなずいてしまう、稀有な本です。

後半には、具体的な社会資源の情報や、「児童福祉法」制定の流れ、社会状況との関連などが詳しく載っています。小さめの本ですが、読んだ方から「知りたかった情報がたくさんあって、読みやすくてすごい内容の本ですね」との声をいただいています。

当事者、現場関係者、福祉・教育・医療関係者など、一人でも多くの方々に、この本を手に取っていただけたらと思います。今年の11月には、原画展も予定されています。AWC元スタッフの心のこもった温かい優しい原画を、是非ご覧ください。この本が、より身近に感じられますよ。お楽しみに!   

(明石書店 ¥1,200+消費税)







台湾から日本へ緊急報告
移住ケア労働者の受け入れと権利運動の展開

7月6日渋谷男女平等ダイバーシティセンターにて、アジア女性資料センター、移住労働者と連帯する全国ネットワークが主催し、移住ケア労働者の日本の現状と台湾での権利運動について報告会が開催された。概要を報告したい。

報告1:「日本での外国人家事・ケア労働者をめぐる動き」(竹信三恵子さん)

内閣府主導の国家戦略特区での「家事支援人材」により、すでに神奈川、東京、大阪へ165人のフィリピン人が来日し労働している。そもそもなぜ「労働者」でなく「人材」なのか。「人材」であれば労働法の適用を受けず、単純労働者を受け入れないという入管政策と相反しないですみ、様々なハラスメントや人権侵害を議論に上げないためとしか考えられない。在留期間は3年と短いのも、労働組合などの権利活動をしにくくするためではないか。契約は受け入れ企業と行い請負形式であるのに、利用世帯が「人材」に対して指示命令を出さないことは考えにくい。家事支援以外にも在宅介護、子どものケアなどへの転用も可能。
労働法の適用、受け入れ企業以外の相談・支援窓口の開設は、最低限必要だと考える。

報告2:介護における正義とは(台湾国際労工協会 呉 静如-Jing Ru,Woo-さん)

台湾の移住労働者は、ホワイトカラーとブルーカラーに大別され、ブルーカラーには職種や運用に様々な制限がある。約65万のブルーカラー移住労働者のうち、約37%が女性の介護・家事労働者である。1992年、日本と同様、労働力不足と女性の活躍のために導入された。

介護・家事労働者は、フィリピン、ベトナム、インドネシア人がほとんどで、一方、要介護者の7%が施設利用、残る93%が在宅介護と、圧倒的に在宅介護が多い。このうち28%を移住ケア労働者が担っている。住み込みであっても自室を持たず、週1日の休みもなく、労働基準法の適用がない。1日平均17.72時間働いている(2012年)という調査報告もある。

呉さんたちメンバーは空港へ出向き、契約途中で強制帰国させられる移住者たちに声をかけ、権利を伝えるとともに支援してきた。現在は空港に、契約途中の移住労働者が立ち寄らなければならないサービスデスクが設置されたとはいえ、道半ば。介護を受ける人、労働者双方の人権が守られるケアの正義とは?要介護の家族を持つ呉さん自身を含め社会全体の問題でもある。

まとめ
家事、育児、介護は長らく女性の仕事だった。労働力不足に端を発する女性の活躍推進がうたわれている。悪いことではないが、では家事や家族の世話は誰が担うのか?国は自国女性の代わりに、移住ケア労働者に担わせようとしているのだろうか。保育や介護などの社会保障を充実させ、家族の構成メンバー全てが責任を持ち協力すること、職場にあっては長時間労働を抑止することでしか解決できないのではないかと思う。少なくとも、先進国と途上国の女々格差になることだけは避けたいと思う。報告会には、多文化共生、労働、ジェンダー、LGBTQなど様々な分野に関わる人たちの参加があり、情報交換ができたことも成果だったと思う。


報告・移住者と連携する全国フォーラムin福井2017

移住者と連携する全国フォーラムin福井2017が6月17・18日に開催され、AWCからも参加した。
全体会では弁護士の駒井知会さんより「日本における難民認定制度と日本社会の未来」について講演があり、難民申請が2016年は10,901名だったのに対し、認定されたのは約0.3%にあたる僅か26名で欧米と比べて極めて低い現状が説明され、「強制的に移住を強いられた人々の人権が守られない社会が、日本で暮らす他の移住者の人権を守れるだろうか」と申請や審査の問題点を訴えた。

その後の分科会で、私は女性・貧困「移住女性の就労現場から」に参加した。
分科会では『就労支援』をテーマにパネルディスカッションが行われ、堀永乃さん(グローバル人財サポート浜松)より、日本語教育を活かした外国人の人材サポートの実施報告があった。続いて、介護現場での移住女性の現状について神奈川県のKさんより報告があり「夢は外国人の高齢者が増え、その支援をし、外国人だからではなく平等に扱われるようになりたい」と語られたのが印象的だった。

介護現場での移住女性の現状を語ってくれたKさん(民間介護会社社員)の声を紹介したい。  プロフィール=フィリピン出身、日本人夫、義母の介護のためヘルパー2級取得し医療法人勤務。

  1. 会社には33人外国人が働いており22人がフィリピン人で、22人の内訳は、元々日本に定住している人と日系フィリピン人とが半数ずつ。給料は日本人と同じで初めは日本人スタッフから反対もあったが今はない。フィリピン人スタッフの多くは、読み書きできないので日本に来る前に日本語を勉強した方がいいと、勤務先の医療法人ではマニラに日本語を学ぶ学校をつくった。誰でも入ることができるが、主に日系フィリピン人や日本に住んでいたが学校になじめない等の様々な理由で帰国した子どもが多い。現在、半年間はフィリピンへ帰国して学校で指導し、その人たちを日本に連れてきて現場に送っている。生徒たちの渡航費用は借金になる。高齢者が外国人に慣れていないことや日本人スタッフとの関係性など新人のサポートは大変だが、まわりと助け合ってやっている。川崎市内には42の施設があり5人に1人はフィリピン人である。
  2. 日本社会への提言と夢は、外国人の高齢者が増えその支援をすること。○○人だからではなく同じように面倒をみたい。「介護」が就きたい仕事になり、フィリピン人ばかりが入浴介護など重い仕事をさせられるのではなく、平等に扱われる環境で働けるようになりたい。

二日目はベトナムの技能実習制度の実態や、福井で起きた技能実習生の強制送還の現場を撮影したビデオを上映。技能実習制度の目的と実態にある問題点を考え、制度の廃止を訴える議論がされた。

全国フォーラムも21年目を迎え、分科会のテーマも問題点も法律と政策によって新しいものもあるが、この大会がなければ訪れることはなかったであろう福井で、人権を軸に全国でがんばっている仲間たちの声を聴き活動を続けることの大切さを感じ、元気をもらうことができた二日間であった。


「フォトジャーナリスト林典子が見た世界の女性たち
~一枚の写真に込める思い~」に参加して

顔に硫酸をかけられた女性が、その後美容院で働き始め、開店前に鏡の前で化粧をしている一枚の写真。背筋がピンと伸びるようなその女性の美しさと強さ、それはどこから来るのだろう。

「パキスタンでは、結婚や交際を拒否したり、浮気の疑いをかけられたりした女性が、名誉を傷つけられたとする男や近親者から報復として顔に硫酸をかけられる事件が後を絶たない。DVを受ける中で被害にあうこともある。被害を受けても警察に通報できないことも、子どもが被害にあうこともある。」と林さんは言う。硫酸による暴力はバングラディッシュやアフガニスタン,カンボジアなどの国々でも多く、被害を受けた女性は皮膚が焼け、耳や鼻が解け、傷は骨まで達し、失明することもあるとも。

辛く苦しい手術をしても元の顔を取り戻すことはできない。林さんは被害にあった女性たちと生活を共にして写真を撮り続けている。一緒に過ごすうちに、少しずつ打ち解け、暴力を受ける以前の姿を垣間見せてくれたり、本当の気持ちを打ち明けてくれたりすることもあるそうだ。誰に、彼女たちの日常を奪う権利があるというのだろう。一人の人生を奪ってしまう暴力。

写真から伝わってきた彼女たちの美しさ強さは、彼女たちが受けた暴力から目をそらさず、それを受け止め、一歩ずつ前に進んできたからこそのもの、彼女たち一人一人が身をもって語る彼女たちの人生そのものだからではないかと感じた。

世界には女性というだけで、軽視され差別され、危険な目にあっている人が多くいる。この現実をきちんと見ていかなければと思った。


日本語学校の留学生問題を考える

九州内で外国籍市民支援に携わる民間グループでつくり、AWCも加盟している「移住労働者と共に生きるネットワーク・九州」(九州ネット)が7月15日(土)、福岡市人権啓発センターで学習会を開いた。

今回のテーマは『日本語学校留学生を巡る利権構造の下で横行する留学生への人権侵害等とその解決のために』。九州ネットのメンバーが定期的に開催している相談会には、福岡県内外に暮らす様々な立場の外国人から案件が持ち込まれる。近年、国内には日本語学校に在籍する外国人留学生が急増しているが、留学生から寄せられる相談から見えるものがあった。

少子高齢化のために経営が困難になっていく学校は学生確保のために、アジア諸国の若者を日本国内の日本語学校へと誘う。一方で、アジア諸国の若者は日本語習得と併せて高収入とうたわれる仕事(アルバイト)を求めて来日し、日本語学校へ入学する。受け入れる日本国内には、労働力不足や3K職場敬遠の風潮があり、何とか仕事を手にしたい留学生を労働力として確保できる仕組みがあり、日本語学校はいまや“安価な労働力のプール”とも位置付けられている、という。三者ともに“実”があるように感じる構図だが、実際には立場の弱い留学生に対し、一部の学校や職場で差別的扱いや人権侵害が起きていることや、学費と生活費を確保するための深夜から早朝にかけてのアルバイトに体力を消耗し、勉強どころではない現状が報告された。

最後に、九州ネットとしては相談会において留学生に法律や在留資格等についての適切な情報を確実に当事者に渡し、人権侵害事案においては官民の関係機関との協力で外国人当事者の権利擁護のために動いていく方針であることが確認された。

リレーエッセイ

わたしは、昨年の4月からAWCの電話相談員としてメンバーになりました。それまでは、他の所で相談員をしていました。その当時、外国人の方の相談を受けたときは、滞在資格などについて曖昧な知識で対応することが不安で、その都度AWCに問い合わせ相談をしていました。

今までは外からAWCを見る立場だったのですが、今回、AWCの内側にいる立場になりました。とても曖昧な印象のAWCでしたので、一体どういう所なのかという思いがありました。実際に中に入ってみると、空間的にはあまり広いとは言えませんが心地よい空間で、スタッフが一人何役もこなしています。

忙しくめまぐるしいはずなのだけれど、お昼はみんなでお弁当を一緒に食べ、時々誰かの一品二品差し入れがあり、それをみんなで分け合っていただきます。何となく無駄話をして、それでいてそこには熱意があり、その熱で空気が温かくなり漂っているという感覚の所です。とても居心地がよく、安心しておられる場所です。それが、AWCのエネルギーの源なのかもしれません。


アニパニだより

秋の空が高く澄み渡り、爽やかな日々が続いております。
アニパニは、私が営業を引き継ぎ今年の10月で4年が経ちました。カフェ営業を中心として、各種の教室や音楽ライブや、作家さんによるギャラリーの展示など、コミュニティカフェの要素も次第に大きくなっています。年代を問わず、地域の方々が気軽に集えるカフェとなっている事に、スタッフ一同、日々喜びを感じております。
さて、11月に入りましたらアニパニの看板商品のフェアトレードチョコレートが入荷します。今年も2社のフェアトレードカンパニーから、10種類の良質なカカオのみを使用した美味しいチョコレートがカウンターに並びます。保存料や乳化剤を使用していないため、冬季限定販売となっておりますので、お早めにお買い求め下さい。
皆様のお仕事や家事の合間に、ゆっくりお時間が出来ましたら、是非アニパニにお越しください。スタッフ一同お待ちしております。

 フェアトレードカフェ・アニパニ Fair trade & gallery  Café annipanni
春日市春日公園7-108 ℡&fax 092-573-2420
営業時間:月曜~土曜(日祝休み)11時半~17時



☆☆☆ 会員になってAWCをご支援ください ☆☆☆

AWCは会員の皆さまによって支えられています。(個人年会費10,000円または3,000円、団体年会費10,000円、
シェルター維持会員50,000円)年4回のニュースレター、各種講座のご案内をお送りします。
詳細は事務局へお問い合わせください。
振込先:ゆうちょ銀行振替口座01730-1-47「特定非営利活動法人アジア女性センター」
★メールでの各種情報をご希望の方は、下記メールアドレス宛にお名前を添えてお申込みください。

横巻き: ◆アジアン・ウィメンズ・ホットライン  Tel 092-513-7333  日本語、英語  月~金曜日 9:00~17:00  フィリピン語 毎週月曜 9:00~15:00 &毎週水曜10:00~17:00 &毎週金曜  13:00~16:00  タイ語   毎月第1木曜 10:00~16:00  中国語   月、火、水、金曜 9:00~17:00  韓国語   毎月第4木曜 10:00~13:00  インドネシア語 毎月第2木曜  10:00~16:00  ◆ちくし女性ホットライン 月~金曜日 10:00~17:00 木曜日10:00~20:30  Tel 092-513-7335  ◆あさくら・おおき・おごおり・かま女性ホットライン 月~金曜日10:00~17:00  Tel 092-513-7337  (各ホットラインとも年末年始・祝日は除く) 

アジア女性センター

 

 〒812-0877 博多南郵便局私書箱18号
  awcロゴマーク白黒                                                                  Tel&FAX:092‐513-7333

  E-mailawc-a@atlas.plala.or.jp

  ホームページ: http://www1.plala.or.jp/AWCenter/  

 
 

 

*アニパニ語学教室で学びませんか?


フェアトレードカフェ「アニパニ」では地域に住む外国籍の女性たちによる語学教室を開いています。英語・韓国語・中国語・インドネシア語・タイ語を学べます。月曜から土曜(祝日除く)の午前10時~午後5時(ランチタイム除く)。受講料は、50分の講座4回で6000円ですが、レッスン時に1ドリンクをお願いしています。どうぞお気軽にお問い合わせください。


 





人身売買被害者向け情報カードができました
 
「女性と女児のためのソロプチミスト・クラブ助成金」を受け、人身売買被害者に支援が届くようにと8ヶ国語(フィリピン語、英語、中国語、スペイン語、タイ語、ベトナム語、ロシア語、韓国語)のカードとポスターを作成しました。福岡入国管理局や福岡空港のターミナルにおいてもらっています。エスニックレストランや病院など置けるところをご存知の方はご連絡下さい。必要分お送りします。



  
通訳派遣します! 翻訳承ります!

英語・タガログ語・中国語・タイ語
インドネシア語・ロシア語・スペイン語
韓国語・ポルトガル語・ベトナム語など

● 通訳 ¥6,000/時間(税別)+交通費実費

● 翻訳 ¥4,000/A4(税別)200語程度

*詳細はAWCにお問い合わせください。

 



★ホットライン★

◆アジアン・ウィメンズ・ホットライン

Tel 092-513-7333 日本語、英語 月~金曜日 9:00~17:00

フィリピン語 毎週月曜 9:00~15:00 & 毎週水曜9:00~17:00 & 毎週金曜  13:00~16:00

タイ語 月~金曜 10:00~16:00  

中国語 毎月第2
水曜 10:00~16:00

韓国語 毎月第4木曜 10:00~13:00  

インドネシア語 毎月第2木曜 10:00~16:00


◆ちくし女性ホットライン  Tel 092-513-7335 
月、水、木、金曜日 12:00~19:00
土曜日 10:00~17:00


◆あさくら・おおき・おごおり・かま・やめ女性ホットライン
 Tel 092-513-7337 月~金曜日10:00~17:00
(各ホットラインとも年末年始・祝日は除く)